OCNモバイルONEはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスが利用可能

OCNモバイルONEは2022年6月6日より「プライベートIPアドレス」の利用ができるようになりました。

APNの設定で「グローバルIPアドレス」「プライベートIPアドレス」どちらかにするか選択できます。

グローバルIPアドレスにする場合

OCNモバイルONEでグローバルIPアドレスを使用したい場合は、APN設定を以下のようにします。

こちらのAPN設定は、2022年6月5日まで利用していた方のAPN設定となります。

名前この接続の表示名を入力(何でも良いです)
APNご利用のコースにより設定が異なります。

「新コース」でご契約の場合:ocn.ne.jp と入力
「新コース以外」の場合  :lte-d.ocn.ne.jp と入力
ユーザー名mobileid@ocn
パスワードmobile
MCC(または携帯国番号)440
MNC(または通信事業者コード)
10 または 13 と入力されていることを確認

認証タイプ[CHAP]を選択(推奨)
APNプロコトル
[IPv4]を選択

プライベートIPアドレスにする場合

OCNモバイルONEでプライベートIPアドレスを使用したい場合は、APN設定を以下のようにします。

こちらは2022年6月6日から開始した新しいAPN名「ocn.ne.jp」です。

名前この接続の表示名を入力(何でも良いです)
APN「新コース」でご契約の場合:ocn.ne.jp と入力
ユーザー名mobileid@ocn
パスワードmobile
MCC(または携帯国番号)440
MNC(または通信事業者コード)
10 または 13 と入力されていることを確認

認証タイプ[CHAP]を選択(推奨)
APNプロコトル
[IPv4]を選択

なお、プライベートIPアドレスへの変更後は、インターネット側からの通信を受け付けるような利用方法(外部へのサーバー公開など)や、多数のポートを必要とする通信は、利用できなくなる可能性があります。

グローバルIPとプライベートIPの設定の違い

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスのAPN設定で異なる部分は、「APN名」のみです。

新コースでAPN設定を既にしている方は、APN名を変更するだけで「lte.ocn.ne.jp」から「ocn.ne.jp」に変更するだけでプライベートIPに変更できます。

IPアドレスグローバルIPプライベートIP
APN名lte.ocn.ne.jpocn.ne.jp

iPhoneでグローバルIPアドレスを設定する場合

従来の新コース用APN「lte.ocn.ne.jp」は、グローバルIPアドレスによる接続サービスとなりますが、引き続きご利用いただけます。

iPhoneのグローバルIPのプロファイルダウンロードこちら

iPhoneでプライベートIPアドレスを設定する場合

OCNモバイルONE既存ユーザーがiPhoneでプライベートIPアドレスを利用する場合、グローバルIPアドレス用のプロファイル一度削除して、新しいものをインストールし直します。

iPhoneでプライベートIPのプロファイルをダウンロードこちら

※iPhoneでも新コース以外はプライベートIPアドレスを利用できません。

新コース以外ではプライベートIPアドレス利用不可

新コース以外音声対応SIMデータ専用SIMSMS対応SIM
110MB/日1,120円(税込1,232円)900円(税込990円)1,020円(税込1,122円)
170MB/日1,600円(税込1,760円)1,380円(税込1,518円)1,500円(税込1,650円)
3GB/月1,320円(税込1,452円)1,100円(税込1,210円)1,220円(税込1,342円)
6GB/月1,670円(税込1,837円)1,450円(税込1,595円)1,570円(税込1,727円)
10GB/月
2,520円(税込2,772円)2,300円(税込2,530円)2,420円(税込2,662円)
20GB/月4,370円(税込4,807円)4,150円(税込4,565円)4,270円(税込4,697円)
30GB/月6,270円(税込6,897円)6,050円(税込6,655円)6,170円(税込6,787円)

