irumoメリット：特典
合計6,600円のdポイントが貰える
「irumo」の利用開始の手続きを完了させると、エントリー翌月に、dポイントが6,600ポイント（期間・用途限定）が貰えます。
これは、ahamoを契約した場合のdポイント特典5,000円よりも1,600ポイント多い計算です。
| プラン | irumo | ahamo |
|---|---|---|
| 特典対象 | 3GB：月額2167円 6GB：月額2827円 9GB：月額3377円 | 20GB：月額2,970円 |
| dポイント還元額 | 6,600ポイント | 5,000ポイント |
| 期間 | 2024年1月5日（金）～終了日未定 | 2024/2/12（月）～2/26（月） |
| dポイント付与時期 | 進呈条件を満たした月の翌月 | 2024年3月下旬 |
| 契約条件 | 他社から乗り換えでSIM・eSIM契約 | 他社から乗り換えでSIM・eSIM契約 |
| タイアップキャラのトーク動画特典 | ー | ・オモコロチャンネルのおまけ動画 ・未公開オフショット画像20点 |
期間限定ではない
ahamoのdポイント特典は毎月開催していますが、毎月エントリーと開通期限があり、例えば2月12日〜2月26日までにエントリー、2月12日〜2月29日までの間にahamo開通と決められています。
2月29日以降はエントリーできません。また、2月29日以降に開通するとdポイントが貰えなくなります。
irumoはエントリーと開通期限が2024年1月5日（金）～終了日未定となっていますので、現在のところはいつでもエントリーができます。また、開通に期限がないので遅れてもdポイント受け取りが可能です。
ahamoでdポイント特典がない時期に契約は損なので、データ容量が9GBで間に合うならirumoでdポイント受け取りした方が得策です。
| プラン | irumo | ahamo |
|---|---|---|
| エントリー期間 | 2024年1月5日（金）～終了日未定 | 2024年2月12日（月）～2月26日（月） |
| 開通期間 | 2024年1月5日（金）～終了日未定 | 2024年2月12日（月）～2月29日（木） |
dポイント進呈が早い
irumoはエントリーの翌月よりdポイント（期間・用途限定）6,600ポイントをプレゼントしています。
dポイント進呈までが早いので、翌月からdポイントを料金にあてるなどして安く利用することができます。
「irumo」の利用料金の支払いに、dポイントをつかうことができます。 dポイントクラブサイトで事前に設定をしておけば、1ポイント単位で利用料金に充当することができます。
【irumoポイント進呈サイクル事例】
| エントリー日 | 1月15日 |
| irumo申込日 | 1月15日 |
| irumo開通日 | 1月20日 |
| ポイント進呈時期 | 2月 |
OCNモバイルONEからの移行も対象
irumoのdポイント特典はOCN モバイル ONEからMNPを利用して「irumo（irumo（0.5GB）を除く）」へご契約の場合はキャンペーン対象となります。
LINEMOではLINEモバイルとワイモバイルからの乗り換えはPayPayポイント特典の対象外ですが、irumoでは同じ系列のドコモが運営するOCNモバイルONEからの移行でも特典対象となっています。
事務手数料無料
irumo公式オンラインから申し込みで事務手数料無料となります。
OCNモバイルONEでは、SIMカード準備料394円（税込433.4円）がかかっていましたが、irumoではSIMカード準備料はありません。
irumoは初期費用無料となりますので、エントリーパッケージを使う必要がありません。
| irumo申込み窓口 | irumoサイト | ドコモショップ |
|---|---|---|
| 事務手数料 | 無料 | 3,850円 |
| SIMカード準備料・SIMカード発行手数料 | 無料 | 無料 |
| SIMカード再発行手数料 | 1,100円 | 3,850円 |
| プラン変更 | 無料 ・irumoからahamo ・irumoからeximo | irumo同士：無料 irumoとahamo間プラン変更：無料 irumoとeximo間プラン変更：無料 (3G)4Gから5Gの変更：3,850円 |
| 機種変更 | 無料 （ドコモオンラインショップ） | 3,850円 |
| 解約 | 無料 | 無料 |
| MNP転出料 | 無料 | 無料 |
| 名義変更 | 無料 | 3,850円 |
| 電話番号変更 | 不可 | 3,850円 |
| 電話番号保管 | 1,100円 | 3,850円 |
| 頭金 | 無料 （ドコモオンラインショップ） | 3,300～11,000円 |
irumo
irumoメリット：データ通信量
4つのプラン構成
| プラン | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
|---|---|---|---|---|
| 月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
| みんなドコモ割 | ー | カウント対象 | ||
| dカードお支払割 | ー | ▲187円／月 | ||
| ドコモ光セット割 または home 5Gセット割 | ー | ▲1,100円／月 | ||
| 月額料金 割引適用後価格 | 550円 | 880円 | 1,540円 | 2,090円 |
| 国内通話料 | 22円／30秒 | |||
| SMS通信料（国内） | 3.3円／回（受信料 無料） |
|||
irumoの料金体系は、データ容量別で4つに分かれています。その容量は0.5GB、3GB、6GB、9GBです。
ahamoは20GBの1プランですが、irumoではデータ容量を小刻みに選ぶことができます。
irumoは4つのプランがありますので、データ容量が大量に余る心配がありません。irumo同士でプラン変更が可能です。
6GBプランで2GBしか使わない場合は、3GBにプラン変更するなどして対処できます。
0.5GBで最小限に
0.5GBプランは通信速度3Mbpsとなっており、使えるデータ容量も少ないことから、LINEやメールだけしか使わない。あるいは、普段は自宅で毎日Wi-Fiを使うのでスマホを使う機会がない方に最適です。
