LINEMO繰り越し・データシェアプレゼント不可!

LINEMOデータ繰り越し不可

LINEMOでは、月990円(税込)・3GBのミニプランと、月2728円(税込)・20GBのスマホプランは、両方ともデータ容量の繰り越しはできません。

ミニプランの月間3GBとスマホプランの月間20GBのデータ容量は当月中に使い切らない場合、翌月繰り越しはできず消滅します。

LINEモバイルでは、利用プランのデータ容量を使いきれなかった場合、余ったデータ通信量を翌月に繰り越すことができましたが、LINEMOでは不可となります。

ドコモの新プランahamo、auのpovoも同様に繰り越しは不可です。

LINEMOでデータ容量20GBを超過した場合、1GB550円(税込み)から追加で購入できます。欲しいデータ容量だけ1GBずつ追加できるので、20GBでは足りないという月も安心です。

データチャージにより追加購入いただいたデータ容量は、繰り越しの対象外となります。1GBを追加して0.5GBが余った場合、翌月に繰り越しできずに消失します。

余計なデータ追加は行わないようにしましょう。

プランミニプランスマホプラン
データ量3GB20GB
月額基本料月額990円(税込)月額 2,728円(税込)
LINEギガフリーLINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費ゼロ
データ量超過後の通信速度300kbps1Mbps
eSIM対応
5分かけ放題オプション月額550円(税込)
24時間かけ放題オプション月額1,650円(税込)
音声通話国内通話は20円/30秒
ネットワークソフトバンクの4G/5Gネットワーク
利用可能データ容量の追加550円/1GB

データ繰り越しとは?

使いきれなかった当月分のデータ容量を、翌月に繰り越しすることを「データ繰り越し」といいます。

繰り越したデータ容量は、翌月末までお使いいただけます。

容量消費は、繰り越し分>基本データ容量>追加購入データ容量の順番に行われます。
データチャージにより追加購入いただいたデータ容量は、繰り越しの対象外です。

LINEMOは繰り越しがないので、毎月プランごとの基本データ容量ミニプランは「3GB」、スマホプランは「20GB」が上限となります。

データ通信量のカウントがリセットされるのは?

LINEMOでは、毎月1日に、ご利用データ通信量のカウントがリセットされます。

ミニプランで月末30日に2GBが残っていた場合は、翌月1日にはデータ通信量がリセットされます。

1日からは、ミニプランの基本データ容量3GBが付与されます。

データ繰り越しがない理由は?

格安SIMでは比較的一般的な繰り越し機能が当たり前のようにありますが、キャリアにはないのが一般的です。

データ繰り越し機能は、通信量的に月間3GBや月間10GBなど中間層のユーザーには価値のあるサービス機能と言えます。

月10GBのプランで月5GBしか使わなかった場合、5GBが翌月に自動で繰り越されて15GBになります。

しかも繰り越し分が先に消費されるので、翌月の通信量が5GB未満だった場合は10GBがそのまま翌月に繰り越されて20GBになります。

LINEMOの場合、スマホプランで月間20GBという大容量プランがありますので、データ繰り越ししなくても不便を感じません。毎月20GBの範囲内でやりくりできる層をターゲットにしています。

LINEMOは20GBで月額2480円(税込み2728円)となっています。これは、他社格安SIMよりも安い料金です。

格安SIMと比べるとかなり安いので、LINEMOでデータ繰り越しができないのは仕方ないといえます。

データ繰り越しなしでも問題なし

LINEMOで繰り越しを認めた場合、スマホプランで20GBを余らせたら翌月は基本データ容量20GBとデータ繰り越しの20GBと合わせて40GB使えることになりますが、そこまでの容量が不要な場合は繰り越し自体が必要ありません。

毎月10GBや15GBの容量で間に合っている方は、そもそもデータ容量不足に困らないので繰り越しが不要です。

20GBで足りない場合は、モバイルWi-Fiの代わりにテザリングでノートPCやタブレットを頻繁に使う人や、毎月大量の動画や映画を視聴したり、ダウンロードしたりする人です。

この場合は、ソフトバンクのメリハリ無制限プランを契約することで、月々の通信容量を“無制限”としたプランで、スマートフォンで大容量通信を利用できます。

「テザリング(インターネット共有)」および「データシェア」で利用する場合には、1カ月に合計30GBまで利用可能です。

データ容量が毎月大量に余る場合は無駄になる?

一般的にデータが余りそうなのであれば、さらにデータ量が少ないプランを選ぶか、繰り越しが可能な他社プランを検討する必要があります。

しかし、LINEMOはデータ量が多い割に料金が月額2480円(税込み2728円)と安いお得なプランなので、大量のデータが余るのでもないかぎり、無駄な出費にはなりません。

毎月20GBと余裕をもってネットやテザリングを利用できます。データ容量を繰り越しできず余ったら捨てる意味では勿体ないですが、データ容量は多いに越したことはありません。

ギガがなくなったらどうなる?

