目次
楽天モバイルからOCNモバイルONE乗り換えで悪くなる点
専門ショップがない
楽天モバイルショップでは、契約に関する各種手続きや故障受付、有料にはなりますが操作案内やデータ移行のサポートも行っています。
楽天モバイルは全国で600店以上の専門ショップがあり以下の手続きができます。
新規回線契約と他社回線から乗り換え(MNP)
楽天モバイルからプラン変更
機種変更
SIMカードの交換や再発行
OCNモバイルONE専門店はありませんが、ドコモショップや家電量販店で契約できます。
OCNモバイルONEはドコモショップで契約するにあたり以下の点を店員が行ってくれます。
- SIMカードの発行
- 開通手続き
- プランや端末の説明
- ドコモのスマホ購入
- SIMカードの挿入
- APN設定
- アクティベーションやdアカウントの設定
OCNモバイルONEは専門店がないので、店舗にて機種変更・プラン変更・SIM交換ができません。
iPhone最新機種がない
楽天モバイルでは現在発売しているiPhoneの最新機種を販売しています。
新発売のiPhoneシリーズは、ドコモやau、ソフトバンクといった他社と同じタイミングで予約・販売が開始されます。
OCNモバイルONEのiPhoneシリーズは、1つ前のモデルから販売しています。iPhone13が発売されている場合は、iPhone12が販売されています。
口座振替・デビットカード支払い対応していない
楽天モバイルは口座振替とデビットカード(楽天銀行デビットカード・スルガ銀行デビットカード)支払いの両方に対応がしています。
OCNモバイルONEは基本的にクレジットカード支払いのみです。口座振替支払いは電話でのみ受付しています。
この場合、端末セットは契約できません。
楽天ポイント進呈はない
楽天モバイルの月額料金110円につき楽天ポイント1ポイント還元されるので、楽天モバイルを利用するだけで毎月ポイントが貯まっていきます。
さらに、楽天モバイルで音声通話SIMを利用していると、楽天市場の買い物のポイントが+2倍になります。
OCNモバイルONEはdポイントが毎月自動でたまります。ご利用料金100円(税抜)につき1ポイント、dポイントが毎月自動でたまります。
dポイント進呈時期は、ご利用月の翌月26日以降となります。
48回分割払い不可
楽天モバイルではiPhoneの購入代金を一括払いもしくは分割払いで購入することができます。分割の場合は24回払いと48回払いの2通りから選べますが、48回払いを選べるのは楽天カードの会員のみとなります。
48回払いは「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」の対象で、24回目の支払いが完了していれば、現在使用中のiPhoneの返却と事務手数料3,300円を支払うことで、残りの支払いが不要になります。
OCNモバイルONEの端末セットは、「一括」「分割払い(24回払い)」の2択で選択できるようになっております。
無制限プランがない
楽天モバイルのプランは、無制限のプラン1つだけで、利用データ量の応じて料金が変動します。
ネットを少々使う程度の人(3GBまで)なら1,078円 / 月、動画再生が多い人(20GBまで)なら2,178円、動画やゲームなどガッツリ使う人(20GB以上)なら3,278円という感じで無制限まで利用できます。
ただ、楽天モバイルの容量無制限で使い放題は弱点があり、全エリアで使い放題ではない点です。
使い放題の対象は楽天回線を利用した通信のみのため、パートナー回線(au回線)は使い放題ではありません。
自宅や学校、勤務先などの生活圏が楽天モバイルの対応エリアなら良いですが、そうでない場合は無制限は意味がありません。
OCNモバイルONEは無制限プランがありません。最高でも10GBまでしか利用できません。
楽天モバイルからOCNモバイルONE乗り換えで良くなる点
プランが豊富に選べる
楽天モバイルの料金プランは月額3,278円でデータ通信も音声通話も使い放題の「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のみです。
毎月のデータ使用量によって料金が変動するプランで、データ利用の上限がありません。
