irumoとは

irumoとは?

irumoは2023年6月20日発表されたドコモの新しい料金プランです。

「irumo」では、月々に利用可能なデータ量を「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」から選べる。料金は「0.5GB」が月額550円、「3GB」が月額2167円、「6GB」が月額2827円、「9GB」が月額3377円。

名前の由来は?

株式会社NTTドコモは、irumoについて正式に名前の由来を公式発表しています。

「あなたにiru(要る、必要とされる)」「あなたのそばにiru(いる)」ドコモを表現しました。

また、「i(I:私)」「r(relation:関係)」「u(you:あなた)」から、私やあなたと関係する「irumo」という意味を込めました。

moが付くのは?

ドコモでは、既に「ahamo」というブランドを2年前にサービス開始しています。

その「ahamo」になぞらえて「irumo」にも「mo」をつけています。

ドコモの公式見解では「iru」までの説明はあっても「mo」に関しては何も説明がありません。

これはahamoになぞらえて「mo」をつけたといえます。

コンセプト

「irumo」は、生活に関わるさまざまなモノの価格が値上げされるなか、生活に不可欠となったスマホ代を少しでも安く抑えたいというお客さまのニーズに応えて、カスタマーサポートなどドコモの高品質なサービスを低廉な料金で利用したいお客さま向けの料金プランです。

お客さまのご利用状況に合わせて、月間利用可能データ量「0.5GB」「3GB」「6GB」「9GB」からお好きなデータ容量をお選びいただけます。たとえば、「0.5GB」なら、月額550円でお得にご利用いただけます。

サブブランドではない

irumoというブランド名は、Y!mobileやUQ mobileといった他社が運営している通信サービスのサブブランドと同じ位置づけではありません。

ドコモ本体が提供する料金プランに付けられたブランド名です。

ドコモの料金プランの1つに「irumo」があります。

ドコモは、irumoをエコノミークラスのサービスとして、他社のサブブランド対抗する構えです。

irumoは店頭でのサポートを付け、有料とはいえドコモの手厚いサービスを受けられる。

ドコモ品質のまま料金をエコノミークラスにまで引き下げることを念頭に、他社サブブランドと競合することなくサービス品質で勝負していきます。

料金プランのひとつ

NTTドコモではirumoを頑なに「NTTドコモの料金プラン」であると強調しています。いまだにahamoも「料金プランのひとつ」という位置づけです。

NTTドコモが、irumo、eximo、ahamoを「料金プラン」だと言い張るのは、2020年11月に当時の武田総務大臣がUQ mobileやワイモバイルが発表した値下げプランに対して「メインブランドではなければ不親切」という発言に縛られているからといえます。

本当はサブブランドとしたいが、総務省からの指令もありメインブランドの中にブランドを作る他ないのです。

当時、NTTドコモは2020年12月3日発表予定のahamoを「サブブランド」と準備していた。

しかし、その直前に「メインブランドで値下げしろ」との武田総務大臣からのプレッシャーがあったため、記者会見場では関係者に対して「ahamoをサブブランドとは絶対に言うな」という箝口令が敷かれたほどだった。

その流れを汲んでいるようで、irumoもeximoも「ブランド」ではなく「NTTドコモの料金プラン名」ということになっています。