今回の変更は、2019年11月20日に新設された「新コース」のユーザーが対象で、それ以前の契約「新コース以外」はグローバルIPアドレスのみでの提供となります。

「新コース以外」でのプライベートIPアドレスの提供はありませんので、プライベートIPアドレスご希望の場合は、新コースへ変更しましょう。

目次

OCNモバイルONEプライベートIPアドレス提供の理由

OCNモバイルONEは2022年6月6日からプライベートIPアドレスの提供を開始しました。それ以前は、グローバルIPアドレスの提供のみでした。

NTTコミュニケーションズ株式会社がプライベートIPアドレスを利用できるようにしたのは以下の理由があります。

グローバルIPアドレスによるバッテリー消費問題

OCNモバイルONEのSIMを挿した時のスリープ状態で使用していない待ち受け状態でもバッテリー消費が多くなっています。

スマホを使っていないのにバッテリーが減るという現象が起こっていたのです。

バッテリー消費が激しい理由は、インターネット上の誰かから、不特定多数を相手とする通信、あるいは直接アドレスを指定した通信が発生した場合に、その通信に応答してしまいスリープが解除されるからです。

相手に悪意があってスリープ解除に至っているわけではありません。通信時の制御信号等も含まれています。

インターネット上の誰かが通信する度に端末が起きてしまう(スリープ状態でも起きる)ため、バッテリー消費が激しくなっています。

グローバルIPアドレスによるバッテリー高温問題

本来、バッテリーは使用すればするほど、バッテリー自体が高温になります。

使用する環境が高温になるような日差しが強い場所などでは、さらにバッテリーが熱くなり、劣化して消費が早くなります。

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレスを割り当てたスマホの場合、日陰でスリープ状態で置いておいたとしても、バッテリーが高温となり熱くなります。

スマホを使っていないのに熱くなる原因は先ほどの説明と同じくインターネット上の誰かから、不特定多数を相手とする通信、あるいは直接アドレスを指定した通信が発生した場合に、その通信に応答してしまいスリープが解除されるからです。

発火や火傷など重大な事故となるリスク回避

スマホに手で触れるのが困難なほど発熱している場合、発火や火傷など重大な事故につながる恐れがあります。

OCNモバイルONEではまだそのような事故は起きていませんが、バッテリーが熱いということはそのような事故も全く0とは言い切れません。

例えば、布団の上にスリープ状態で置いておいたり、夏の自動車の中など高温になる場所にスマホを放置するなどすると、スマホ本体の温度も高くなり、スマホから火が出たりバッテリーが破裂したりする可能性があり危険です。

ただ、現在でもグローバルIPアドレスの提供は継続しており、プライベートIPの提供開始を知らなかったり、設定をする必要性を理解していない方は、そのままグローバルIPのまま使ってしまうでしょうから、バッテリー高温による問題は続くでしょう。

グローバルIPアドレスによるバッテリー劣化問題

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレスを割り当てたスマホの場合、慢性的にスマホが熱を持つことで、本体の故障やバッテリーが劣化するリスクが高くなります。

スマホは、熱をもつ部品と熱に弱い部品が隣同士に配置されているため、熱をもつことで故障する可能性が高いです。

スマホのバッテリーであるリチウムイオン電池も熱に弱く、スマホが熱くなると、バッテリーの劣化が進み、バッテリーのもちが悪くなったりする可能性があります。

つまり、スマホをそんなに使っていないのに「バッテリー持ちが悪い」「すぐ熱くなる」「初期化しても治らない」といった状態に陥ります。

そうすると、端末を買い替えせざるを得なくなり、ユーザーとしても余計な出費をすることになります。

熱暴走により画面がフリーズする

熱暴走は、スマートフォン本体が何らかの理由で高温になり、その影響で正常な動作ができなくなる状態です。

グローバルIPの影響で熱暴走が起きるわけですから、フリーズや再起動を繰り返したり、画面操作に反応しなくなったり、意図しない動作をしたりといった様子が見られます。

スマートフォンが高温になると、カメラアプリなど一部のアプリの機能が制限されたり、強制終了したりすることもあります。

操作中のアプリで保存できていないデータが失われてしまう可能性もあります。

スマートフォンが発熱すると、端末に取り付けられた温度センサーが熱を感知してセーフティ機能が作動します。

それによって、以下のような現象が起きます。

  • 表示などの動作がカクつく
  • 充電ができない
  • バッテリーの持ちが悪い
  • カメラが起動しない(カメラアプリが強制終了してしまう)