1カ月あたりのデータ量が、スマホプランは20GBを超えた場合、月末まで通信速度を送受信時最大1Mbpsに制限します。

ミニプランは3GBを超えた場合、月末まで通信速度を送受信時最大300kbpsに制限します。

LINEMOでは、ギガがなくなった後でも使えますが速度制限がかかり速度が遅くなります。

速度制限時は低速通信ですが無制限利用が可能です。

 300kbps1Mbps
Webページ閲覧開くページに画像が多いとやや遅い WebサイトやSNSの閲覧に関しては、簡易的なページの場合は「1Mbps」程度で十分です。

ただ、画像が多いページになると1Mbpsでは物足りないので「10Mbps」は欲しいです。
LINE(トーク、音声通話、ビデオ通話)LINEのメッセージ機能で画像や動画をやり取りする場合は、遅くなるか、エラーが出て送受信できないことがあるほぼすべて可能
LINEでんわ
LINEビデオ通話も可能
・Twitter
・Instagram
投稿されている動画や写真、広告などが多い場合は読み込みに時間が掛かるほぼすべて可能
※動画の読み込みは若干遅くなる
可能性あり
動画視聴(Youtube、Netflix、Huluなど)360p動画もロードで止まることがたまにありますが、実用といえる範囲です。低画質〜標準画質で可能
ZOOMでのビデオ会議2〜3秒ほどのラグはあるものの切断されることはありません。

1対1での標準画質ミーティング可能

節約モードはない

節約モードとは、高速モード(高速通信)と節約モード(低速通信)を切り替えることで、データ通信量の使いすぎを防止できます。

LINEMOには節約モードがないため、データ消費を抑えることができません。

LINEMOデータ繰り越しができない対策

データ容量の残量を確認する

LINEMOのデータ容量はミニプランが月間3GBまで、スマホプランが月間20GBまでと限りがあります。

現在のデータ容量が残りどれくらいあるか確認して、節約しながら使うことで、データ残量が足りなくて困るリスクを軽減することができます。

  • 今月利用したデータ量、残りデータ量を確認ページへ
  • データ残量確認ページへ

  • ご利用状況が表示されます。
  • 残量/使用量の内訳も確認できます。

LINEギガフリーを活用

LINEMOの機能に含まれているLINEギガフリーとは、LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費がゼロになります。

どれだけデータ容量を使い切ってもLINEアプリの通信速度は落ちません。

基本データ容量を使い切った後に起こる速度制限中でもLINEアプリは高速通信ができます。

友達や家族との通話やトークはLINEアプリを使うことでデータ消費をゼロに抑えることができます。

データ容量を追加購入

LINEMOでは1GBあたり550円で追加購入可能です。

基本データ容量が残っているうちはデータ容量を追加購入する必要がありませんが、基本データ容量を使い切った後に速度制限にかかります。

速度制限はスマホプランで最大1Mbps、ミニプランで300kbpsとなっています。

データ容量を追加購入することで、速度制限を解除できます。

データ容量が余るならプラン変更

LINEMOのスマホプランで毎月3GB以下しか使っていない場合はミニプランに変更することで料金を抑えることができます。

LINEMOのミニプランは、それよりも小さいデータ容量のプランはないので、プラン変更ができません。

プラン変更はMy Menuにてお手続きできます。スマホプランからミニプランに変更する手順は以下です。

  • My Menuへログイン
  • My Menuへログイン

  • お手続き「料金プラン変更」をタップ
  • プランを選ぶ
  • お手続き内容をあとで確認する方法を選ぶ
  • 「変更内容を確認する」をタップ
  • 変更内容を確認します。
  • 同意して申し込み

オートチャージ設定

LINEMOのオートチャージとは、基本データ容量を使い切った後に、設定された上限回数まで自動的にデータが追加され、料金が発生します。

LINEMOでは基本データ容量を使い切ると速度制限がかかり低速通信となります。

低速通信になると、ネットが快適に利用できなくなります。オートチャージを設定しておくことで、基本データ容量を使い切った後はすぐに自動でチャージされるので低速通信にならなくて済みます。

  • LINEMOマイメニューへ
  • LINEMOマイメニューへ

  • データ使用量の確認
  • オートチャージの設定
  • ON(快適モード)にする
  • 1カ月の上限回数を設定
  • 変更する
  • 変更受付完了
  • オフにしたい場合は、オフで設定します。

LINEMOデータ繰り越しできない弊害は?