3GB・20GB・20GB超過後の3段階で、1078円から3,278円(通話料等は除く)まで料金が区切られています。
OCNモバイルONEは、500MB・1GB・3GB・6GB・10GBと5つのプランから選択できます。楽天モバイルは上限がないので使いすぎると料金が跳ね上がります。
OCNモバイルONEは各プラン上限がありますので使いすぎて料金が上がる心配はありません。
ドコモ回線のみ使える
楽天モバイルのデータ通信が使い放題なのは楽天回線エリアに限られています。全国的にカバーできていないので繋がらない場所も多数あります。
楽天回線エリア以外はパートナーエリアとなり、au回線を利用することになります。パートナーエリアでは月間5GBのデータ容量となり、超過した後は低速通信となります。
楽天は自社回線のカバーエリアを広げていますが、それ以外はKDDIの電波を借りてサービスを提供していますが、au回線は5GBまでしか使えないので不便です。
楽天回線のエリアは特に地方の一部エリアにまで行き届いていないのが現状です。
都市部の楽天回線エリア内でも一部、地下や建物内だと楽天回線の電波が入らないので、パートナー回線であるau回線に切り替わる場面が多々あります。
OCNモバイルONEはドコモ回線のみ使えます。10GBコースなら10GBをドコモ回線で利用できます。
エリア内の繋がりやすさが安定する
楽天モバイルは対応エリアに入っていても繋がりにくい場所が結構あります。地下鉄の駅や人が多い大型の商業施設などは楽天モバイル回線は繋がらずパートナー回線に切り替わっています。
楽天回線の対応エリアは、まだまだ狭く不安定です。
OCNモバイルONEはドコモの回線網を使っていることもあり、全国どこでもつながりやすいと好評です。建物内や地下、人混みの中でも繋がります。
ドコモの人口カバー率は99%を超えるため、人が住んでいる地域ではほとんどの場所で通信可能です。
かけ放題に専用アプリは不要
楽天モバイルで電話をかけ放題にするには専用アプリ「Rakuten Link」から発信するのが条件です。
標準の電話アプリから発信すると20円/30秒の通話料がかかります。
OCNモバイルONEは、発信先電話番号の前にプレフィックス番号(0035-44)の付与や、専用アプリ「OCNでんわ」を使用することなく通話がかけ放題になるオプションの提供をしています。
専用アプリ利用なしで、かけ放題オプションが使えます。
10分かけ放題が安くなる
楽天モバイルでは、月額1,100円(税込)でOS標準アプリからの発信でも1回10分以内の国内通話かけ放題、国内SMSの送受信が使い放題となるサービスも提供しています。
OCNモバイルONEの10分かけ放題は、月額850円(税込935円)で提供しているので安いです。
オプション名 | 10分かけ放題 | トップ3かけ放題 | 完全かけ放題 |
---|---|---|---|
月額料金 | 月額850円(税込935円) | 月額850円(税込935円) | 月額1,300円(税込1,430円) |
内容 | 10分以内の国内通話が 回数無制限で0円 | その月の通話料の上位 3番号の通話料が自動的に0円 | 国内通話料0円 |
こんな人におススメ | ・よく電話をかける ・1回の通話は10分以内 ・かける相手先はいろいろ | ・かける相手はほぼ3番号以内 ・時間を気にせず長く話したい | ・よく電話をかける ・時間を気にせず長く話したい ・かける相手先はいろいろ |
国内通話 | 10分以内0円 | 月内通話料 上位3番号への通話0円 (自動判定) | 国内通話料0円 |
上記以外 11円(税込)/30秒 | 上記以外 11円(税込)/30秒 |
無料でメールアドレスが1つ付与される
楽天モバイルにはキャリアメールがありません。そのため楽天モバイルでメールを利用する場合、gmailなどのフリーのメールアドレスが必要です。
OCNモバイルONEでは、1契約につき「ocn.ne.jp」のメールアドレスをひとつもらえます。キャリアメールではありませんが、誰でも取得できないプロバイダメールなので信頼性は高いです。
そのため、相手から迷惑メール判定を受けて受信拒否される可能性が低くなります。