0.5GBでは、LINEの音声通話は約20時間前後利用できます。ニュースサイトなどの閲覧は約3,300ページ見ることができます。
ネットを使わない、あるいはネットは最小限しか使わない方にとっては、最小限度の料金で済む0.5GBプランがおすすめです。
3GBがちょうどいい
3GBプランは、少なすぎず、多すぎずのちょうどいいプランです。
SNSやメール、LINE通話に加えYouTubeで時々短時間の動画を見る程度の使い方をする場合には最適なデータ容量です。
普段は自宅のWi-Fiでirumoのデータ消費をすることなく、外出時だけの限定的な使い方で月に3GB以内で足りるなどいう方にも最適なプランです。
6GBで少し余裕に
6GBプランは、外出先でもスマホをよく利用する人、一日のうち1時間以上はスマホを利用する人に最適です。
通話・LINEなどのテキスト送受信・Webサイト閲覧をする程度なら、6GBあれば十分です。
ちょっとしたネットでの調べものや通話、LINE、動画を短時間観る、アプリでゲームをするなどの使い方なら、6GB程度のデータ量でも十分足りるでしょう。
9GBで毎日動画視聴
9GBプランは外出先でも頻繁にネットや動画視聴をする人に最適です。日々の通勤通学の電車の中で暇な時間に動画視聴したい方は9GBがおすすめです。
毎日の移動中に動画を平均30分程度、具体的には1日あたり300MB程度見るような人にとって、ちょうど適しているのが9GBプランです。
20GBでは多すぎる、かといって6GBでは物足りないといった方には9GBが最適です。
irumoメリット：月額550円と維持費が安い
0.5GBプランが安い
irumoでは0.5GBプランは月額550円（税込）で利用できます。
0.5GBプランは、「4G通信しかできない」「通信速度は送受信最大3Mbps」「速度制限時の速度128kbps」など条件付きプランではありますが、これらの条件を関係なく使える方にとってはコスパの良いプランとなっています。
ワンナンバーサービスが使える
0.5GBプランは、ドコモのワンナンバーサービスに対応しています。
ワンナンバーサービスオプション月額550円（税込）とirumoの料金を合わせても月額1100円（税込）なのでワンナンバー専用の回線として使えます。
現在格安SIMをを利用している人が、Apple Watch cellular（セルラー）モデルを単独で契約をするなら「irumo」をデュアルSIMとして契約するのが最も安く契約できるプランになります。
SNSのサブアカウント用にできる
近年のSNSは電話番号の登録が必須となっています。
irumoの0.5GBプランは「LINE」「Twitter」「フェイスブック」「Instagram」などのSNSのサブアカウントを新規登録する際の電話番号認証用として使えます。
0.5GBプランは音声通話SIMとなりますので、SMSが使えます。
電話番号を仕事とプライベートで分けられる
irumoの0.5GBプランは通信品質が劣りますが、通話品質に関しては、「3GB」「6GB」「9GB」プランと相違はありません。
0.5GBプランは月額550円と維持費が安いので、電話番号を仕事とプライベートに分けたい時に最適です。
お子様に持たせる
irumoの0.5GBプランはお子様にスマホを持たせて、いつでも電話のやり取りがしたい場合に最適です。
ただし、家族がeximoであっても、irumoの0.5GBプランを利用するお子様への通話は有料となります。irumoでは0.5GBプランのみ、ファミリー割引のカウント対象外です。
また、0.5GBプランは通信量が少なく速度が遅いので、ネットを沢山使うお子様には向きません
メールやLINEを使う場合下り128kbps～1Mbpsが目安です。
0.5GBプランは3Mbpsの速度が出ますので、テキストのやり取りなら問題ありませんが、画像や動画などのファイルが添付されている場合、ダウンロードするのに時間がかかります。
irumoメリット：契約変更可能
irumoは現在契約できるドコモのプラン「eximo」「ahamo」への契約変更が可能です。
irumo同士にとどまらない
通常の格安SIMでは、データ容量を変更できるだけですが、irumoはドコモのプランとなっていますので、「eximo」「ahamo」への契約変更がいつでも何回でも繰り返し可能です。
irumoを契約してデータ容量が足りなくて困るケースでは、データ容量の多い「eximo」「ahamo」への契約変更がいつでもできる強みがあります。
eximoへ変更可能
eximoはデータ無制限プランで高速データ通信の上限容量がありません。（ただし、ネットワーク混雑時や大量通信時などに通信制限がかかる場合はあります。）
テザリングの利用について、一部の例外を除きデータ無制限です。
長期旅行へ出かける月はデータ無制限にしたいという場面では、irumoからeximoへの契約変更が可能です。
ahamoへ変更可能
ahamoは基本データ容量20GBを月額2,970円（税込）で利用可能です。
irumoの9GBでは微妙に足りない場面ではahamoへの契約変更が役に立ちます。
今までのOCNモバイルONEでは最高10GBまでのデータ容量しか用意されていませんでしたので、それ以上使いたくても使えませんでしたが、irumoはahamoへの契約変更で20GBまで使うことができます。
irumoへ戻すことも可能
「irumoからeximo」「irumoからahamo」に契約変更後にirumoへ戻すことが可能です。
ドコモのプラン間での契約変更は何度でも繰り返し可能です。
一時的にデータ容量を増やしたい月にeximoやahamoに変更し翌月はデータを使わないのであればirumoへ戻すということが可能です。
irumoは現在、ドコモの契約できるプランの中で一番安いプランとなっていますので、データ容量を使わない月は積極的にirumoへの契約変更を行うことで無駄な出費を抑えることができます。
ahamoでデータが余る時の節約になる
ahamoは基本データ容量20GBとなっており、月に3GB以下しか使わなくなってしまうこともあるでしょう。
その場合、irumoの3GBプランは月額料金2,167円（税込）なので、ahamoの月額2,970円よりも月額803円安いです。
