irumo
irumoはVoLTEに対応
irumoはVoLTE対応に対応しています。その理由は、irumoはドコモのプランだからです。
ドコモは2014年6月より「VoLTE」による通話サービスを提供しいます。
irumoのSIMを挿入したVoLTE対応端末とドコモやahamoやirumoのVoLTE SIMを挿入したスマホ同士なら、よりクリアな音質で通話することが可能です。
VoLTEとは何?
「VoLTE(ボルテ)」は、高音質な通話ができる音声通話サービスです。現在ではスマホで通話する際、多くの方がこのVoLTEでの通話を利用しています。
VoLTEは、Voice over LTE(=Voice over Long Term Evolution)の略で、「LTE回線を利用した音声通話サービス」のことです。
音声データをデジタルデータに変換し、4G やLTEのネットワークにのせて通話を可能にします。
そのため、従来の3G音声通話と比べて、より高音質な通話(HD Voice)や、音声通話を行いながらの高速データ通信、呼び出し音が鳴るまでの時間が短縮されます。
周波数を効率的に利用できるため、一度に多くの通信ができるなどの特長もあります。
VoLTEは契約不要
irumoで高音質な通話ができるVoLTEは契約をする必要もなく、携帯で電話を掛ける人なら誰でも無料で使えます。
データ通信量(パケット)は掛かりませんが、通話料は掛かります。
VoLTEはキャリア間で相互接続できる
VoLTEは始まった当初、同一キャリア内でしか使うことができませんでした。
現在は、VoLTEはキャリア間ドコモ・au・ソフトバンク間で相互接続が可能です。irumoとソフトバンクやirumoとauなどVoLTEでの通話ができます。
双方がVoLTE対応エリア内にいて、VoLTE対応機種を利用していることが条件となります。
irumoでVoLTE使う注意点
irumoの4G LTEの人口カバー率は99%を超えていますが、山間部や県境などでは未だに4G LTEが使えない場所があります。
このような場所では音声通話が利用できません。
VoLTE非対応端末に注意
irumoの「0.5GB」プランは、国内ではドコモのXi(4G LTE)エリアのみ利用できます。
irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランは、国内ではドコモの5GエリアとXi(4G LTE)エリアで利用できます。
irumoで国内はFOMA(3G)エリアは利用できません。端末が3G回線に対応していても、3Gエリアは利用できません。
VoLTE非対応端末で音声通話を行っている場合は今でも3Gで音声通話を行っているので、irumoでは音声通話が行えなくなります。
iPhoneは、2014年登場の「iPhone 6」世代以降がVoLTE対応となります。
SIMフリー端末で最近発売されたものでも、TCL「TCL PLEX」や、オッポ「R15 Neo」など海外製端末の場合、VoLTE非対応の端末は存在するので注意です。
irumoでは動作確認できていないVoLTE非対応端末でも通話以外は使えたりする機種もありますので、VoLTE非対応端末を使う場合は通話に注意しましょう。
圏外表示はVoLTE「オン」にする
irumoにプラン変更した後に圏外表示となってしまう原因の1つに、端末のVoLTEが「オフ」になっていることが考えられます。
通話モード設定をON(VoLTE利用)に変更後、再起動をお試しください。 最新のiOSにアップデートいただいたうえ、下記設定をご確認ください。
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「音声通話とデータ」→「VoLTE」をONにして、再起動して下さい。
4G LTE対応エリアでしか使えない
VoLTEは、LTE回線を利用しているため、LTEエリアでしか使えません。irumoのLTEエリアは人口カバー率は99%となっています。
そのため、irumoのSIMを挿したスマホを使っていて普段の生活圏内で繋がらないことはほぼなく、安心して使うことができます。
ただし、山間部や県境、地下など、LTE回線が届いていない場所もあります。
そういったところでのVoLTEは利用できません。irumoでは3G回線が使えないので3Gエリアでは通話ができません。
VoLTEで通話できているか確認する
自分のスマホの VoLTE 設定がオンになっているのに相手の声がこもって聞こえる場合や、内容が聞き取りにくいと感じる場合は、通話相手のスマホの VoLTE設定がオンになっているかや現在地が VoLTE に対応しているかどうか確認してみましょう。
通話中の双方のスマホ画面に HD または HD+ と表示されていれば、VoLTE の音声通話ができています。
irumoのVoLTEメリット
クリアな音声通話
VoLTEは、高音質な音声通話ができます。
従来の音声通話ではカットされていた高音域の音を拾うため、通話時に発生する音声の「こもり」が防げます。
そのため、3G 回線を利用した通話よりも相手の声がクリアに聞こえます。さらに高音質の VoLTE(HD+)もあり、VoLTE よりも明瞭で肉声に近い音声通話が可能です。
呼び出し時間が短い
VoLTEの音声通話は、3G回線の音声通話より電話の呼び出し時間が短縮されています。
従来の3G回線を利用する通話では、電話をかける際にLTE回線から電話回線に切り替える必要があります。
しかし、VoLTEではLTE回線のまま発信できるので、回線の切り替えによるタイムラグが発生しません。
SkypeやLINEより通話品質が保証されている
VoLTEは、通話品質が保証されていないSkypeやLINEとは基本的に異なります。
データ通信で音声通話を実現するという部分では、SkypeやLINEと同じですが、VoLTEでは音声通話用に帯域を保障して、遅延の少ない通話を実現したり、緊急通話(110番や119番)に対応するなど、安定した音声通話に不可欠な機能を実装している点でハッキリ異なります。
通話中にもLTEでのデータ通信が可能
これまで音声通話時は自動的に通信が3Gに切り替わりましたが、VoLTEではLTEのままです。
つまり音声通話中に同時にデータ通信をするときも、LTEによる高速なネット接続が可能であることを意味しています。
通話中もエリアメール
これまで、3Gネットワークに接続して通話している際には、緊急地震速報などのエリアメールを受信することはできませんでした。
一方、VoLTEでは通話中でもエリアメールを利用できるようになります。