auからOCNモバイルONE乗り換え比較で劣る点

ハイスペック機種が購入できない

auでは、XperiaやgalaxyやGoogleピクセルなどのハイスペックモデルを販売しています。

ハイエンドモデルは最新のCPUを搭載し、美しい有機ELディスプレイや高品質なカメラを搭載しているので販売価格は高めです。

OCNモバイルONEでは10万円を超えるハイスペック機種を用意しておりません。1~3万円の安い機種が中心となります。

店舗でのアフターサービスができない

auであれば近くのauショップにてアフターサービスを受けることができます。

プラン変更・解約手続き・MNP予約番号発行・修理受付・SIMカード交換などauショップでできます。

auなら全国各地にショップを持っているので、インターネットや電話だけの対応では不安な場合、対面サポートが受けらる強みがあります。

OCNモバイルONEは専門店がありませんので契約後のサポートは全てオンライン対応となります。

使い放題がない

auには使い放題MAX 5G/4Gの料金プランがありデータ容量は使い放題でご利用いただけます。

使い放題MAX 5G/4Gは基本的にデータ容量は無制限ではあるのですが、以下の特定の条件に当てはまる場合には、通信速度が遅くなる速度制限が発生します。

  • 動画配信、ストリーミングサービスなどの大量のデータ通信または長時間接続を伴うサービスの利用時
  • 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合で混雑する時間帯
  • テザリング、データシェア、世界データ定額については合計で月間30GB以上の利用

OCNモバイルONEには使い放題プランがありません。最高でも10GBまでのプランしかありません。

もし10GB以上のデータを使用したい場合は、データを1GB単位を500円(税込550円)で追加する必要があります。

通信速度が遅くなる

auとドコモ回線を利用するOCNモバイルONEを比較すると通信速度が遅くなる傾向があります。

ドコモ回線を利用しているOCNモバイルONEでは、ドコモから借りている通信回線に上限があるため、回線へのアクセスが集中すると速度が遅くなります。

特にスマホでの通信が多くなる昼の時間帯は速度が顕著に遅くなることが多いです。安定した通信速度を重視する場合は注意する必要があります。

オンラインの場合は初期設定は自分で行う

auショップではSIMの差し込みからデータ移行、使えるようにするまで全部行ってくれます。

オンラインで契約したOCNモバイルONEは、開通からデータ移行まで自分で行います。

家電量販店やドコモショップでは初期設定を行ってくれます。

家族割がない

auの家族割プラスは、対象プランに加入中の同居家族の人数に応じて月々の料金を割り引くサービスです。

同居家族2回線の場合 一人当たり永年550円/月、3回線以上の場合 一人当たり永年1,100円/月が割引されます。

(auデータMAXプランNetflixバックは2回線以上で一人当たり永年1,100円/月割引)。

同一auスマートバリューグループに加入している50歳以上の家族であれば、離れて暮らしていても家族割プラスの対象になります。

OCNモバイルONEには家族割はありません。しかし、元々の料金が安いので家族割がなくても大丈夫です。

スマホトクするプログラムがない

auのスマホトクするプログラムとは、残価設定ありの24回払いでスマホを購入し、13~25ヶ月目までにスマホを返却すると、残価設定分の支払いが不要になるプログラムです。

