OCNモバイルONEのバースト転送とは?

OCNモバイルONEにはバースト転送機能がついております。

これは、通信開始時の一定量(150KB)のみ高速通信(最大通信速度 262.5Mbps)が可能となります。

節約モードの低速通信時や基本データ容量超過後の速度制限時など高速通信が利用できない状態にあっても、通信をし始めた際の一定量は高速でデータの送受信ができるようになります。

メールやWebアクセスのセッションが開始された段階、つまりアプリが接続する最初の段階だけ、高速な通信を行ってくれます。

要は初めの一瞬だけ高速通信ができます。ウェブブラウザーで閲覧中、クリックした直後だけデータを高速で流してくれますので、節約モードや速度制限時の「低速モード」ながら快適な通信ができる仕組みです。

低速通信になるとWebサイトの記事やTwitterなどのSNSの読み込みなど、送受信のデータ量が比較的少ないサービスを利用する場合には、最初のページやアプリ起動直後の画面などが表示される速度が改善されるため、快適になります。

OCNモバイルONEバースト転送の名前の由来

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バーストという言葉は、破裂する、はち切れる、堰を切るといった意味の英単語“burst”から来ています。

低速だったデータ転送とは打って変わって、ドーンとまとめて送る様子が、はち切れるように感じられるわけであります。

OCNモバイルONE高速通信ではバースト転送は関係なし

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OCNモバイルONEの基本データ容量が残っており節約モードにしていない状態でネットをしてもバースト転送は関係ありません。

バースト転送は低速時に効果を発揮しますので高速通信下では何も恩恵がありません。

節約モードをONにして低速通信になっていたり、基本データ容量を超過して低速通信になっている場合、低速通信200kbpsで、通信のはじめだけ一瞬高速な時間が設けられます。

高速通信容量が十分残っており、毎月の通信量に対して余裕の使い方をしている人にはまったく関係のない話であります。

OCNモバイルONEのバースト機能は何が快適になる?

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OCNモバイルONEは、はじめの一定量だけ「バースト転送」を行うため、テキストメインのサイトであれば数秒で読み込みが完了しますので、非常に快適に使うことができます。

バースト転送で快適に利用できるものは以下です。

  • メール
  • Twitter
  • LINEチャット
  • テキストメインのwebサイト

回線のデータ転送速度が低速になっていると、メールやメッセージを読むだけでも非常に時間がかかります。

バースト機能は軽い利用の場合の負担を軽くしてくれるものといえます。

このバースト機能は、動画視聴などでも使えますが、特に恩恵を受けるのはWebページの読み込みです。

動画や音声のストリーミングでは最初のバッファリングのときに使い切ってしまいますので、このような用途でバースト転送の恩恵を受けることはできません。

OCNモバイルONEのバースト転送機能は新コースにも使える?

OCNモバイルONEの新コースは2段階の速度制限があります。基本データ容量を超過すると1段階目の速度制限がかかり200kbpsとなります。

そして、200kbpsで基本データ容量の半分の通信容量を使うと2段階目の速度通信がかかり更に遅い60Kbpsまで遅くなります。

新コースの1段階目の低速通信、2段階目の低速通信ともにバースト転送が使えますので、通信をし始めた際の一定量は高速でデータの送受信ができます。

OCNモバイルONEでバースト転送は使える?

OCNモバイルONEは、月次コースであれば、基本データ容量を超えると月末まで速度制限がかかります。

日次コースであれば基本データ容量を超えると当日中は速度制限がかかります。

1カ月単位でみると速度制限がかかる日数が多いユーザーもいます。

速度制限を解除するには、割高な容量追加オプションを購入するしかないのです。

容量追加をしなくてもバースト転送機能により、不便さが少しやわらぐのでOCNモバイルONEは基本データ容量の上限を達してもwebページ閲覧は全く不便になるということはありません。

低速データ通信に切り替わってしまうと、本来なら一瞬で表示されるはずの軽いページの閲覧にも結構な時間がかかりネットをすることがストレスになります。

しかし、「バースト機能」がありますので、テキスト中心のブログやニュースなど軽いページなら素早く読み込みができるのでそんなストレスを軽減させることができます。

OCNモバイルONEバースト転送の通信速度は?

OCNモバイルONEでは低速時は速度が200kbpsまで制限されますが、バースト転送では最初の3秒程度は150KBまでの高速通信ができます。

webページの読み込みだけなら高速通信と同様のスピードが出るのです。

高速通信の読み込みでwebページを開いてしまえば、表示が遅くなる心配がありません。

すぐに読み込みできる程度のwebサイトや画像、Twitterのタイムラン、送受信のデータ容量が少ないサービスなどは、バースト機能でえ快適に利用ができます。