余ったデータ容量が無駄になる

LINEMOはデータ繰り越しができないので、余ったデータ容量は翌月1日には消滅します。

今月はあまりデータ容量を使わなくても、翌月は旅行でデータ容量をいつもより多く使いたいといった時に毎月の付与されるデータ容量の範囲でやり繰りすることになるので融通が利きません。

大量にデータ容量が余る

毎月のデータ容量は3GB以下では物足りず、かといって20GBでは多すぎるという場合は、20GBのスマホプランを契約することになります。

この場合、10GBしか使わない場合は毎月10GBものデータ容量が余ってしまいます。

余計な出費が出る

データ繰り越しがあったら先月の余ったデータ容量を翌月に加算できるので余裕をもってデータ容量を使うことができます。

しかし、LINEMOはデータ繰り越しできませんので、データ容量を超過して速度制限を解除したい時にはデータ追加購入することになります。

LINEMOデータ繰り越しできない注意点

追加データ購入の通信量は期限がある

LINEMOでデータ追加購入した容量は当月末日まで有効です。翌月に繰り越しはできません。

LINEMOでは基本データ容量・追加したデータ容量ともに翌月繰り越しはできません。

繰り越しはできないので当月中に使えるデータ容量のみ追加購入しましょう。

追加データ購入は高い

LINEMOでは、所定のデータ容量を使い切った場合、550円/1GBを追加購入することで、通常速度に戻すことができます。

1GBで550円もの料金がかかるので高いです。低速通信が我慢できるのであれば月末まで我慢して追加データ購入しないという選択肢もあります。

データ消費の順序

データ繰り越しがある場合のデータ通信量の消費は、①前月からの繰り越し分→②データプレゼント受け取り分→③基本データ容量→④追加購入したデータ容量、という順番で消費されます。

しかし、LINEMOはデータ繰り越しができません。また、データプレゼントもできません。

LINEMOのデータ容量は以下の順序で消費されていきます。

  • 基本データ容量
  • 追加購入したデータ容量

LINEMOでデータ追加購入した容量は当月末日まで有効です。翌月に繰り越しはできません。

大盛りオプションはない

ahamoでは、料金2,970円(税込)に、月額1,980円(税込)の大盛りオプションをご契約いただくことで、ご利用可能データ利用量がahamoの20GBに加え80GB追加し合計100GBご利用いただけるようになります。

LINEMOでは大盛りオプションはありませんので、ミニプランは3GB、スマホプランは20GBで、データ容量を増やすならデータ追加購入するしかありません。

データを余らせないで使い切る

LINEMOはデータ繰り越しができないので、余ったデータ容量は翌月には消滅します。

ミニプランなら3GBで月額990円(税込)、スマホプランなら20GBで月額2728円(税込)の料金を支払っているので、データ残量を確認してデータ容量が余らないように使い切ることで無駄を防ぐことができます。

LINEMOデータプレゼントはある?

LINEモバイルではデータプレゼントというサービスがあり、LINEモバイル利用者同士で、データ通信量を贈り合えました。

プレゼントするデータ通信量は、500MB/1,000MB/1,500MB/2,000MB/2,500MB/から選べました。

LINEMOではデータプレゼントサービスはありませんので、LINEMO同士でデータ容量を分け合うことはできません。

データシェアとは?

データシェアとは、同一グループ内(契約)でデータ量を分け合えるサービスのことです。

親回線と子回線があり、余っている回線から不足している回線にデータ量を移すことができます。

LINEMOでは、データ容量を分け合って使うことはできません。データシェアのサービスを提供する予定はありません。

データシェアを廃止した理由

データ通信プランの「シェアパック」シリーズは、家族間で通信容量を分け合えるものですが、誰がどれだけ使っているかを把握しづらいという声が出ていました。

この課題を解消するため、LINEMOでは音声通話とデータ通信をセット化し、組み合わせる手間をなくしました。

通信容量をシェアする制度も廃止し、個々人が異なる料金プランを選択できるようにしました。

データプラスはある?

データプラスとは、ペア回線に設定した1回線目とデータ容量をシェアしながら使える特殊なドコモの料金プランです。

ドコモ回線をスマホで使っているユーザーが、2台目端末としてタブレットやWi-Fiルーター、PCなどを持つ際にリーズナブルな料金プランです。

1100円を追加するだけでいいため、eximoやirumoを別途もう1回線持つよりもコストパフォーマンスは高くなります。

LINEMOではデータプラスのサービスは提供しておりません。

同一名義で2回線契約でもデータを分け合えない

LINEMOを同一名義で2回線契約していても、データ容量を分け合うことはできません。

データシェアサービスを利用したい理由が「料金が下がる」ということであれば、LINEMOで容量シェアができないことは全く問題ありません。

LINEMOは格安料金であるため、データをシェアできなくても、大手キャリアより料金は割安となります。