auのpovo(ポヴォ)名前の由来
「povo」という名称は、英語とラテン語が由来です。ラテン語とはインド・ヨーロッパ語族のイタリック語派に属する言語です。
ブランド名の「povo」は、”新たな視点”を意味する「point of view」と”誕生と成長”を意味する「abovo」の一部を組み合わせた造語となります。
「pov」が「point of view」(視点)で「新しい視点」の意味です。
「ovo」はラテン語の「ab ovo」(卵から・最初から)「誕生と成長」をイメージしており、「新たな視点によるサービスの誕生、成長」という意味を込めています。
2つの造語を掛け合わせて「povo」という名称が生まれました。povo(ポヴォ)は、そのままの意味ではなく、2つの造語から成り立っていますので、そのまま解読することはできません。
auのpovo(ポヴォ)の「point of view」
POV は point of view の略として使われることが多い英語表現です。
point of view は「視点」「観点」という意味があります。
下記は例文です。
This is a whole new point of view!
これは、全く新しい視点ですね!
I understand your point of view too.
あなたの観点も理解できます。
auのpovo(ポヴォ)「ab ovo」
「アブ・オーウォー」と発音します。
‘ab ovo’とは、英語で「始めから」という意味。ラテン語に由来した言葉で、元々は「卵から」の意味で、より良い未来の創造を願って命名しました。
Ab ovo、(ラテン語:「卵から」)文学では、可能な限り早い年代の時点で詩的な物語を始める習慣。
ラテンの詩人で批評家のホラティウスは、ホーマーがトロイア戦争の物語をヘレンが生まれた双子の卵から始めるのではなく、むしろ出来事の最中にあるというアルス・ポエティカ(詩論)。
auのpovo(ポヴォ)は貧乏も意味する?
auのpovo(ポヴォ)には、英語のスラングで「貧乏」という意味もあります。
poverty option=povo。第一印象の響きからそういう連想になります。
povertyは「貧困」という意味の名詞です。
その形容詞はpoorでラテン語pauparos pau-(=few, little)+ paros(= producing)を語源とし、「ほとんど生み出さない」が原義です。
auのpovo(ポヴォ)は、格安料金を求めたユーザー向けのプランとなっているので、貧乏というワードは的外れではありませんが、偶然が重なったのでしょう。
KDDI株式会社は、貧乏の由来をこめて名前を付けたとは考えにくいです。