LINEMOで中古スマホを使う場合

LINEMOでは端末セット契約はできません。端末は自分で用意する必要があります。

そこで中古スマホなら安く買えますのでおすすめです。新品では手が出ないようなハイエンドモデルや最新機種をお手頃価格で入手できるケースも珍しくありません。

中古といっても状態はさまざまで、未使用品や新品同様のきれいなスマホも多く出回っています。

中古スマホは使える?

LINEMOの動作確認端末一覧にて掲載されている中古スマホは使えます。

動作確認こちら

SIMロック解除が必要

LINEMOでは、ドコモ端末・au端末・ソフトバンク端末・ワイモバイル端末・UQモバイル端末などSIMロック解除が必須となっております。

LINEMOはソフトバンク回線ですが、ソフトバンク端末のSIMロック解除は必須です。

2015年4月以前に発売されたソフトバンク端末はSIMロック解除ができないためLINEMOをご利用できません。

2015年5月以降に販売された端末はSIMロック解除が原則可能です。2015年4月以前に販売された端末は、一部機種を除いてSIMロック解除に対応していません。

2015年4月以前はほとんどの端末でSIMロックを解除することができませんでしたが、2014年に総務省がSIMロック解除の義務化方針を発表しました。

これにより、2015年5月以降に発売された端末はSIMロック解除ができます。

総務省が2021年8月10日に改正した「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン」では、2021年10月1日以降に発売された端末は原則SIMロックをかけることを禁止するとしています。

2021年10月以降に発売されたスマートフォンは全て、原則SIMロックがかかっていない状態で販売されていますのでSIMロック解除は不要です。

対応バンド

LINEMOが対応しているバンドは、ソフトバンクと同じです。従ってソフトバンクの中古端末がおすすめです。

LINEMOの通信規格には「5G」「4G(LTE)」の2種類があります。

「5G」は最新の通信規格です。現在利用範囲が広がりつつあり、高速で大容量、低遅延、多数同時接続の通信が可能になります。

「4G(LTE)」は現在最も一般的な通信規格です。LTEと4Gはほぼ同義で、快適な通信環境を得るためにも4G(LTE)の周波数帯をチェックすることは重要です。

■LINEMOの4G/LTE対応周波数帯(バンド)一覧

バンド周波数帯
12GHz帯
(1920MHz~1980MHz/2110MHz~2170MHz)
31.7GHz帯
(1710MHz~1785MHz/1805MHz~1880MHz)
8900MHz帯
(880MHz~915MHz/925MHz~960MHz)
111.5GHz帯
(1427.9MHz~1447.9MHz/1475.9MHz~1495.9MHz)
28700MHz帯
(703MHz~748MHz/758MHz~803MHz)
423.5GHz帯
(3400MHz~3600MHz、3400MHz~3600MHz)

LINEMOで中古スマホ購入の注意点

保証がない場合がある

中古スマホは、メーカーの端末保証が切れているケースが多いです。

中古スマホの販売店が独自に保証を付ける場合もありますが、メーカーの端末保証ほど手厚くありません。

修理をしてもらえる場合も、一切の保証が効かずに全額実費となると数万円かかることもあります。

バッテリー容量が低下している可能性がある

スマホに内蔵されているバッテリーは、充電と放電を繰り返しているうちに、「フル充電の容量」が低下していきます。

新品ならばフル充電で24時間使えたものが、中古ではフル充電しても10時間しか使えないといったことがあります。

特に古い機種ではバッテリー容量の低下に注意が必要です。

付属品が付いていない場合がある

中古スマホでは、イヤフォンや充電器などの付属品が付いていない場合も多く、本来使えるはずの機能が使えない場合や、付属品のための費用が別途発生することもあります。

入手困難な付属品もあるため、購入できるかどうか確認しておきましょう。

ネットワーク利用制限がかかる可能性がある

ネットワーク利用制限が、購入後になんらかの理由でかけられてしまう可能性があります。

つまり、白ロムのつもりで購入したスマホが、ある日突然赤ロムになってしまうということです。

「ネットワーク利用制限」とは、何らかのトラブルがあり、キャリアからモバイル通信できないよう制限されることをいいます。

ネットワーク利用制限がかかってしまうと、主に以下の問題が起こります。

・通話ができなくなる
・通信会社の回線を利用したインターネットの利用ができなくなる(wi-fi接続はできる場合があります)

お店選びが大切

「赤ロム」とは、携帯電話会社によって「ネットワーク利用制限」がかけられているスマートフォンのことを指します。

このネットワーク利用制限は、スマホの前の所有者が端末代金の分割払いを滞納することで発生するもので、この制限がかかっている「赤ロム」のスマホでは例え自分のSIMカードを挿入したとしても通話やメールなどをすることができません。

赤ロムの中古スマホを購入してしまうと、中古スマホを買ってSIMカードを入れても使うことができません。

そんな事態を防ぐために、まずは中古スマホを購入するお店選びが大切です。

多くのお店では購入したスマホが赤ロムだった場合の補償として交換や返品を行なっていますのであらかじめ内容を確認しておくようにしましょう。

新しいアプリを利用できない可能性がある

中古スマホはOSが古いとバージョンアップできないことがあります。

iPhoneはよほど古い機種でなければ最新のOSにバージョンアップできますが、Androidをバージョンアップできる期間は通常3年のみです。

そのため、バージョンアップができないで、新しいアプリを利用できないケースもあります。

水没している可能性あり

一度でも水没した端末は、たとえ一時的には使用できても、故障するリスクが高まっているため購入しないほうが良いです。

しかし、水没チェックは端末の外観で判断することができません。

中古携帯ショップで販売されている端末は、販売前に店側で動作チェックをしているはずですが、その動作チェックの項目に水没チェックがあることを確認しましょう。

LINEMOの中古スマホが赤ロムか見分ける方法

端末識別番号を確認する

「IMEI」とは、端末識別情報のことです。端末のIMEI番号を知るためには、その端末を立ち上げて確認する必要がありますが、IMEI番号さえ分かれば、たとえ中古スマホであっても購入者がその端末について調べることが可能です。

携帯電話販売店の店頭や販売店のウェブサイトなどで「IMEI(International Mobile Equipment Identifier)」と呼ばれる15桁の端末識別番号を確認し、番号を控えておきます。

該当端末をすでに使用中の方でしたら、電話画面を開き「*#06#」を入力することによっても表示可能です。

IMEIを各社の照会ページで検索する

各携帯電話会社が用意しているIMEI照会ページにて、ネットワーク利用制限がかかっている端末を確認することができますので、メモしておいたIMEIを入力し、検索します。

ソフトバンク|ネットワーク利用制限
携帯電話機の確認

IMEI照会結果を確認する

IMEIを入力すると、以下のいずれかが表示されます。✕が表示された場合は赤ロムに該当しているので、購入時には注意しましょう。

◯:ネットワーク利用制限がかかっていない
△:現在は制限がかかっていないが、今後かかる可能性がある
✕:ネットワーク利用制限がかかっている
―:そのIMEIが存在しない(入力ミス)