irumoは3G通信不可？FOMA回線利用できるプランはない？

irumoは3G通信利用不可

irumoの「0.5GB」プランは、国内ではドコモのXi（4G LTE）エリアのみ利用できます。

irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは、国内ではドコモの5GエリアとXi（4G LTE）エリアで利用できます。

irumoで国内はFOMA（3G）エリアは利用できません。端末が3G回線に対応していても、3Gエリアは利用できません。

3G通信は終了予定

NTTドコモの、3Gサービス「FOMA」と、ケータイ向けのインターネットサービス「iモード」を、2026年3月31日に終了します。同日に3Gは停波します。

irumoで3G回線は使えませんが、仮に使えたとしても2026年3月31日には使えなくなる回線です。

ドコモは、4G（LTE）の普及による市場環境に変化に伴う契約数の減少や、5Gに経営資源を集中させるため、3G回線サービスを終了することにしました。

NTTドコモが提供している3Gサービス「FOMA」とフィーチャーフォン向けの通信サービス「iモード」は、2026年3月31日にサービスを終了します。

FOMA向けの音声プランや各種データプラン、iモードの新規受付はすでに終了しています。

なお、FOMAの完全停波に先立ち2022年1月以降から、2GHz帯と800MHz帯が利用できるエリアの一部を、順次800MHz帯のみに周波数を変更する。このため、変更される一部のエリアでは「FOMAプラスエリア非対応」端末での通話や通信ができなくなっています。

FOMA 3G通信となる海上エリア

海上エリアなど一部では、FOMAしか使えないエリアは残っています。ahamoはFOMA単独エリアでは圏外となります。

3G回線が使えないで不便な点は？

irumoは、現在主流の4G回線が使えますので、街中ではどこでも繋がります。

山間部でも繋がりやすくはなっていますが、4Gで繋がらない場所では3G回線でカバーしています。山間部など依然として3Gしかつながらないエリアも残っています。

3Gが使えないとなると4Gで繋がらない場所では繋がらなくなりますので、そこが不便な点となります。

3G回線が使える場合は、電波強度によってLTE（４G)→３G→なし・・・と自動に切り替わります。

3Gが使えないirumoは、４G→なしになってしまうという事です。通話中にLTEエリアから3Gしかつながらないエリアに移動した時は通話が途切れてしまいます。

山間部では４G繋がるところでスマホを利用することになります。

ドコモはauに対抗してLTEエリア(800MHz)を拡げてきましたので、3G回線のみのエリアは少なくなっていますが、山間地などは3Gしかアンテナが立たない地域は多いので山間部では繋がらないエリアも多数あり不便を感じます。

3Gのみ対応端末は使えない？

irumoは3Gのみ対応のスマホ・タブレットは利用することができません。

irumoでは、4G・5G対応のスマホ・タブレットでは利用可能です。

irumoでは3Gのみ対応端末の一切の動作を保証しかねます。LTE回線と3G回線では通信規格も周波数帯も違います。

そのため、3G回線対応端末では4G回線の通信はできません。

ドコモのガラケー・ガラホは動作未対応

irumoでは、3G・4Gに対応するガラケー・ガラホでの動作確認は行われておりません。

ただし、irumoの公式で動作確認が行われていないだけで、ガラケー・ガラホであっても新しいモデルの場合は、通話やネットが使えます。

使えるといっても、使えない機能がある可能性もあるため、保証がありません。

ガラケーで使える機種は？

ドコモは、LTEとVoLTEに対応したガラケーなら、3G停波後もデータ通信と音声通話を使用できます。

LTE対応でもVoLTEに対応していないと音声通話が利用できなくなるので注意が必要です。

比較的新しい機種では、ドコモは「arrows ケータイ F-03L」「AQUOS ケータイ SH-02L」「カードケータイ KY-01L」、ソフトバンクは「DIGNO ケータイ3」「AQUOS ケータイ3」「かんたん携帯10」などがLTEとVoLTEに対応しています。

なお、3キャリアともスマホへの乗り換え施策を強化していることもあり、今後、ケータイの新機種は減っていきます。

auはG’zOne TYPE-XXやGRATINAなどをはじめ、2021年もケータイの新製品を投入していますが、ドコモは2020年以降、ソフトバンクは2021年以降、ケータイの新製品は投入していません。

まだガラケーを使いたいという人は、早めに入手しておくといいでしょう。

irumoで3G通信が使えない理由

利用者が少なく運用コストが無駄

3Gは現状普及している5Gに対して2世代前の通信規格でもあり、今では4G、5Gに対応したスマホが中心です。

そのような状況の中で3G向けのサービスを提供するのは、運用コストを考えると非効率なため、3Gサービスの終了を決定しています。

3G用の周波数帯を新しい通信規格に割り当てたい

電波を有効に活用し、新しい通信サービスを生み出していくためには古い通信サービスを終了する必要があります。

3Gを終了することで割り当てられた周波数帯が新しい通信規格に使用可能となります。

通信速度が遅く実用性がない

インターネット回線を通じて提供されるアプリやWebサービスを利用する上で、3G回線では通信速度が遅く実用性がないです

現在の、アプリやSNSで動画を視聴する利用方法には適しておらず、3Gサービスは必要とされなくなりました。