LINEMOフィルタリングサービスとは
フィルタリングサービスとは、お子さまが安全かつ安心してインターネットを利用できるよう、有害サイトへのアクセスをブロックします。
19歳以下の契約者または利用者である場合、原則として加入・設定が必要です。
ご利用者ご本人が19歳以下の場合、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」に基づき、保護者や親権者のかたからのお申し出がない限り、原則としてフィルタリングサービスを適用します。
青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律
青少年インターネット環境整備法とは?
近年はスマートフォンを使用した「出会い系被害」が青少年に増加しており、青少年へのフィルタリング普及について一層の強化が必要とされている状況です。
これらに対応するために「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」の改正案が2017年6月23日に可決され、が本日2018年2月1日に施行されました。
改正内容を端的にまとめると下記のようになります。
・保護者は18歳未満に携帯電話やスマートフォンを使用させるために携帯電話回線を契約する場合は、その回線提供事業者に申告が必要。
・携帯電話回線提供事業者は、18歳未満が契約/使用するときは、フィルタリングについて説明し有効にすることが必要。
親の目の届かないところで18歳未満の子どもたちが、犯罪・自殺、わいせつ・出会い系、残虐な内容などの有害情報に簡単にアクセスできてしまったり、個人情報を書き込んでトラブルになる危険性があります。
この法律は、18歳未満の青少年が、安全に安心してインターネットを利用できるようにすることを目的としています。
LINEMOフィルタリングサービス内容
ご利用の機種によって、フィルタリングのサービス内容が異なります。
対象サービス | 概要 | 対象機種 |
---|---|---|
あんしんフィルター | 不適切なサイトの閲覧や有害アプリケーションの起動を制限するサービスです。 | iOS 11.0 以降 |
ファミリーリンク | お子さまのスマートフォン利用について、保護者の方が管理をするサービスです。 不適切なサイトの閲覧や有害アプリケーションの起動を制限できます。 | Android 7.0 以降 |
あんしんフィルター
あんしんフィルターはお子さまを不適切なサイトや有害アプリケーションから守り、お子さまが安全にスマートフォンを楽しむことを手助けします。
あんしんフィルターは無料ですが、お申込み手続きが必要です。あんしんフィルターはMy Menuにてお申込みいただけます。
◆対応機種
・iPhone iOS 11.0 以降
・iPad iOS 11.0 以降
あんしんフィルターの3つのポイント
あんしんフィルターで利用制限されるウェブサイトやアプリケーションのカテゴリについてはこちらをご確認ください。
1.いつでも、どこでも見守る
保護者がパソコンやスマホから、時間・場所を問わず、フィルタリングの設定を行えます。
外出先から携帯やパソコンで、ご自宅のインターネットの利用状況をチェックすることができます。
ご家族のインターネット利用をリモートで管理でき、これまで以上の「安全・安心・便利」を実現します。
2.フィルター強度が選べる
あんしんフィルターでは、年齢に合わせて選べる4つのモードが存在します。
フィルタリングの強度 | 内容 | 制限対象 |
---|---|---|
小学生モード | インターネットを使う前、 または使い始めの年齢 主に通話とメールを スマホで行う子供向け | ゲーム、動画 音楽、SNS 出会い アダルト |
中学生モード | インターネットに慣れ始めている 犯罪や有害なものから 守りたいという子供向け | 動画、音楽 SNS、出会い アダルト |
高校生モード | インターネットに慣れている オークションや掲示板なども 活用したい子供向け | SNS、出会い アダルト |
高校生プラスモード | 高校生モードよりも フィルタリングを緩和 | 出会い アダルト |
フィルター強度は実態に見合わないほどフィルタが強力すぎる難点はあります。
高校生モードまではSNSの利用ができません。SNSにはLINE、Instagram、Twitterが含まれます。高校生でこれらのSNSができないのは不便です。
中学生モードまではSNSに加えて動画や音楽も制限。小学生モードはゲームまで制限対象されます。
3.使いすぎを未然に防げる
- 利用時間の管理:スマホを利用できる時間を制限できる
- 利用状況の確認:発着信履歴やウェブの利用履歴が確認できる
- 位置情報の確認:子どもの居場所を確認できる
- 閲覧制限の詳細:4つのモードの他に、68のカテゴリの中から見せていいカテゴリと見せたくないカテゴリで閲覧制限を設定することができる
あんしんフィルターには、使いすぎを防ぐ4つの設定が行えます。
スマホを夜中まで使っている、休みの日はスマホばかりで心配というときも、利用できる時間を設定することで使いすぎを防ぐことができます。
子どもがどんな使い方をしているのか、知らない人と連絡を取っていないか心配という場合も、発着信履歴やウェブの利用履歴を確認することで、未然にトラブルを防ぐことにも活用できます。
制限は4つのモードとは別でもっと細かく制限を設定することもできるので、個別にサイトの設定をしなくてももっと幅広く閲覧制限が設定可能です。
ファミリーリンク
ファミリーリンクとは、お子さまのAndroid スマートフォン利用について、保護者の方が管理をするサービスです。
ファミリーリンクアプリで、さまざまなルールを設定・管理することができます。
ファミリーリンクは無料ですが、お申込み手続きが必要です。ファミリーリンクはMy Menuにてお申込みいただけます。
ファミリーリンクの3つのポイント
ファミリーリンクとはGoogle社が提供している、Android端末の管理アプリです。
Googleアカウントをお子様用(13歳未満)に作成された場合、ご利用可能です。
1.ウェブサイト、アプリケーションの管理
子どものアプリの利用を管理できます。
日・週・月単位で確認できる「アクティビティレポート」では、個々のアプリの利用時間を知ることができます。子どもが特定のアプリばかりを長時間利用している場合にアドバイス可能です。
子どもがGoogle Playストアからアプリをダウンロードしようとすると親に通知が届きます。
保護者はダウンロードの承認やブロックができます。「ユーザー成熟度別レーティング」に基づいて、特定のアプリを非表示にする機能も備えます。
また、アプリの権限(マイク、カメラ、位置情報、連絡先へのアクセス権など)を踏まえた詳細情報の確認もおこなえます。
2.利用時間の管理
お子様のおやすみ時間(利用不可の時間帯)や、1日の上限利用時間を設定できます。
小学生を21時に寝かしたい場合、21時からおやすみ時間帯として設定できます。朝は7時から利用可能とすることもできます。1日の利用時間は2時間と設定もできます。
2時間の上限に達したり、おやすみ時間になった場合、「上限に達しました」「お休みの時間です」などという表示が出て、シャットダウンが行われます。
3.位置情報の確認
ファミリーリンクはGoogleマップと連携可能です。親のGoogleアカウントと子どものGoogleアカウントをひも付け、親が子どものスマホを管理できます。
親がファミリーリンクのアプリを開くと、子どもの位置をプロットした地図と、位置情報を取得した時間が表示されます。
Googleマップアプリと連携して、子どもの居場所への道案内もできます。子どもが13歳以上であれば、移動の履歴を確認する「ロケーション履歴」機能も使えます。
利用には、親子ともにGoogleアカウントを持っている必要があります。
13歳未満の子どもは自分ではGoogleアカウントを作成できませんが、親がGoogleファミリーリンクアプリを使うと子ども用Googleアカウントを作成できます。
13歳以上の場合は、親のGoogleファミリーリンクアプリ上で子どもが作成したGoogleアカウントを指定して、管理対象をしてよいか許可を求めるメッセージを送ります。