ahamoからirumoへ契約変更し、また20GB程度使うようになったらahamoへ戻すという手もあります。
irumoメリット：通信
irumoはドコモの同一の通信インフラを使用していますので、他のドコモのプランと比較して、通信速度や通信品質に相違なく利用できます。
今までのドコモのプランでは2,000円台のプランが用意されていなかったので、irumoではドコモの高品質な回線をお手軽な料金で利用できます。
通信品質が向上
irumoとOCN モバイル ONEの大きな違いは、irumoはドコモがMNOとして提供するサービスであることです。
OCN モバイル ONEのようなMVNOサービスは、ユーザーの数やトラフィックに合わせて適切に帯域を増強しないと、通信速度が低下しやすくなります。
MVNOのデメリットとして、MNOの回線網を借り受けていることにより、通信速度が遅くなる場合があります。特に多くの人が利用する時間帯（通勤時間や昼休み、帰宅後の時間など）は混雑しがちです。
一方、ドコモが直接する提供するirumoではそのような心配はなく、通信品質は安定しています。
通信品質にこだわる方は、MNOのirumoを選ぶとよいでしょう。MNOでは自社の回線網を使用している分、MVNOに比べて通信速度が安定していることが魅力のひとつです。
通信速度が速くなる
irumoの公式サイトには、eximo・ahamoと同等の通信速度と記載されています。irumoはドコモのプランということもあり、ドコモの通信速度が期待できます。
irumoと同等の通信速度のahamoは、OCNモバイルONEよりも20Mbpsほど速いです。
OCNモバイルONEからirumoに移行すると通信速度が速くなっていることを実感できます。
5G通信に対応
irumoの0.5GBプランは5G通信が使えません。4Gエリア内でのみ使えます。
irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは、5G通信と4G通信が使えます。5G通信にかかる追加料金はありません。
irumoの5Gは、ドコモの5Gと同じサービスエリア（SA)で利用できます。irumoはドコモ回線を使用する料金プランのため、5Gが使えるエリアはドコモと同じです。
現在、5Gのサービスエリアは、主に都市部に限られています。しかし、今後エリアは順次拡大されていく予定です。
irumoの5G通信の速度は以下の通りです。4Gの通信速度と比べた場合です。
| 下り通信速度 | 上り通信速度 | |
|---|---|---|
| 5G | 最大4.2Gbps | 最大480Mbps |
| 4G | 最大1.7Gbps | 最大131Mbps |
5Gでは、高周波帯を用いることで広帯域が確保され、これまでの100倍ほどの超高速通信が可能となり、これまで処理しきれなかったような大容量データでも、超高速でやり取りできるようになります。
速度制限時は無制限
irumoで当月のご利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps、「3GB」「6GB」「9GB」の場合は送受信時最大300kbpsとなります。
速度制限時の速度は無制限で利用可能です。
２段階規制はありませんので、「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps、「3GB」「6GB」「9GB」の場合は送受信時最大300kbpsよりも遅くなるということはありません。
irumoメリット：サポート
irumoは契約時と契約後のサポート体制が整っているプランです。何か分からないことがあればサポートするスタッフがいるので安心です。
ドコモショップで契約代行と開通まで行う
irumoをドコモショップで契約した場合、契約手続きは全て店員が進めてくれます。
全て店員お任せで契約手続きが完了します。開通手続きも店員が行います。
お客様の方は、「本人確認に必要な書類」「クレジットカードもしくはキャッシュカード」を持参するだけで良いです。
ドコモショップで無料サポートも可能
irumoは契約後のお手続きサポートは一部を除き無料で可能です。
なかには事務手数料を取られる手続きもありますが、無料で対応してくれるケースもあります。
irumoオンライン手続き手順で迷った際に、ドコモショップ店員や電話やチャットを通じてサポートを受けられます。
契約はドコモショップでサポートが受けられる
irumoをオンライン契約・店舗契約にかかわらず、irumo契約者ならドコモショップで以下の「サポート」「手続き」を受けることができます。
- プラン変更
- 機種変更
- SIMカード再発行
- SIMカードからeSIM切り替え
- データ移行
- MNP転出
- 解約
- 名義変更
irumo契約後に何か困ったことがあれば、なんでも気軽にドコモショップでサポートを受けるのが強みです。
サポート内容によっては、事務手数料が発生するものもあります。
ただ、「irumo」は「eximo」と比べると、無料で受けられる設定のサポートには制約があります。
「eximo」は、OSのアップデートやスマホの初期化、生体認証などの設定サポートを無料で受けられますが、「irumo」では1回当たり1100円料金を支払う必要があります。
有料であってもOCNモバイルONEよりもサポート内容は充実しています。
| 項目 | irumo | eximo |
|---|---|---|
| 初期設定サポート（データ移行） | 2,200円／回 | 2,200円／回 |
| アプリ設定サポ―ト | 1,650円／回 | 1,650円／回 |
| フィルム貼付サポート | 1,100円／回 | 1,100円／回 |
| 初期設定サポート（OSアカウント設定） | 無料 | |
| 設定サポート（バックアップ） |
||
| 設定サポート（OSアップデート） |
||
| 設定サポート（スマホ初期化） |
||
| 設定サポート（容量オーバー解消） |
||
| 設定サポート（生体認証設定） |
||
| 設定サポート（ウェアラブル設定） |
問い合わせ窓口が豊富
irumoの問い合わせは、「チャット」「ドコモインフォメーション」「ドコモのオンライン窓口」「ドコモショップ」など多様な窓口を用意しています。