これらの動作は、あくまでスマートフォンに搭載されたセーフティ機能の働きによるものです。つまり、スマートフォンの発熱対策が正常に機能しているということです。

しかし、発熱状態が長く続くと本体のフリーズや予期せぬ再起動が起こるようになるのです。

ユーザー炎上問題

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレスによるバッテリー消費問題は長年に渡りありましたが、NTTコミュニケーションズ株式会社はなかなか動きませんでした。

しかし、グローバルIPアドレス問題は、ここ1~2年はTwitterやYoutubeなど影響力の強い方の発信により拡散されたり、ヤフーニュースでOCNモバイルONEの記事が出ればコメントに不満の声が多く書かれたりしました。

火が勢いよく燃えるかのように好意的ではないコメントが集中的に投稿される事態が急速に大きくなり、NTTコミュニケーションズ株式会社としても対処しなくてはならない事態に陥っていたのです。

他社へ乗り換えされてしまう問題

2022年6月6日のプライベートIPアドレス提供開始までの間のOCNモバイルONEはグローバルIPアドレスしか使えません。

「バッテリー消費問題」「端末劣化問題」が解決しないことには不自由だったユーザーが他社へ乗り換えてしまったのです。

NTTコミュニケーションズ株式会社としても、せっかく捕まえた顧客を自社の失態によって他社に奪われてしまうのは阻止しなければなりません。

OCNモバイルONEプライベートIPアドレスとは

プライベートIPアドレスとは、組織内のネットワーク(プライベートネットワーク)でのみ使用できるIPアドレスです。

オフィス内のネットワークや家庭用のネットワークなどでは、通常プライベートIPアドレスが使われています。

プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)は個々のプライベートネットワーク内のみで使うことのできるIPアドレスですが、同じネットワーク内で重複して使うことはできません。

プライベートIPアドレスが登場した背景

プライベートIPアドレスが登場した背景には、IPv4のIPアドレス枯渇問題がありました。

IPv4のIPアドレスは32ビットで、おおよそ43億個のIPアドレスを割り当てることができます。

しかし、1980年代以降にインターネットが爆発的に成長した結果、IPアドレスを必要とする端末が急増し、43億個だけではいずれ枯渇する問題が発生しました。

そこで、すべての端末がインターネットからアクセスできる必要はないという概念のもとに、LAN内のコンピュータには一定の範囲のIPアドレスをプライベートIPアドレスとして割り当てる方針が立てられました。

そして、そのLANとWANを接続する機器にのみグローバルIPアドレスを割り当てる形が確立されました。

プライベートIPアドレスの確認方法

スマホのプライベートIPアドレスも調べることが可能ですが、4G LTE接続時は確認できません。

iFi接続時のプライベートIPアドレスは取得可能ですので、その方法をiPhone、Android別に紹介します。

■iPhoneでの確認方法

  • 設定アプリを開き、「Wi-Fi」をタップ
  • プライベートIPアドレスを調べたいWiFiに接続し、さらにタップ
  • IPアドレス、サブネットマスク、ルーター等の番号が表示されます。

■Androidでの確認方法

  • 設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」をタップ
  • 「Wi-Fi」をタップし、プライベートIPアドレスを調べたいWi-Fiに接続。接続後さらにタップ。
  • 割り当てられたIPv4とIPv6のプライベートIPアドレスが表示される。

OCNモバイルONEグローバルIPアドレスとは?

グローバルIPアドレスとは、インターネットに接続する機器が使用できるIPアドレスです。

インターネットプロバイダに割り振られているIPアドレスが、インターネットに接続するパソコンなどの機器に割り振られます。

たびたび「グローバルIPアドレス」の変更がある場合がありますが、セキュリティ上の問題でプロバイダ側が時間制や一定サイクルで変更を行っている場合もあります。

グローバルIPアドレスは固定IP?

