OCNモバイルONEで使える端末

OCNモバイルONEで使える端末は、動作確認端末一覧に記載されております。この動作端末一覧に記載されている端末は全てOCNモバイルONEで利用できます。

掲載されていない場合はOCNモバイルONEで使える保証がない端末です。

動作確認端末一覧こちら

OCNモバイルONEで使える端末はドコモ端末とSIMフリー端末が多い

OCNモバイルONEで使える端末は、ドコモ端末が中心です。これは、OCNモバイルONEはドコモ系の格安SIMだからです。

OCNがNTTドコモから通信網を借り受けみなさまにサービスを提供しています。

ドコモの回線を借りてサービスを提供しているので、基本的にドコモと同じ周波数帯を利用しています。

通信網を借り受けることで設備投資費を抑えることができるので、安い料金でサービス提供を実現しています。

OCNモバイルONEでau端末やソフトバンク端末は使える?

OCNモバイルONEでは、SIMロック解除した一部のau端末やソフトバンク端末は使えますが、動作確認されている端末は少ないです。

各キャリアの携帯電話端末には、すべて機種ごとに対応している「周波数帯」があります。

NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルなどのキャリアは、それぞれ国から周波数帯を割り当てられていて、それぞれ会社ごとの周波数帯でのみ通信と通話ができるようになっています。

そのため、ソフトバンクやauの端末はドコモの対応バンドに対応しておりませんので、動作が保証されていない端末が多いです。

それでも一部のソフトバンクやau端末がOCNモバイルONEで動作できるのは、ドコモの周波数帯の一部を掴めなかったとしても、他の周波数帯でカバーできる場合もあるからです。

一概に1つでも欠けていたから完全にOCNモバイルONEで使えないというわけでもありません。

ですので、auやソフトバンク端末をSIMロック解除品を購入して利用する場合には、予めその端末がドコモの周波数帯を掴むことができるかどうかを確認しましょう。

OCNモバイルONE対応バンド

Band 1 [2.0 – 2.1 GHz](1920MHz~1980MHz/2110MHz~2170MHz)

NTTドコモの主要周波数帯。全国エリアで広く展開している基本的なバンドです。

auやソフトバンクも採用している帯域であります。

Band 3 [1.7 – 1.8 GHz](1710MHz~1785MHz/1805MHz~1880MHz)

東京・名古屋・大阪を中心に運用されているバンドです。この地域に住んでいる方々は必須です。たとえ住んでいなくても旅行の際に使います。

対応周波数の中では下り最高速度が約150Mbpsと最も速くなっております。

Band 19 [800 MHz](830MHz~845MHz/875MHz~890MHz)

プラチナバンドと呼ばれている周波数帯です。都市郊外や山間部を中心に展開しています。

周波数が低いので、建物内や山間部などで電波が回り込んで拾いやすくなります。ビルの中や、田舎や山奥などでつながりやすいです。

都市部では建物内部で必要なバンドです。

Band 21 [1.5 GHz](1447.9MHz~1462.9MHz/1495.9MHz~1510.9MHz)

日本独自の周波数帯で補完的に用いられるバンドです。そのため対応機種はまだまだ少ないです。

地方都市をメインとした周波数帯となっています。

Band 3が東京・名古屋・大阪の速度対策用なのに対して、Band 21は地方都市の速度対策用と分けています。

地方都市に住んでいる場合は快適に通信ができる意味で必要です。

Band 28 [700 MHz](703MHz~748MHz/758MHz~803MHz)

Band 19と同じくプラチナバンドです。日本国内でごく一部の地域しか運用されていない周波数帯。

Band 42 [3.5 GHz](3400MHz~3600MHz/3400MHz~3600MHz)

ドコモでは「PREMIUM 4G」と呼ばれている周波数帯です。

「PREMIUM 4G」とは、スマホやタブレット向けにNTTドコモが提供している、超高速データ通信サービスです。

PREMIUM 4Gでは「LTE」のキャリア・アグリゲーション技術を利用し、受信速度と送信速度を大幅にグレードアップしています。

駅や繁華街、デパートなど、通信が大量に行き来する場所でも快適につながります。

OCNモバイルONEで使う端末で注意したいこと

OCNモバイルONEで使う端末がインターネットに繋がりやすいのを選ぶためには、以下の2点をチェックしましょう。

1つ目が、ドコモ回線の周波数帯に対応していることです。端末の対応周波数帯は、メーカーや取り扱い事業者のページで確認できます。

端末はドコモの電波を使ってインターネットや電話のデータ通信をしています。

そのドコモ電波は様々な周波数帯(バンド)に分割されており、特定の周波数帯を国(総務省)から割り当てられ、その周波数帯で通信ができる設備を整備しています。

そして、スマートフォンごとにも受信できる周波数帯が異なりますので、ドコモ、au、sソフトバンク、SIMフリー端末で使える周波数帯は違ってきます。

ドコモの周波数帯に対応したスマートフォンでなければデータ通信ができません。

2つ目は端末がキャリアアグリケーションに対応していることです。

キャリアアグリゲーションとは、複数のLTE搬送波を同時に用いて通信を行う技術のことです。

LTEで使われている搬送波を1つの搬送波コンポーネント単位として扱い、連続、あるいはバラバラの周波数帯でもこれらを複数同時に利用する技術です。

iPhoneの場合、iPhone 6s以降の端末はキャリアアグリゲーションに対応しています。

Android端末の場合は、メーカーのwebページで確認できます。