チャットで文字打つのが苦手な方は、電話や店舗来店にて問い合わせが可能です。
| irumoデメリット | 内容 |
|---|---|
| irumoデメリット:通話 | irumoは無料通話が料金に含まれず、かけ放題は別途オプション料がかかります。 |
| irumoデメリット:割引 | irumoの料金割引は「dカードお支払割」「ドコモ光もしくはhome 5Gセット割」です。割引ハードルがあります。 |
| irumoデメリット:0.5GBプラン | irumoの0.5GBプランは料金が安いですが、さまざまな制約があります。 |
| irumoデメリット:端末 | irumoオンラインは端末セットの販売をしていないので、機種変更にて端末購入することになります。 |
| irumoデメリット:海外 | irumoはデータ容量そのまま無料にて海外利用できません。時間・日数に応じた料金が発生します。 |
| irumoデメリット：サービス | irumoはeximoと比較するとドコモのサービスを多数利用できません。 |
| irumoデメリット：プラン | irumoは最大9GBまでとなっており、基本料金は割高です。 |
| irumo改悪点 | OCNモバイルONEの後継となるirumoは何が改悪されたかを案内します。 |
irumoデメリット:通話
かけ放題
irumoでは、国内通話かけ放題となる「かけ放題オプション」、5分以内の国内通話無料となる「5分通話無料オプション」がお選びになれます。
irumoは、「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」プラン共通で、かけ放題が料金プランに含まれません。
OCNモバイルONEでは0.5GBプランだけ最大10分の無料通話が料金プランに含まれておりましたが、irumoでは無料通話が付きません。
OCNモバイルONEでは10分かけ放題で月額935円（税込）でしたが、irumoでは5分かけ放題で月額880円（税込）です。料金に差はそれほどないですが、かけ放題の無料通話時間が10分から5分と短くなっています。
24時間かけ放題についてもOCNモバイルONEでは月額1430円（税込）でしたが、irumoでは月額1980円（税込）と値上げしています。
| 音声オプション | 月額料金 | 通話料 |
|---|---|---|
| かけ放題オプション（1,800円） | 1,980円 | 国内通話無料 |
| 5分通話無料オプション（800円） | 880円 | 国内通話 5分以内：無料 5分超過分：30秒あたり22円 |
料金プランに無料通話が含まれない
ahamoは5分かけ放題が料金に含まれています。OCNモバイルONEの500MBプランは10分の無料通話が料金プランに含まれています。
irumoは無料通話が料金プランに含まれておりません。通話をすると30秒あたり22円の通話料がかかります。
5分かけ放題をつけると月額880円が加算されます。
通話半額はない
OCNモバイルONEはプレフィックス番号の自動付与です。
「プレフィックス番号自動付与」は、文字通りプレフィックス番号を自動的に付与するというものです。
これにより、自動付与を自社サービスに採用したOCNモバイルONEのユーザーは、プレフィックス番号をつけなくても安い通話料で電話をかけられます。
OCNモバイルONEではオートプレフィックスも導入して、一般的には30秒22円の通話料が30秒11円です
つまり、通常通り電話をかけても、30秒11円で通話ができます。
irumoはプレフィックス番号の自動付与ではないので30秒22円の通話料がかかります。
家族へ無料通話ができない
irumoでは、ファミリー割引に加入することができますが、irumo側から同一グループへの発信は対象外となります。
そのため、同一グループ内の家族にirumoから発信する場合は料金が30秒あたり22円発生します。
家族への通話は無料になりませんが、家族がドコモならirumoへの通話は無料になります。
irumoデメリット:割引
みんなドコモ割
irumoは、みんなドコモ割の月額料金割引は適用対象外です。
ただし、irumo契約回線についてもカウント対象となり、同一ファミリー割引グループ内における、ドコモの月額料金については割引が適用されます。
irumoの料金自体は割引できませんが、家族が使っているドコモの月額料金は割引できます。
dカードお支払い割
dカードお支払割とは、スマホ代の支払いをdカードもしくはdカード GOLDにすると、毎月187円（税込）の割引を受けられるサービスです。
irumoの0.5GBプランはdカードお支払割がありません。
irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは、dカードお支払割で月額187円（税込）割引できます。
dカードの年会費は永年無料です。この年会費無料について特別な条件などはなく、たとえば前年度のdカード利用回数が0回だとしても、ずっと無料で使用することができます。
年会費が無料なので、irumoの料金を月額187円割引する目的で作成しても良いでしょう。
dカード GOLDの年会費は11,000円（税込）です。dカード GOLDは年会費がかかるので、irumoの料金割引目的ならdカードがおすすめです。
ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割
ドコモ光セット割とは『ドコモの光回線サービス「ドコモ光」と「ドコモのスマホ」をセットで利用することで毎月のスマホ代が割引になるサービス』です。
home 5G セット割は、ドコモのスマホと「home 5G」をセットでご契約いただく場合、「ドコモのギガプラン」の月額料金が最大1,100円割引になるサービスです。
家族全員がドコモのスマホを利用していた場合、適用条件を満たすと家族全員のスマホ代がお得になります。
irumoの0.5GBプランは、ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割が対象外です。
irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは、ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割の対象で月額1100円（税込）割引できます。
