OCNモバイルONEはMNPワンストップ対象?

OCNモバイルONEは、Webサイトでの携帯電話会社の乗り換え(MNP)の手続きにワンストップ方式を導入しておりません。

現在のOCNモバイルONEの乗り換えでは、お客様自身でMNP予約番号を発行を申請してから、その予約番号をもって乗り換え先でご契約手続きをする方式です。

MNPワンストップとは

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これまでのナンバーポータビリティ制度は、現在使用している通信会社でMNP予約番号を発行し、その番号を持って乗り換え先の通信会社で手続きする「ツーストップ方式」を採用していました。

新しいワンストップ方式では、この予約番号の発行が不要となり、乗り換え先のWebサイト上で手続きが完結します。

MNPワンストップは、従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要になる制度です。面倒な手続きが不要になり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。

従来の方式(ツーストップ方式)とは

ツーストップ方式は、従来のMNPの方法で現在のOCNモバイルONEのMNP方式になります。

契約中の事業者へお客様自身でMNP予約番号を発行を申請してから、その予約番号をもって乗り換え先でご契約手続きをする方式です。

従来どおりの予約番号を使ってのお乗り換えも継続して可能です。

MNPワンストップの対応予定は?

OCN モバイル ONEを展開するNTTレゾナントでは「MNPワンストップを検討しているが、対応時期は未定」としています。

今後、MNPワンストップに対応する可能性がありますが、いつ対応するかは未定です。

MNPワンストップで可能な転出元事業者

現在のところMNPの転入手続きがワンストップで可能な転出元事業者は以下です。

・株式会社NTTドコモ
・KDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社
・楽天モバイル株式会社
・日本通信株式会社

これらの事業者が運営するブランドサービスがMNPの転入手続きでワンストップで可能です。

  • ドコモ
  • ahamo
  • au
  • povo
  • UQモバイル
  • ソフトバンク
  • ワイモバイル
  • 楽天モバイル
  • 日本通信

ドコモのサブブランド?

OCNモバイルONEを運営するNTTレゾナントが2023年7月1日をもってNTTドコモと合併することを発表しました。

NTTレゾンナントが提供するOCNやgooなどのサービスはドコモが継続して提供(Remote TestKitはNTTレゾナント・テクノロジーに事業移管)し、合併等に伴うユーザーの手続きは一切ないとのこと。

今回OCNモバイルONEを提供するNTTレゾナントがドコモ本体に吸収されることで、実質的にはサブブランドになります。

ドコモやahamoはMNPワンストップを導入していますので、ドコモのサブブランドになってからMNPワンストップを導入する可能性は高まります。

MNPワンストップの流れ

OCNモバイルONEがMNPワンストップに対応した場合は以下の流れになります。

  • OCNモバイルONE公式ページへ
  • OCNモバイルONE申し込みはこちらblank

  • 乗り換えする携帯電話番号を入力
  • MNP予約番号の取得状況の確認で「まだ取得していない」を選択
  • 利用しているキャリアの選択
  • 乗り換え(MNP)の手続きへ進む
  • 乗り換え元でログインする
  • セキュリティ番号を入力してください
  • ご契約時に設定した暗証番号(4桁)を入力してください
  • MNP転出に関する事前確認
  • アンケートに回答する
  • お手続き内容の確認
  • 新たに契約される携帯電話会社との契約手続きが完了した日付で、乗り換え元との契約が解除となります。よろしいですか?に同意する

MNP転出の流れ

現在のOCNモバイルONEで番号そのまま他社へ乗り換えする場合はMNP転出することになります。

  • 以下のリンクよりOCN マイページにログインし、お手続きください。
  • MNP転出(MNP:携帯番号ポータビリティ)

  • 個人の男性か女性か選択
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  • 解約の理由を選択
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  • 解約後のご予定
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  • 同意して次へ
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  • 申し込む
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引き止めはない

OCNモバイルONEは、ウェブ上で解約ができます。会員ページから引き止められることなく解約が可能となっております。

OCNモバイルONE公式では、マイページでの解約を推奨していますが、電話による解約も受付しています。

■OCNカスタマーズフロント
フリーダイヤル:0120-506506
受付時間:10:00~19:00
(日曜日、祝日、年末年始を除く)

OCNモバイルONEでは、MNP予約番号を取ろうと電話をかけると、他社に転出せず自社で機種変更してもらうために高額なポイントやクーポンを提示してMNP予約番号の発行を渋る「引き止め行為」はありません。

OCNモバイルONEのMNPワンストップのメリット

OCNモバイルONEでMNPワンストップが導入された場合は以下のようなメリットがあります。

乗り換えがより簡単になる

いままでのMNPは、乗り換え先元と乗り換え先の2カ所で手続きが必要でした。

しかし、新たな「MNPワンストップ」制度の導入により、利用者は転入先のOCNモバイルONE「1カ所」に申請するだけで、手続きが完結します。

電話番号を変更せずにOCNモバイルONEへ移る「番号持ち運び制度(MNP)」は、乗り換え元と乗り換え先の「2カ所」で手続きが必要なことで手間がかかりました。

元の携帯会社で「MNP予約番号」を取得し解約手続き後に、その番号を用いて乗り換え先の携帯会社で手続きするという「2ステップ」でした。

「MNPワンストップ」制度はその名の通り、乗り換え先携帯会社での「ワンステップ」で手続きが完結。これにより、OCNモバイルONEへの乗り換えがより簡単になります。

MNP予約番号発行が不要

新しいワンストップ方式では、この予約番号の発行が不要となり、乗り換え先のOCNモバイルONEのWebサイト上で手続きが完結します。

MNP予約番号を間違えないで済む

MNP予約番号の入力を間違えると審査に通りません。

再度、MNP予約番号を取得して申し込みとなり手間がかかります。

MNPワンストップなら番号間違いなどのトラブルを防げます。

有効期限切れがない

MNP予約番号は、発行から15日たつと有効期限が切れてしまいます。

他社からOCNモバイルONEへ乗り換えの場合、MNP予約番号の有効期限までの残り日数は12日以上残っている必要があります。

MNP予約番号の有効期限は15日です。そこから3日以内にOCNモバイルONEへ乗り換え手続きをする必要があります。

もし、MNP予約番号発行から4日経過して乗り換え手続きをした場合、審査で落とされます。

MNP有効期限切れも審査落ちの要因となります。

MNP予約番号発行してから3日以内に乗り換えですから期限としては短いものでした。

仕事が忙しくて乗り換え先の携帯電話事業者のショップに行けないまま期限切れ、というケースも少なくなかったですが、ワンストップ方式では有効期限がないので、いつでも手軽に乗り換えができます。

引き止めがない

MNPを利用するには従来のやり方では、乗り換え元と乗り換え先の2カ所で手続きが必要です。

まず乗り換え元の携帯会社で「MNP予約番号」を発行してもらい、それを使って乗り換え先の携帯会社で契約を結ぶ。手間がかかるうえ、乗り換え元で解約を引き留める行為も横行していました。

MNP予約番号を発行する際に、特典を出すから解約を考え直すように引き止める携帯会社もあります。

MNPワンストップなら、MNP転出が不要となるので引き止められることなく乗り換えが完了します。