ワイモバイルの違約金と最低利用期間
ワイモバイルは現在、違約金と最低利用期間がありません。
以前は違約金がありましたが、2022年2月1日以降から違約金を含めた解約金を撤廃しています。
違約金と最低利用期間撤廃後も短期解約はNG
ワイモバイルは違約金と最低利用期間がないので、いつ解約するのも自由ではありますが、短期解約によるブラックリスト入りは存在します。
解約時は満額請求
スマートフォン/タブレット/ケータイ(ガラケー)は、月途中の解約の場合、基本使用料は満額請求します。
月の途中に解約をした場合でも、日割計算にはなりません。
そのため、無駄なく使いたい場合は月末に乗り換えを行うのがオススメです。
オプションの契約料も満額請求が基本ですが、持込端末保証 with AppleCare Servicesと持込端末保証サービスは、いつ解約しても日割計算が適用されます。
MNP転出料
ワイモバイルではMNP転出手数料は無料です。
ただし、転出先での契約時に事務手数料がかかる場合があります。
MNP予約番号を使って他社へ申し込みをして開通したタイミングでワイモバイルは自動解約となります。
そのため、MNP予約番号を取得した後でワイモバイルの解約手続きをする必要はありません。
端末分割払いの残積が残っている場合
ワイモバイルの解約時に分割払いで購入したスマホ本体の支払いが残っている場合は、分割払いか一括払いを選択できます。
分割払いの場合は、今まで通り毎月請求されるので、継続して支払います。
一括払いで完済したい人は、変更申請を行う必要があります。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を持参のうえ、Y!mobileショップで申請してください。一括払いに変更した翌月に、使用料金とあわせて代金が請求されます。
ワイモバイル短期解約ブラックリスト何日?
ワイモバイルは短期解約でブラックリスト入りします。では何日で解約するとブラックリストに入るか解説していきます。
ブラックリスト目安は完全非公開
ワイモバイルには、公にされてはいませんが利用者の信用状態を管理するためのブラックリストが存在します。
ブラックリストに入るまでの日数も完全非公開です。
なぜブラックリストがある?
ブラックリストがあるのは、ワイモバイルや他社の格安SIMで契約と短期解約を繰り返して、お金を稼ぐ人が現れたからです。
一般的に格安SIMでは以下の特典があります。
- スマートフォンの割引
- PayPayポイント還元
- キャッシュバック
これらの特典を目当てに契約して、特典を受け取り後に短期解約する方がいます。
安く購入したスマートフォンなら買値よりも高値で転売することで利益が得られます。
現在のワイモバイルでは短期解約されて解約金も発生しないので利益が出ません。つまり、短期解約されては不都合なのです。
そのため、そのような短期解約を阻止するために、前科があるユーザーを再契約できないようにするためにブラックリストが存在します。
180日で解約が目安?
ワイモバイルの「180日ルール」とは、契約から180日以内に解約すると特定のペナルティや制限が適用される可能性があるという非公式の基準です。
そのため、180日以内の解約はブラックリストに入る危険水準です。
211日で解約が目安?
ワイモバイルは211日以内の解約が短期解約扱いになるとも言われています。211日というと7カ月間の利用をしてから解約となります。
180日以内の解約よりも211日以上経過してから解約の方がより安全です。
2年間で解約が理想?
ワイモバイルの解約は2年間の継続をしてから解約がもっとも安全です。
ワイモバイルは昔は2年縛りでしたので、ソフトバンクとしても2年継続利用すれば十分な期間と判断していることでしょう。
1年以内にすぐに解約されたとしても、顧客を維持管理するためにお金がかかっているので、初めの1年以内というのは、どうしても利益が出ません。
また初めの1年というのは、割引なども行っているため、基本的には収入としては少ないです。
2年目からきっちりとして収益に入っていくので、2年目を1年継続利用してくれるだけでも利益を出すことができます。
ワイモバイル短期解約する前に知っておきたいポイント
ワイモバイルでは、申込時に割引やPayPayなどの特典を付与しています。短期解約することは、これらの利益を持ち逃げするも当然で短期間だけしか利用しない=迷惑行為という認識になります。
契約特典を受け取っている場合
ワイモバイル契約に当たって何らかの特典を受け取っている場合は短期解約により悪影響が出ます。
ワイモバイルで端末割引で機種を買い、短期解約したら、値引き分をソフトバンク側が損をするので短期解約されては不都合です。
通話と通信実績も見られている
ワイモバイルの通話と通信の利用履歴がなく短期解約している場合は端末の転売やMNP弾などが疑われます。
今の時代はLINEでやり取りが中心なので、通話はそれほど使わなくても不自然ではないですが、ネットを全く使わないのは不自然です。
毎月1GB程度使うと良いでしょう。
契約と解約を繰り返すと危険
ワイモバイルの契約と解約を短期間に繰り返すとブラックリストに入る可能性が高まります。
1回の短期解約よりも短期解約の繰り返しの方が危険です。
ワイモバイルのブラックリスト喪明けいつ?
ワイモバイルを即解約すると、ブラックリストと呼ばれるリストに載せられ、しばらく契約できない状態となります。
数年経つとまた契約できることになる場合もあり、その場合は「喪明け」と称されます。
喪明けは1年後?
ワイモバイルの短期解約によるブラックリストの「喪明け」は最終解約から約1年後(365日)が目安です。
料金滞納の喪明けは支払いが済むまで喪明けがありません。
ソフトバンク系列は厳しい?
ブラックリストの厳しさは、「ソフトバンク>au>ドコモ」となっており、ソフトバンク系列のワイモバイルやLINEMOは喪明けに対して厳しく、何年経過しても契約できない方もいます。
即日や1週間や1カ月など極端に短い期間で解約した場合は、何年経過しても喪明けしないこともあります。
分割払いだけができないケース
ワイモバイルは契約できても端末の分割払いができず一括払い購入だけできるケースがあります。
これは、携帯に限らずローンや後払い、クレジットカードの支払いを滞納している場合に起こり得ます。
初犯は緩くなる?
ワイモバイル1回の短期解約なら1年で喪明けします。
初犯は再犯に比べて喪明けが長くならない傾向です。ただし、喪明け後に契約して短期解約すると喪明け期間が更に長くなります。