irumoの基本料金は高くなっており、ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割を使って大幅に料金が安くなる仕組みです。
逆に言えば、ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割を適用できないユーザーは割高になります。
長期利用ありがとう特典
irumoは「長期利用ありがとう特典」は対象外となります。
「長期利用ありがとう特典」とは、ドコモの対象となる料金プランをご契約のお客さまがお誕生月にd払いをご利用の場合、還元率が最大＋20％にアップする特典です。
d払いは、アプリをダウンロードしてすぐに使いはじめられるキャッシュレス決済サービスです。d払いを利用することで、お誕生月に「長期利用ありがとう特典」のdポイント還元を受けることができます。
爆アゲセレクションの対象サービスが少ない
「爆アゲ セレクション」とは、ドコモと提携した映像サービスを契約することで、dポイントの還元を受けられる特典です。
irumoの最大還元率は10％です。
「爆アゲ セレクション」は料金プランとコンテンツサービスをバンドルした「パックプラン」です。
ドコモ自身がサービスの契約窓口のような形になるため、ユーザー側は支払いを一本化することが可能です。サービスを提供する株式会社NTTドコモにとっては、販路の拡大につながります。
| 対象サービス | 還元率 |
|---|---|
| ディズニープラス | 10％ |
| Netflix | 10％ |
irumoの爆アゲセレクション対象サービスは「ディズニープラス」「Netflix」の2つのみです。
ahamoでは「ディズニープラス」「Netflix」の他に「Leminoプレミアム」「YouTube Premium」「DAZN for docomo」を契約している場合も、自動で爆アゲ セレクションのポイント還元の対象となります。
契約事務手数料3850円
irumoは、ドコモショップで契約や機種変更する際に事務手数料として3,850円がかかります。
ただし、irumoの公式サイトで契約手続きをする場合は事務手数料は無料です。オンラインで新規契約や機種変更は手数料がかかりません。
irumoデメリット:0.5GBプラン
各種割引が不可
irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランでは、「dカードお支払割」「『ドコモ光セット割』または『home 5G セット割』」の適用でさらにお得にご利用いただけます。
しかし、「0.5GB」プランはセット割が一切ありません。
ただし、元々の料金が550円（税込）と安いのでセット割がなくても問題ありません。
5G未対応
irumoの0.5GBプランは、5G通信未対応です。4G通信となります。
5Gは、4Gと比べて最大約100倍の高速通信が理論上は可能です。
大容量・高画質のデータも、通信にかかっていた時間が短縮され、高速で送受信できます。2時間程度の映画が、4Gでダウンロードすると5分はかかっていましたが、5Gなら3秒あればできます。
通信速度が遅い
irumoの「0.5GB」の通信速度は送受信最大3Mbpsとなります。
irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランの通信速度はドコモのプレミアプランと同じ速度になります。
画像や写真が豊富なサイトなら最低3Mbps程度あると良いので、「0.5GB」プランの速度は必要最低限な速度になります。
テキストが中心のサイトなら1Mbps程度でも支障なく閲覧できるので、0.5GBプランでも困ることはありません。
ただ、3Mbpsというのは、ahamoの速度制限時1Mbpsに近しい速度となっており、低速通信のような遅さとなっていてネットを使う上で不便になる部分が生じます。
速度制限時の速度128kbps
当月のご利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps、「3GB」「6GB」「9GB」の場合は送受信時最大300kbpsとなります。
なお、別途「1GB 追加オプション」または「スピードモード」をお申込みいただくことで、通常速度でご利用いただけます。ご利用データ量1GBごとに1,100円の課金となります。
128kbpsというのは、速度制限時としては最低の速度です。
普段4G LTEなどの高速データ通信に慣れていると、遅く感じるかもしれませんが、お友だちとメールやLINEチャットをしたり、スカイプ電話をするには支障のない速度です。
動画を見たり、たくさんの画像を表示するのには向いていません。
60歳以上の割引がない
OCNモバイルONEでは500MB/月（新コース）において、通信容量0.5GBと月途中に「60歳からの特典（最大12カ月間0.5GB増量）」適用により容量追加される0.5GBの合算で1GBとなっていました。
irumoでは60歳以上向けの特典がありません。0.5GBプランを契約しても1年間はデータ増量されるなどの優遇もありません。
irumoデメリット:端末
ドコモオンラインショップで端末セット契約不可
ドコモオンラインショップでは、料金プラン「irumo」のまま端末セット契約はできません。
irumo契約後にirumoのままドコモオンラインショップでの機種変更は可能です。
irumo契約時に端末購入ご希望の方はドコモショップや家電量販店で契約してください。
「5Gギガホ プレミア」「5Gギガライト」から変更と機種変更同時は不可
「5Gギガホ プレミア」「5Gギガライト」からirumoへプラン変更したい場合、ドコモオンラインショップで機種変更とirumoへのプラン変更が同時にできません。
「5Gギガホ プレミア」「5Gギガライト」にて機種変更をして、端末到着後にirumoへプラン変更します。
5Gギガホ/5Gギガホプレミアからirumoへ変更した場合、変更した月は5Gギガホ/5Gギガホプレミアの月額料金のみご請求いたします。
※通話料は変更前後それぞれの契約に従って計算いたします。
端末セットがない
irumoは端末セットがありません。SIMのみ契約だけになります。
端末を購入したい場合は、ドコモショップ・量販店で手続きが必要になります。