グローバルIPアドレスには、回線を切断してもIPアドレスが変わらない「固定IPアドレス」と、空いているIPアドレスに自動的に割り振られる「動的IPアドレス」があります。

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレスは、定期的にアドレスが変わる動的IPアドレスです。

SIMカードを挿したデータ通信端末に、固定IPアドレス1個が割り振られておりません。

動的IPアドレスとは、インターネットなどのネットワークに接続するたびにコンピュータに割り当てられる、その都度異なる識別番号のことです。

イプシムは1つのSIMに固定IPを割り当てしていますが、OCNモバイルONE公式はグローバルIPアドレスには一切触れておりません。固定IPなどは存在しません。

グローバルIPアドレスは通常、インターネットサービスを提供するプロバイダがユーザに割り当てます。

接続のたびに異なるIPアドレスが割り当てられるのが一般的ですが、OCNモバイルONEではそのような個人向けサービスを提供していませんので、ネットワーク接続のたびにIPアドレスは変わります。

一部の光回線はグローバルIPアドレスが固定

固定IPアドレス(静的IPアドレス)とは何度ネットワークに接続しても同じIPアドレスが付与されることを指します。

プロバイダと契約し、提供されている限り、それが変更になることはありません。

WiFi接続でスマホを使っている場合、ルーターの再起動をしてもグローバルIPアドレスが変化しないのは、グローバルIPアドレスが固定のプロバイダや回線を利用しているからです。

次の光回線はIPアドレスがほぼ固定されます。

・auひかり
・DMM光
・nuro光

その他、ドコモ光では固定IPアドレスの申し込みが可能です。また、固定IPオプションが有料でつけられるプロバイダもあります。

スマホのグローバルIPアドレスを変更する方法

スマホの4G LTEのIPアドレスを変更する方法は簡単です。「機内モードをオン」にしてからオフにすると、簡単にグローバルIPアドレスが変化します。

■iphoneの機内モード切替方法

  • コントロールセンターを表示します。
  • 「機内モード」アイコンをタップします。
  • 機内モードのオン/オフを切り替えできます。

■androidの機内モード切替方法

  • 「設定」アプリをタップします。
  • 「ネットワークとインターネット」をタップします。
  • 「詳細設定」をタップします。
  • 「機内モード」からON/OFF可能です。

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレス確認方法

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレスは、アプリやWebサービスを使って確認することができます。

アクセスするだけでIPアドレスを表示してくれます。

グローバルIPアドレス確認はこちら

OCNモバイルONEのグローバルIPアドレスでIP電話アプリ

OCNモバイルONEではグローバルIPアドレスが割り当てられていますので、IP電話アプリを利用することができます。

OCNモバイルONEで、IP電話アプリを使うなら「050 plus」がおすすめです。

「050 plus」は月額基本料300円(税込330円)。パケット通信料はお客さまのご負担となります。

アプリ同士はもちろん、050で始まる提携プロバイダのIP電話とも無料通話が可能です。さらに固定電話や他社携帯電話への通話料も、通常の電話料に比べておトクに通話できます。

「050 plus」詳細

OCNモバイルONE以外のSIMでグローバルIPアドレス使える?

グローバルIPアドレスが使えるSIMを提供しているのはOCNモバイルONEを含めて現在5社あります。

  • ASAHI ネット LTE
  • イプシム
  • インターリンク LTE
  • イオンモバイル

代表的なSIMのほとんどプライベートIPアドレスとなっております。SIMが通信するたびに、任意のプライベートIPアドレスが割り当てられます。

IPアドレスは、通信をするたびに異なります。

BIGLOBEモバイルは、2016年までグローバルIPアドレスを提供していましたが「LTE 3G 2017年1月よりグローバル→プラベートへ変更となっております。

ただし、BIGLOBEモバイルでは月額500円の有料オプションにてモバイル固定IPオプションを利用できます。

プライベートIPアドレスとなるSIMは以下です。

  • UQモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • マイネオ
  • 楽天モバイル
  • LIMBO
  • nuroモバイル
  • b-mobile
  • IIJ mio

