irumoSIMのみ契約

irumoはSIMのみ契約可能

irumoは、スマートフォンなどを購入せずに回線のみを契約できるSIMのみ契約の「新規契約」「乗り換え契約」が可能となっております。

機種変更しなくてもirumo契約が可能です。

SIMのみ契約開始以前は、各キャリアで契約するにはそこで提供されている端末購入が必須でした。

現在では端末購入の条件等はありません。

端末セット契約は?

irumo公式サイトでは、端末セット契約ができません。

機種購入を希望の方については、「irumo」ご契約後に、ドコモショップにて機種購入をお願いします。

もしくは、端末を購入したい場合は、ドコモショップ・量販店で手続きが必要になります。

SIMサイズ

irumoで提供されるSIMカードは、nano SIMもしくはeSIMとなります。

「通常サイズ」または「micro SIM」に対応するスマホではirumoが利用できません。

nanoSIMカードは12.3mm×8.8mm、厚さ0.67mmのSIMカードです。

カードの縁にあるプラスチック部分が非常に狭く、ほぼICチップのみのサイズであるため、いまの形態のSIMカードとしては、これ以上小さい規格は登場しないでしょう。

ドコモから変更の場合はSIM交換不要

ドコモからirumoへ移行する場合は、原則SIMカードを入れ替えずにご利用いただけます。

ドコモユーザーがirumoプランに変更すると、申込手続き完了とともに今までのSIMがirumo契約に切り替えられてahamoの「通信」「通話」が使えるようになります。

SIMカードの到着を待つ時間がなくなるのと、SIMカードを入れ替えする手間がありません。

ドコモユーザーでもSIM交換が必要な場合

ドコモユーザーでもVer.3以下のSIMをお持ちの場合はSIMの交換が必要となります。

irumoでSIMカード交換必要なのは「Ver.3」「Ver.2」「Ver.1」です。

irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは4Gと5Gの通信方式のみに対応するため、Ver.3以下(3G対応)のSIMカードは非対応となります。

Ver.3以下のSIMカードを利用している場合は、対応するSIMカードとの交換が必要になります。

事務手数料

irumoのSIMは、ドコモショップなどの店舗からも申し込めます。

ただし、店舗で申し込むとオンラインからの申し込みではかからない、3,850円の契約事務手数料が別途かかってしまいます。

ahamoと違い店舗契約サポート手数料はありません。

事務手数料無料のirumoオンラインからの申し込みがおすすめです。

端末はあとから購入可能

irumoでSIMのみ契約後に以下2つの方法で端末購入できます。

  • ドコモショップで機種変更
  • ドコモオンラインでeximoにプラン変更と同時に機種変更

3G通信は利用不可

irumoの「0.5GB」プランは、国内ではドコモのXi(4G LTE)エリアのみ利用できます。

irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは、国内ではドコモの5GエリアとXi(4G LTE)エリアで利用できます。

irumoで国内はFOMA(3G)エリアは利用できません。端末が3G回線に対応していても、3Gエリアは利用できません。

NTTドコモの、3Gサービス「FOMA」と、ケータイ向けのインターネットサービス「iモード」を、2026年3月31日に終了します。同日に3Gは停波します。

irumoで3G回線は使えませんが、仮に使えたとしても2026年3月31日には使えなくなる回線です。

ドコモは、4G(LTE)の普及による市場環境に変化に伴う契約数の減少や、5Gに経営資源を集中させるため、3G回線サービスを終了することにしました。

NTTドコモが提供している3Gサービス「FOMA」とフィーチャーフォン向けの通信サービス「iモード」は、2026年3月31日にサービスを終了します。

FOMA向けの音声プランや各種データプラン、iモードの新規受付はすでに終了しています。

なお、FOMAの完全停波に先立ち2022年1月以降から、2GHz帯と800MHz帯が利用できるエリアの一部を、順次800MHz帯のみに周波数を変更する。このため、変更される一部のエリアでは「FOMAプラスエリア非対応」端末での通話や通信ができなくなっています。

irumoでSIMのみ契約|端末を自分で用意する場合

irumoでSIMのみ契約では、ドコモ機種、ドコモの通信方式に対応しているソフトバンクやau端末のSIMロック解除済みの機種、SIMフリー機種などを自分で用意することになります。