irumoをオンラインで契約後にドコモショップで機種変更も可能です。
対応機種の公式掲載はドコモ端末のみ
ドコモでは、irumo対応機種として5Gの場合は、「ドコモで購入した5G端末」か、「ドコモの提供する周波数帯に対応する機種」としています。
4G端末の場合は、対応するドコモ製品の一覧がPDFで公開されているが、他社から販売されている製品は明示されていません。
周波数が合っていれば、ドコモ以外で買った端末でも利用できることになりますが、他社が販売する端末については、ユーザーの自己責任の上で利用するよう案内しています。
au端末・ソフトバンク端末などの対応機種について対応機種に掲載されていないので、ドコモの周波数に合っている端末か調べることになります。
irumoデメリット:海外
データローミングは有料
irumoでは「世界そのままギガ」が使えます。これは、日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使えるデータ定額サービスです。
irumoは、「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」プランの月間データ容量をそのまま、海外200の国々・地域でご利用いただくことができます。
irumoで契約中のデータ容量を海外でそのまま使えますが「世界そのままギガ」を利用するので利用期間・利用時間により料金が発生します。
ahamoなら月間容量20GBの範囲内であれば追加料金なしで海外にて高速通信できますが、irumoは海外でデータ通信を行うのは有料です。
1時間200円/1日～30日の利用期間から、お好きな期間を自由に選ぶことができます。
プランは2種類あります
- 国・地域限定割プラン（70以上の国・地域）
- 通常プラン（200以上の国・地域）
利用期間に応じて割引が適用されます。
1日あたり980円でご利用になれます。
例：「国・地域限定割プラン」（70以上の国・地域で利用可能）の一覧です。
| 利用時間 | 定額料 |
|---|---|
| 1時間 | 200円 |
| 24時間 | 980円 |
| 2日間 | 1780円 |
| 3日間 | 2480円 |
| 4日間 | 3,280円 |
| 5日間 | 3,980円 |
| 6日間 | 4,680円 |
| 7日間 | 5,280円 |
国際ローミングのエリアが少ない
日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使えるデータ定額サービスを「世界そのままギガ」といいます。
ドコモの国際ローミングサービス「世界そのままギガ」では200以上の国・地域で国際ローミングサービスの利用ができます。
国・地域限定割プランなら利用期間に応じて割引が適用されますが、70以上の国・地域と少ないです。
200以上の国・地域で国際ローミングサービスの利用する場合は通常プランとなり利用日数に応じた割引がありません。
海外では通話料がかかる
irumoでは、海外で通話を利用するとその分料金が発生します。
日本国内であれば、かけ放題加入月額880円（税込）で5分以内の通話は無料になります。
しかし、海外では1分あたりから通話料金が発生します。電話発信だけでなく着信にもお金がかかります。
料金は利用する国によって異なります。
1分あたりの通話料一例です。
| 国 | 滞在国内 | 日本向け | その他の 国向け | 着信する場合 （円/分） |
|---|---|---|---|---|
| アメリカ（本土） | 125円 | 140円 | 265円 | 175円 |
| 中国 | 75円 | 175円 | 265円 | 145円 |
| ハワイ | 125円 | 140円 | 265円 | 175円 |
| シンがポール | 75円 | 175円 | 265円 | 155円 |
| オーストラリア | 80円 | 180円 | 280円 | 80円 |
| イタリア | 80円 | 280円 | 280円 | 110円 |
【海外での通話料調べる方法】
- 通話料を調べる
- 渡航先を選択する
- 機種を選択する
- この内容で検索
- 音声通話の＋マークをタップで渡航先での通話料が表示されます。
海外で通信するには設定が必須
irumoのスマホをそのまま海外で何もせずに通信はできません。
irumoを海外で利用する場合、手動でスマートフォンの設定をデータローミングにする必要があります。データローミング設定にしないと、海外でデータ通信が利用できません。
データローミングとは、海外滞在中、現地の通信事業者のネットワークを利用して、日本のドコモの通信設備と接続し、データ通信を行うための仕組みです。
■iPhoneの場合
「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ 「通信のオプション」 ⇒ 「データローミング」
■Androidの場合
「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」
irumoデメリット：サービス
ドコモメールは有料
irumo契約者はドコモメールをご利用いただけます。
irumo契約時またはirumo契約後も任意のタイミングでお申込みになれます。
ドコモメールをirumoで利用する場合は有料です。任意なので利用しない場合は料金がかかりません。
月額使用料：330円（税込）
初回お申込み日から31日間は月額使用料が無料！
（31日経過後は自動継続となり、その月から1か月分の料金がかかります）
irumoは基本料金が割高なゆえに更にドコモメールまで別途料金がかかります。
spモードが使えない
irumoはspモード非対応プランとなりますので、一部のオプションや機能が使えなくなる場合があります。
これまでspモードで購入したデジタルコミックや書籍、音楽、静止画、画像などのコンテンツが、強制解約により失われることや、データサービスで保存していた写真が失われる、ファンクラブなどの会費が払えなくなり、強制退会となることなどの問題が生じます。
クラウドに電話帳を保存する「ドコモ電話帳」もデータ消去となります。
ハーティ割がない
ドコモのハーティ割引は、ドコモの割引サービスの1つで、対象となる手帳・証明書をお持ちの方が受けられる割引サービスです。