多くのSIMがプライベートIPの理由は、IPアドレスというリソース(資源)の消費を抑えるためです。グローバルIPは住所のようなもので有限です。

IPアドレスは約43億個しかありません。インターネットが考えられた当時はそれで十分でしたが、スマホを1人1台もつのが当たり前な今では不足気味です。

グローバルIPアドレスを節約する方法としてプライベートIPアドレスが使われるようになりました。

どの回線であってもプライベートIPアドレスを割り当てられています。

プライベートIPアドレスは、インターネットに直接接続しないホストに、自由に割り当てて構わないアドレスです。

プライベートIPアドレスでも、インターネット・アプリを使用することができます。

そのため、グローバルIPアドレスの消費を節約するために、多くのSIMではプライベートIPアドレスが割り当てられています。

OCNモバイルONEのIPアドレスとは

IPアドレスは、スマホやPCなど、ネットワーク上の機器に割り当てられるインターネット上の住所のような存在です。

インターネットでページを閲覧したり、メールの送受信を行うには、データの送信元や送信先を識別しますが、この識別に使われる番号がIPアドレスです。

ネットワーク上でデータを送受信する際、通信相手を指定するために使われています。

IPアドレスはインターネット通信を行っている間は誰もが割り当てられる番号で、OCNモバイルONEの場合はIPアドレスは基本的には毎回変わります。

IPアドレスはモバイルデータ通信接続では毎回変わる

スマホでモバイルデータ通信接続を利用している時のIPアドレスは変動的です。再起動をするたびに毎回IPアドレスが変わります。

例えば、自宅ではWi-Fiを利用している場合、外出先ではモバイルデータ通信に接続に切り替わります。このタイミングでもIPアドレスは変わります。

IPアドレスが変わるタイミングは、基本的には通信接続が切断されたタイミングです。スマホを使用していれば、インターネット通信の接続が一度切断されるタイミングがいくつかあります。

  • 再起動
  • 機内モード
  • 電源を切る
  • Wi-Fiからモバイル通信に切り替え

一度は通信接続が切断されるタイミングの場合には、IPアドレスが変わるようになっています。

OCNモバイルONEのIPアドレスは2種類

OCNモバイルONEのIPアドレスは、「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類あり、それぞれ役割などに違いがあります。

グローバルIPアドレスとは、グローバルな接続、名前の通り公共のインターネット接続で割り当てられる数字です。

グローバルIPアドレスは、自分で割り当てたり自由に変更して利することも不可能、住所と同じように基本的には他の方と同じIPアドレスを使うということはありません。

プライベートIPアドレスとは、限られた範囲の接続で割り当てられる数字で、自宅や公共のWi-Fiなどがこれにあたります。

ある一定の範囲でのみ使用できる接続環境で、スマホやタブレットなどの接続デバイスを識別する番号が、プライベートIPアドレスです。

OCNモバイルONEのIPアドレスで個人を特定はできる?

IPアドレス自体の特定は簡単ですが、そのIPアドレスが誰が使っているか個人の特定の部分は行うことはできません。

IPアドレスは可変するものでもあり、同じグローバルIPアドレス内でもプライベートIPアドレスはいつでも変更することもできるので、IPアドレスだけでは個人の特定はできません。

プロバイダから割り振られている固定のIPアドレスで契約を行っていたとしても、個人情報の開示には警察の介入や裁判所による請求などが必要です。

OCNモバイルONEプライベートIPアドレスよくある質問(Q&A)

OCNモバイルONEプライベートIPにした方が良い?
2022年6月6日以前までにAPN設定されたお客様はグローバルIPアドレスの設定になっています。外部のデータ通信(パケット)を頻繁に接続しようと試みるため、バッテリーが消費されてしまいます。従って、この問題を解決するためにもプライベートIPへの変更をおすすめします。
OCNモバイルONEプライベートIPにする意味は?
接続設定のAPNをこれまでの[lte.ocn.ne.jp]から[ocn.ne.jp]に変更することで、バッテリー消費を抑えることができます。実際の数値は端末や使い方に異なります。明らかにバッテリー持ちが良くなるのでAPNを変更する意味があります。
OCNモバイルONEプライベートIPなぜ新設された?
グローバルIPアドレスによる接続はプライベートIPアドレスを利用した接続より、電池の消費が多いとの苦情が多発していました。これはYoutube、Twitter、ヤフーニュースコメントなどで炎上する騒ぎとなり、NTTコミュニケーションズ株式会社としても対処をせざるを得ない状況でした。
OCNモバイルONEプライベートIPって何ですか?
プライベートIPアドレスとは、組織内のネットワークでのみ使用できるIPアドレスです。個々のプライベートネットワーク内のみで使うことのできるIPアドレスですが、同じネットワーク内で重複して使うことはできません。