irumoデータ通信専用プラン

irumoデータ通信専用プランがない理由

irumoは、音声通話SIMのみとなっております。

データ通信専用プランはありません。

音声通話SIMは、音声通話とデータ通信、SMS(ショートメッセージサービス)が利用できます。

音声通話SIMは基本的にデータ通信も利用可能で、モバイル用のデータ通信回線を介してインターネットに接続できます。

ただし、契約によっては音声通話のみを選べるタイプもあり、この場合はモバイル通信が使えず、音声通話とSMSは利用できます。

プラン0.5GB3GB6GB9GB
月額料金550円2,167円 2,827円 3,377円
みんなドコモ割 カウント対象
dカードお支払割▲187円/月
ドコモ光セット割
または
home 5Gセット割
▲1,100円/月
月額料金
割引適用後価格
550円880円1,540円2,090円
国内通話料22円/30秒
SMS通信料(国内)3.3円/回(受信料 無料)

データ通信専用SIMとは?

データ通信専用SIMとは、インターネットが利用できるデータ通信専用のSIMカードのことです。

音声通話可能のSIMよりも、格安で利用できます。また、データ通信専用SIMであっても、LINEなどの通話アプリを使用することで音声通話は可能となります。

データ通信専用SIMがない理由

irumoのオンライン契約では、ウェブ上での操作になるので、とにかくシンプルさを重視しています。

お客様が選ばなければいけない項目をそぎ落として必要最低限の情報をさくっと入れるだけで契約できることを意識して作られました。

「音声通話SIM」「SMS+データSIM」「データ専用SIM」と3つのタイプに分かれるよりも「音声通話SIM」1本に絞った方がシンプルで分かりやすくなります。

データSIMがない分高くなる?

OCNモバイルONEの新コース3GB/月コースでは、音声対応SIMカードが月額990円(税込)で、データ通信専用SIMカードが月額858円(税込)で132円(税込)の差がありました。

データ通信専用SIMは料金的に132円安くなるものとなっておりますので、それほど大きな違いはありません。

irumoの3GBプランは月額料金2167円(税込)ですが、「ドコモ光セット割」または「home 5G セット割」の適用で1100円割引、「dカードお支払割」の適用で187円割引となり月額880円(税込)で利用可能です。

これはOCNモバイルONEの3GBで月額990円と比較しても110円安くなっています。

もし、irumoで「ドコモ光セット割」「dカードお支払割」が適用できるなら、データ通信専用SIMがなくても気にならないほどに安い料金で利用できます。

データ容量は小刻みに選べる

「irumo」では、月々に利用可能なデータ量を「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」から選べます。

料金は「0.5GB」が月額550円、「3GB」が月額2167円、「6GB」が月額2827円、「9GB」が月額3377円。

ahamoでは20GBで月額2970円(税込)の1プランしかなく他のプランを選ぶことができなかったので、20GBではデータ容量が余ってしまった場合は見合わない料金を支払うことになります。

irumoでは、高速通信は「3GB」「6GB」「9GB」と3種類から選べるので、適正なデータ容量を選ぶことができます。

irumoにないデータSIMが向いている方

irumoで「ドコモ光セット割」または「home 5G セット割」が適用できない場合は、1100円の割引がないので月額料金は他社格安SIMよりも割高になりますので他社のデータ通信専用SIMを検討した方が良い場合もあります。

以下のような理由でデータ通信SIMを求めている方はirumoが向かない可能性があります。

基本料金を少しでも安くしたい

データSIMはデータ通信のみの利用になるため、音声通話SIMに比べて基本料金を安く抑えられます。

OCNモバイルONEの実例で言うならば、データSIMは音声SIMよりも132円安くなります。この「132円でも安くしたい」「1円たりとも無駄に料金は払いたくない」というならばデータSIMを契約した方が良いでしょう。

2台持ちするときに役立つ

サブ機(二台持ち)を利用するときにデータSIMは便利です。

音声通話・ネット・SMSがすべて使える「音声通話」のSIMをさしたスマホを1台持っていて、メール確認や動画閲覧のためにデータ通信用の端末をもう1台持ちたい方にデータSIMは最適です。

例えば、音声通話はメインで持っているスマホで行い、資料の確認や動画の閲覧用にサブ機としてタブレットを持ちたい、というときに活用できます。

データ通信だけ可能なSIMがあれば、月額使用料をおさえつつ、サブ機はインターネット専用のスマホとして活用できます。

モバイルWi-Fiとして使える

データ通信のみの格安SIMを、SIMフリーのモバイルルータに差し込むことによって、モバイルWi-Fiとして使用できます。

20GBや30GBなど大容量のプランで契約しておけば、事務所や出先で複数台同時にインターネット接続をしても安心です。

irumoにないデータSIMおすすめできない方

電話回線を使う

データSIMは音声通話を使用できないため、通話をするならIP電話を活用します。そのため、キャリアと同程度の品質の通話は見込めません。

もしくは、ネット回線を利用して音声通話をおこなうLINEなどの通話アプリを使います。

LINEは電話回線での音声通話に比べれば品質が劣る点が懸念されてはいますが、通話料がかからないため、すでに利用して慣れている方もいるかもしれません。

また、データSIMは音声通話を使用できないため、110番などの緊急通報もできません。

警察や救急、消防に連絡ができずに困りますので、メインスマホとしては向きません。

SMSが使えない(SMS認証も使えない)

SMSは電話番号を利用して短文のメッセージを送り合う仕組みです。

契約内容に電話番号を含んでいないデータSIMでは、SMSも利用できません。

アプリなどで個人認証にSMSが使われる場合(SMS認証)があり、SMSが使えないデータSIMではSMS認証も利用できないため注意が必要です。

社内スタッフや取引先の会社と電話で会話する必要があったり、SMSのショートメッセージでアプリの暗証番号の認証をしたりする必要がある場合には、データSIMは向きません。

セキュリティ強化のためにSMSにて認証するサービスが増えてきています。

もし、利用するインターネットのサービスでSMS認証が必要なものを使う場合は、SMS機能付きに切り替える必要がありますので、あらかじめSMS機能付きデータSIMを提供している格安SIMを選ぶといいです。