irumoはハーティ割引が適用されないため、5分通話無料オプションは880円（税込）となります。
ahamoなら5分かけ放題が無料で付いていますので、音声オプションの割引は必要ありませんが、irumoは無料通話が付きませんので、ハーティ割がないということは、かけ放題オプション料金が割引できません。
irumoデメリット：プラン
月額料金が高い
irumoの月額料金は「ドコモ光セット割またはhome 5Gセット割」「dカード支払い割」で割引しない場合は割高です。
【割引適用前価格】
- 3GB：2,167円
- 6GB：2,827円
- 9GB：3,377円
特にドコモ光やhome 5Gを契約していない方は月額1100円割引ができません。
3GBで月額2167円というのは、LINEMOが3GBで月額990円となっていますので、2倍の料金価格となります。
初期設定サポートやデータ移行などのサポートをドコモショップで行ってもらうなどの目的がない限りは、見合わない料金を支払うことになります。
大容量プランがない
irumoは「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」プラン構成です。
9GB以上のプランはありません。20GBや100GBなどの大容量プランがありませんので、9GBで足りない方はirumoは向きません。
irumoは小容量から対応し、データ通信量の多さよりも価格を重視する人向けの料金プランです。
大盛りオプションがない
ahamoの料金2,970円(税込)に、月額1,980円(税込)の大盛りオプションをご契約いただくことで、ご利用可能データ利用量がahamoの20GBに加え80GB追加し合計100GBご利用いただけるようになります。
irumoには大盛りオプションがないのでデータ増量することができません。基本データ容量の範囲内で毎月やり繰りすることになります。
翌月データ繰り越し不可
irumoはデータ繰り越し不可です。
irumoの「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」プランで余ったデータ容量は翌月には消失します。
毎月のように大量にデータが余っている場合は容量の小さいプランへ変更を検討します。
1GB追加オプション1100円と高い
irumoは当月のご利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps、「3GB」「6GB」「9GB」の場合は300kbpsとなります。
なお、別途「１GB 追加オプション」または「スピードモード」をお申込みいただくことで、通常速度でご利用いただけます。
ご利用データ量1GB ごとに 1,000円（税込1,100円）の課金となります。「１GB追加オプション」「スピードモード」のご利用料金は、ご利用日数にかかわらず日割りで計算しません。
irumoの追加オプションは1GBあたり1100円（税込）と割高です。
ahamoやOCNモバイルONEは1GBあたり550円の追加料金となっていましたので、2倍の料金となっています。
irumoの追加オプション高いので、追加しないように基本データ容量に余裕を持たせるか、節約しながら使うことが最善です。
名称からプランのレベルが分からない
irumoという名称からプランの内容が予想しにくいです。
従来の「ギガホ プレミア」はデータ無制限の上位プラン、「ギガライト」は低容量のライトプランということが簡単に予想できる名称でしたが、eximo、irumoではどんなプランか予想が難しくくなっています。
名称の最後を「モ」にして「ドコ“モ”モらしさを出した」という説明があったが、評判の良い「ahamo」に寄せ、eximo、irumo、ahamoと統一感を出したかったとも言えます。
プラン変更時の料金
ドコモの旧料金プランからirumoに変更する場合は、すべて即時適用になります。
ただし、変更した月は、変更前プランの金額が適用される点には注意が必要です。
5Gギガライトからirumoに7月中に料金を変更するケースでは、irumoの料金が適用されるのは8月分からです。7月中は、ギガライトの料金が適用されます。
5Gギガライトからirumoの3GBに変更した場合は、変更した日から月末まで3GBしか利用できないのに5Gギガライトの料金を支払うことになります。
irumoのどのプランを選んでも当月中は変更前のプラン料金が請求されるので、5Gギガライトからirumoに変更する場合はirumoの中で一番容量の大きい9GBプランへの変更が得策です。
irumo同士のプラン変更は、原則として翌月適用になります。
翌月は3GBで十分の場合は、7月に5Gギガライトから9GBプランに変更し、7月中に3GBにプラン変更することで8月は3GBになります。
irumoデメリット：改悪点
OCNモバイルONEの新規受付終了と同時に後継としてサービス開始したirumoですが、改悪点が複数あります。
スマホセールがない
OCNモバイルONEではスマホセールが毎月1回ペースで開催されており、最安500円などで端末購入ができました。
irumoではスマホセールどころか端末セットまでもないです。
irumoで端末購入する場合はドコモショップや量販店で契約するか、契約後にドコモショップで機種変更することになります。
主にドコモショップでの端末購入となりますので、安い端末は期待できません。
料金比較では値上げに
irumoは月間利用可能データ量として「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」の4パターンを用意し、月額料金は550円／0.5GB、2,167円／3GB、2,827円／6GB、3,377円／9GBとなります。
これは割引前の設定で、dカードお支払割やドコモ光セット割またはhome 5G セット割を適用すると、0.5GBは変わらず550円だが、ほかは880円／3GB、1,540円／6GB、2,090円／9GBに割り引かれます。
これに対してOCNモバイルONEだが、まずデータ量は「0.5GB」「1GB」「3GB」「6GB」「10GB」の5パターンを用意していました。