ただし、プログラムに加入したからといって、25ヶ月目までに必ず端末を返却する義務はありません。

25ヶ月目以降もスマホを使い続けたい場合は、違約金を支払う必要なく、残価設定額を24分割した金額を支払いながら同じスマホを使い続けるという選択もできます。

OCNモバイルONEでは、残価設定型24回の分割払いで対象端末を購入した機種して返却すると、返却したタイミングに応じた特典を受けられるプログラムはありません。

通信速度制限がある

auの「使い放題MAX 5G/4G」プランの場合、テザリング機能など特殊な場合を除いてデータ通信量は無制限です。

そのため通常使用の範囲なら、通信速度の制限を気にせず快適にインターネット接続できます。

OCNモバイルONEのデータ容量の多い「10GBコース」は10GBを超えて使用した場合は、速度制限されます。

OCNモバイルONEでは、通信量が基本通信容量と繰り越しサービス分の容量の合計を超えた場合に、通信速度を200kbpsに制限します。

新コースでは、低速(節約モード)での通信量が基本通信容量の半分を超えると、さらに通信速度を200kbps以下に制限する場合があります。

LINEのID検索が使えない

auはLINEのID検索ができます。この年齢確認は、ソフトバンク・楽天モバイル・docomo・auなどの大手キャリアと連携することでできるようになっています。

OCNモバイルONEをはじめとした多くの格安SIMではLINEの年齢確認はできません。

LINEでは特に18歳未満の利用者に対して、見知らぬ人と友達になってしまうことでトラブルが起きないよう年齢確認を行なっています。

口座振替はSIMのみ契約で電話でのみ受付

auはクレジットカードか口座振替で契約できます。

OCNモバイルONEは基本的にクレジットカード支払いのみです。電話にて口座振替申し込みもできますが、SIMのみ契約限定です。

端末セットにて口座振替支払いができません。

最新iPhoneの端末セット契約は不可

auでは発売したばかりの最新iPhoneの端末セット契約や機種変更が可能です。

お得な価格で購入できる「スマホトクするプログラム」も利用可能です。

13〜25カ月目までに購入した端末を返却する必要はありますが、最新のiPhoneをおよそ半額の価格で購入できます。

OCNモバイルONEのiPhoneシリーズは、1つ前のモデルから販売しています。iPhone13が発売されている場合は、iPhone12が販売されています。

au端末そのまま使えない

auユーザーがOCNモバイルONEのドコモ回線を使う場合、スマホのSIMロックを解除しなければ、乗り換え先でauの端末を利用できません。

ただし国の指導により2021年10月1日以降に発売される新製品について、原則としてSIMロックは撤廃されています。

また、OCNモバイルONEで動作確認されているau端末は非常に少ないです。現在、動作が確認されているau端末は8機種です。

au端末名通話データ通信SMSデザリングSIMロック解除
iPhone SE
必要
iPhone 6s必要
iPhone 7必要
iPhone 8必要
iPhone 11 Pro必要
AQUOS sense(SHV40)必要
iPad(第8世代)必要

キャリアメール利用に料金が発生する

auのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)をOCNモバイルONE乗り換え後も利用したい場合は、auで月額330円の「auメール持ち運び」を契約しなくてはなりません。

「auメール持ち運び」は、au解約後、31日以内のみ申し込めるサービスです。

ただし、au IDを削除してしまうと申し込めませんので、auのキャリアメールが必要な方は、OCNモバイルONE乗り換え後、そのまま「auメール持ち運び申し込みページ」より手続きをしましょう。

auからOCNモバイルONE乗り換え比較で優れる点

月額料金が安くなる

auのピタットプラン 5Gの料金は以下です。

〜1GB:3,465円
〜4GB:5,115円
〜7GB:6,765円

OCNモバイルONEの料金は以下です。

新コース音声対応SIMデータ専用SIMSMS対応SIM
500MB/月コース500円(税込550円)
1GB/月コース700円(税込770円)
3GB/月コース900円(税込990円)780円(税込858円)
900円(税込990円)
6GB/月コース1,200円(税込1,320円)1,080円(税込1,188円)
1,200円(税込1,320円)
10GB/月コース
1,600円(税込1,760円)1,480円(税込1,628円)1,600円(税込1,760円)
20GB/月コース3,920円(税込4,312円)3,800円(税込4,180円)

3,920円(税込4,312円)
30GB/月コース5,500円(税込6,050円)
5,380円(税込5,918円)
5,500円(税込6,050円)

auとOCNモバイルONEの料金を比較すると、OCNモバイルONEのほうがデータ容量が多めで、月額料金も安めに設定されています。

auの小容量プランは、auひかりとのセット割である「auスマートバリュー」を適用させても1~4GBで4,565円かかりますが、OCNモバイルONEなら割引なしでも3GBで月額990円と大幅に安くなります。

通信品質が安定している

auは人口カバー率が99%を超える格安SIMですが、建物内や地下鉄、山間部などで圏外になることがあります。

OCNモバイルONEはドコモ回線です。auよりもdocomoの方が確実に繋がる機会が多いです。特に山間部や田舎などで差がつきます。

ドコモ回線の特徴としては、山や海にも強いことが挙げられます。

山などでは高い木々などによって電波が遮られることによって、海では電波が届かないことによって、スマホの繋がりが悪くなりがちですが、ドコモでは専用アンテナや小型基地局を設置し、山でも海でもスマホが使えるようにしています。