ソフトバンクやau端末ではSIMロック解除をしてもドコモで使えない端末もあります。

この場合は、スマホセットを購入するか、SIMフリー機種を購入して用意することになります。

irumoで利用できる機種は、4G・5G対応機種です。3Gスマホは、ドコモの通信であるXiサービスを利用できません。

他社端末はSIMロック解除が必須

irumoでは、ソフトバンクとYモバイルとauで購入した端末を使う場合はSIMロック解除が必要です。

SIMロックがかかったままではirumoのSIMカードを使えません。

ドコモ版はSIMロック解除不要

irumoはドコモ回線となりますので、ドコモ端末はSIMロック解除不要で利用できます。

ドコモ版でSIMロックがかかっていると、au回線やソフトバンク回線では使えません。

2021年10月以降の発売機種はSIMロック解除不要

2021年10月以降に発売されるスマートフォンなどにSIMロックをかけて販売することが原則禁止となりました。

2021年10月以降に発売のソフトバンクとYモバイルとauで購入した端末はSIMロック解除なしで使えます。

フリマアプリで購入

ヤフオク・メルカリ・ラクマなどではドコモ端末が販売されています。

irumo対応機種を確認していただき、対応機種をフリマアプリで購入します。

irumoはドコモ版端末が向いていますが、ネットワーク制限「〇」の場合は購入して問題ないですが「△」の場合は、「✕」になる可能性があります。

もし「✕」になりますとirumoの通信・通話が使えません。メルカリなら返品で全額返金されますが、ラクマは返品しても出品者の決めた買取価格となるので損します。

そのため、ネットワーク制限「△」に関してはソフトバンク版・au版がおすすめです。ソフトバンクとは別の回線端末になりますので、仮に「✕」になってもirumoの通話・通信は利用できます。

ネットワーク利用制限がある

スマートフォンを分割で購入した場合、残債がある状態で下取りや買取に出すケースもあります。

前のユーザーが残債を支払わずに放置しておいた場合、その該当する端末が利用できなくなることがあります。これを「ネットワーク利用制限」といいます。

ネットワーク利用制限は残債の支払い状況に応じて「○」「△」「×」の3つに分類され、それぞれ以下のような意味を表しています。

○(通信可能) 端末の残債が完済している状況
△(通信可能) 端末の残債が残っている状況
×(通信不可能) 端末の残債が支払われておらず、通信できない端末

「○」と「△」は通信可能ですが、「×」は前ユーザーが残債を支払うまで通信制限が解除されません。

確認しておきたい対応バンド

irumoが対応しているバンドは、ドコモと同じです。

インターネットのつながりやすさを重視して端末選びをするなら、回線の周波数帯に対応していることが条件です。

一番おすすめはドコモ端末です。ドコモ端末ならirumoの周波数と一致してくるので電波で不具合が起きることがありません。

スマホでは送受信できる電波が決まっています。スマホの回線と周波数を合わせる必要があります。スマホの対応バンドは端末の公式サイトのスペック表に記載されているので確認してみましょう。

ドコモで発売されている端末はirumoの周波数帯で通信ができるように作られているので、irumoで利用する分には問題ありません。

しかし、SIMフリーのスマホは日本での販売を意識して作られた場合は除いて、日本のドコモ・au・ソフトバンクのことを考えて作られているわけではありません。

そのため、対応バンドが合わずに利用ができないこともあります。ドコモやauや楽天モバイルで販売されている端末のSIMロックを解除して、irumoのSIMで使う場合も同じ問題が発生します。

より多くの周波数帯と一致している方が使い勝手が良いのは間違いないので、SIMフリー端末を使う場合は、ドコモの対応バンドに対応している数が多い端末が最善です。

■irumoの4G対応バンド

  • Band 1(2.1GHz)
  • Band 3(1.8GHz)
  • Band 19(800MHz)
  • Band 21(1.5GHz)
  • Band 28(700MHz)
  • Band 42(3.5GHz)

■irumoの5G対応バンド

  • n77/n78(3.6~3.7GHz)
  • n79(4.5~4.6GHz)
  • n257(27.4~27.8GHz)