料金設定は550円／0.5GB、770円／1GB、990円／3GB、1,320円／6GB、1,760円／10GB。データ量が異なる場合は一概に比較できないが、6GB以上はOCNモバイルONEよりirumoのほうが高くなっています。
irumoはセット割がない場合はOCNモバイルONEの2倍以上の料金を支払うことになります。
ドコモ光またはhome 5Gを契約しているなら改悪とはならないですが、ドコモ光またはhome 5Gを契約していないユーザーにとっては割高な料金を支払うことになります。
「MUSICカウントフリー」オプションがない
OCNモバイルONEでは「MUSICカウントフリー」オプションが使えました。
これはSpotfiyやAmazon Music Unlimitedなどの対象音楽配信サービスについては、通信容量にカウントしない＝使い放題できるという無料オプションです。
irumoで同様のオプションが用意されておりません。これがないなら、少ない利用可能データ量のさらなる節約が求められてしまうし、低容量プランはかなり使いづらくなります。
0.5GBプランに制限が増えた
| プラン・サービス | irumo | OCNモバイルONE |
|---|---|---|
| 月間データ容量 | 0.5GB | 0.5GB |
| 月額料金 | 550円 | 550円 |
| 最大通信速度 | 3Mbps | 制限なし |
| 速度制限時 | 128kbps | 200kbps |
| 1GB追加 | 1100円 | 550円 |
| 国内通話料 | 22円（30秒） | 11円/30秒（最大10分相当の無料通話付帯） |
| 通話方式 | VoLTE、VoLTE（HD+） | 電話回線（オートプレフィックス）※受話や一部番号はVoLTE |
| 5分かけ放題 | 880円 | ー |
| 10分かけ放題 | ー | 935円 |
| トップ3かけ放題 | ー | 935円 |
| 24時間かけ放題 | 1980円 | 1430円 |
| SMS | 3.3円／回（受信料 無料） | 3.3円／回（受信料 無料） |
| 無料オプション | ー | MUSICカウントフリー、5G |
OCNモバイルONEの500MBプランは月額550円（税込）で4Gと5Gの高速通信が使えて10分の無料通話が付きました。
OCNモバイルONEの500MBプランはその半分の250MBまで低速通信200kbpsで使えます。 低速通信を250MB使った場合は60kbpsまで速度が制限されます。
irumoでも550円で利用可能な0.5GBプランがありますが、このプランのみ「通信速度が最大3Mbps」「エリアに関わらず、4G（LTE）ネットワーク」「当月末までの通信速度が「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps」という制限がかかっています。
同じ550円でもirumoの方が制限が多く価値が下がっており使い物になりません。
10分の無料通話がない
OCNモバイルONEでは500MBプラン限定ですが料金プラン内に10分の無料通話がついています。
irumoでは全プラン無料通話は付いておりません。無料通話をつけたい場合は、かけ放題に加入が必要です。
月間10分通話するだけでも440円の通話料がかかります。
機種変更が契約中のままできない
OCNモバイルONEの時は契約中のまま5000円クーポンで機種変更ができました。
irumoでは、契約中のままドコモオンラインショップで機種変更できません。機種変更する場合はeximoにプラン変更が条件となります。
プラン変更が嫌な場合はドコモショップで機種変更なら契約中のまま可能です。
OCNモバイルONE機種変更する場合、「初期手数料3,000円（税込3,300円）」「SIMカード手配料394円（税込433.4円）」はかかりません。
irumoはドコモショップで機種変更する場合は3850円の手数料がかかります。
通話料金が値上げ
OCNモバイルONEはプレフィックス番号の自動付与です。
「プレフィックス番号自動付与」は、文字通りプレフィックス番号を自動的に付与するというものです。
これにより、自動付与を自社サービスに採用したOCNモバイルONEのユーザーは、プレフィックス番号をつけなくても安い通話料で電話をかけられます。
一般的には30秒22円の通話料が30秒11円です。つまり、通常通り電話をかけても、30秒11円で通話ができます。
irumoはプレフィックス番号自動付与がありませんので、30秒22円の通話料がかかります。
かけ放題に加入しない場合の通話料としては2倍に値上がりとなります。
かけ放題が値上げ
かけ放題のオプションサービスでは、irumoは5分かけ放題、OCN モバイル ONEは10分かけ放題なので単純比較ができませんが、完全かけ放題はirumoの1980円に対してOCN モバイル ONEは1430円と550円の差があります。
irumoは留守番電話サービスとキャッチホンサービスが付帯するものの、それらが不要な人にとっては値上げといえます。
また、OCN モバイル ONEでは通話料が高い3番号への通話が無料になる「トップ3かけ放題」というユニークなサービスも提供していますが、こちらはirumoにはありません。
データ繰り越しがない
OCNモバイルONEは「新コース」「新コース以外」両方とも繰り越し可能となっております。
「110MB」「170MB」「3.0GB」「6.0GB」「10.0GB」「20.0GB」「30.0GB」など基本通信容量の全てが繰り越しの対象となります。
これらは翌月まで、ご利用のコースの基本通信容量の残量を繰り越しできます。
irumoではデータ繰り越しできませんので余ったデータ容量は全て消失します。
050plus セット割がない
「OCN モバイル ONE」と「050 plus」を同時にご契約いただくと、「050 plus」の月額基本料が半額になるサービスです。
両サービスのご請求をまとめて支払う手続きをすることで、「050 plus」の月額基本料が毎月165円（税込）割引になります。
「050 plus」はスマートフォンからおトクに話せるIP電話アプリです。
アプリ同士はもちろん、050で始まる提携プロバイダのIP電話とも無料通話が可能。さらに固定電話や他社携帯電話への通話料も、通常の電話料に比べておトクに通話できます。
050 plusは新規受付終了となりirumoでは申し込みできません。
