OCNモバイルONE速度は遅い?

OCNモバイルONEはドコモの通信網を使っており広いエリアで利用できます。肝心の速度は「新コース」「新コース以外」で異なり、「新コース以外」なら格安SIMの中では遅い方です。

特に昼の時間帯が遅くなり、webサイトでニュースを読むのもストレスを感じる程です。OCNモバイルONEは混雑する時間帯における通信速度が遅い欠点があります。

「新コース」は通信方式を変更したため、混雑時でもそれなりに速い速度で利用できています。

OCNモバイルONEの速度は「新コース」「新コース以外」で異なる

OCNモバイルONEの速度は、「新コース」と「新コース以外」で異なります。

これは、それぞれ別の帯域を使っている為、速度は全く異なります。「新コース」は、2019年11月に新設された新しいコースです。

新しいコースということで、「新コース」の帯域には余裕がある為、通信速度は「新コース」の方が速くなっております。

OCNモバイルONE速度が速い「新コース」の特徴

OCNモバイルONE新コースには低速通信時の利用制限があり、基本データ容量の半分までしか低速通信で利用できません。

3GBコースで3GB使い切ると、低速200kbpsの速度になります。低速通信でデータ容量1.5GBを使い切ると200kbpsよりも更に遅い速度になります。

新コースでは、低速通信にもデータ利用量が定められた結果、高速通信の速度品質を保っていると言えます。「新コース以外」は低速通信が使い放題の為、高速通信の速度品質を保つことは困難です。

OCNモバイルONEの速度は「新コース」では大幅に速くなった理由

低速通信に利用制限をかけた

OCNモバイルONEの低速通信の「節約モード」は、頻繁に切り替えて利用している方は全体の10%もいないです。

しかし、節約モードをオンにしたまま、契約したコースの通信容量をはるかに超過した通信を行う方がごく少数います。これが、トラフィックのかなりの部分を占有し、多くのお客様の回線品質に影響を与える要因となっております。

そこで、新コースでは、低速通信を基本データ容量の半分までしか使えなくした規制を設けました。その結果、低速通信の利用に限りがありトラフィック占有を抑えることに成功しました。

トラフィックに負荷がかからなければ、回線品質は安定します。

利用者数が「新コース以外」よりも少ない

OCNモバイルONEは、利用者数100万人を超えており、その大半が「新コース以外」を利用しています。

ドコモからレンタルしている回線、量や幅に限りがあるため、利用するユーザーが増えるにつれてどうしても回線が混み合ってしまいます。

例えば車が多い道路では混雑して速度が落ち、時に渋滞になります。でも、車が少ないと、速度が上がりスムーズに進みます。

いわば新コースが空いている道路、新コース以外が渋滞の道路といって良いでしょう。

「新コース以外」でもっとも遅くなるのは、朝の通勤ラッシュや夕方の帰宅ラッシュの時間帯です。これらの人々が一斉にネットを利用するタイミングでは、高速道路が渋滞になっている状態で、通信速度が遅くなります。