LINEMOからirumo乗り換える手順とデメリット

LINEMOからirumo乗り換え事前準備

dアカウントが必須

irumoの申し込みにはdアカウントでのログインが必須です。

持っていない方人はirumo申し込み時でもdアカウント作成が可能ですが、事前にdアカウントを取得しておいた方がスムーズに手続きを進められます。

dアカウントを発行するとdポイントクラブへの加入ができるようになります。利用者情報登録は、dポイントクラブアプリやドコモショップから設定することが可能です。

登録状況はアプリの「設定・確認」内にある「dポイントカード登録情報」から確認できます。

本人確認書類が必要

LINEMOからirumoに乗り換える際には、本人確認書類が必要です。

手続きに必要な本人確認書類は以下の通りです。

運転免許証(国際運転免許証除く)
マイナンバーカード(個人番号カード)
身体障がい者手帳
精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
療育手帳
運転経歴証明書
住民基本台帳カード
在留カード
その他(上記以外の本人確認書類)

上記に該当する本人確認書類をいずれか1点、準備しておきましょう。

※本人確認書類以外に補助書類が必要な場合があります。
※在留資格が「永住者」またはeKYCによる本人確認書類を提出する場合は、外国発行パスポートは不要です。

支払いに必要なもの

irumoの料金を支払うためにクレジットカードもしくは、通帳/キャッシュカードが必要になります。

なお、準備する際は契約者本人名義のものを用意してください。

MNP予約番号を発行する

LINEMOからirumoへの乗り換えの際、MNP予約番号を発行すれば電話番号はそのまま継続利用することができます。

LINEMOでは店舗や電話でのMNP予約番号発行手続きを行っておりません。オンラインのみでの手続きとなります。

My MenuにてMNP予約番号を発行します。オンラインでMNP転出するので、24時間いつでもMNP転出できます。

受付時間:0:00 ~ 24:00(年中無休)

  • LINEMOのMNP転出手続きページへ
  • MNP転出手続きページへ

  • LINEMOで利用中の電話番号を引き続き利用しますか?で「はい利用します」を選択
  • 乗り換え先を選択
  • 下までスクロールして「お手続きを始める」
  • 「MNP予約番号の発行」を選択
  • 転出をした場合にかかる費用を確認
  • 移転先事業者へお支払いいただく金額を確認
  • 番号ポータビリティ(MNP)予約に関する注意事項を確認
  • 転出される理由に当てはまるものをすべて選択
  • ご検討されている転出先を1つ選択
  • 転出の予定時期を1つ選択
  • 番号ポータビリティ(MNP)予約申込内容確認
  • 以上の内容で番号ポータビリティ(MNP)予約申込を行います。
  • MNP予約番号が表示されます。
  • 移転元事業者はLINEMO

MNPワンストップ方式も可能

irumoは、Webサイトでの携帯電話会社の乗り換え(MNP)の手続きにワンストップ方式にに対応しています。

これにより、LINEMOからirumoへのMNP転入時に必要だった転入元の事業者でのMNP予約番号の発行が不要になり、乗り換え手続きがirumoのサイトのみで完結できるようになります。

LINEMOからirumoに乗り換える際には、irumoの申し込みページから乗り換え手続きを進めることができます。

申し込みページで転出元のLINEMOを選んだら、自動的に飛ばされるLINEMOのページから乗り換え手続きを行っています。

LINEMOからirumoへ乗り換え契約手続き

LINEMOでの事前準備をしたら、irumoでの契約を進めていきます。

irumoの公式サイトに入ったら、次の手順で申し込んでいきます。

  • irumo公式サイトへ
  • irumo公式限定ページ申し込みはこちら

  • 契約種別ではMNPを選択
  • 希望する容量、かけ放題のオプションを選択
  • dアカウントを取得、またはログインする
  • LINEMOで取得したMNP予約番号を入力
  • 本人確認書類をアップする
  • 個人情報を入れる
  • 手続き完了

SIMカードの到着を待つ

irumo申し込み後にSIMカードは3日ほどで到着します。

遅くても1週間程度で届きますので、遅れる場合はirumoに問い合わせします。

開通手続きを行う

irumoのSIMカードが到着したら、LINEMOからirumoへの回線切り替えが必要になります。次の手順にしたがって、irumoでの回線切り替えを済ませていきましょう。

  • お申し込み時に登録したdアカウントでirumoにログインする
  • irumo公式はこちら

  • 商品が出荷されると、切り替え(開通)手続きのボタンが表示されるので、「切り替え(開通)手続きへ」を押す
  • 開通する電話番号や注意事項を確認し、問題なければ「開通する」ボタンを押してください。
  • 「開通手続き完了」の完了画面が表示されたら、開通手続きは完了です。

午前9時〜午後9時

irumo開通手続き可能な時間は限りがあります。深夜と早朝はできません。

APN設定を行う

Androidスマホでirumoに乗り換えた場合、最新機種はSIMカードを差し込むだけでAPN設定が完了します。

一部の機種では、APN設定が必要です。

下記の設定例は、「Xperia 1 ii」の設定手順です。Androidのバージョンや機種によって設定が異なる場合があります。

  • 「設定」アプリを開きます。
  • 「ネットワークとインターネット」を選択します。
  • 「モバイルネットワーク」を選択します。
  • 「アクセスポイント名」を選択します。
  • 右上の「+」ボタンを選択します。
  • 「名前」は任意のものを入力してください。
  • 「APN」を「spmode.ne.jp」に設定してください。
  • 「認証タイプ」を「未設定」あるいは「なし」を選択してください。
  • 「APNプロトコル」を「IPv4/IPv6」に設定してください。
  • 右上の「︙」ボタンを選択し、「保存」してください。

  • 先ほど設定したAPNをチェックしてください。
  • ドコモの4Gあるいは5Gが表示されれば正しく設定されています。

iPhoneはirumoのSIMカード挿入で自動で通信可能となりますので、APN設定は不要です。

LINEMOからirumoに乗り換えるデメリット

月額料金はLINEMOよりirumoの方が高い|ドコモ光セット割がない場合

LINEMOは3GBが月額990円で利用できます。

irumoは3GBが月額2,167円です。月額1,177円高くなる計算です。

irumoは、ドコモ光セット割とdカードお支払割で月額880円で利用できますが、セット割を利用しない方には割高な料金となります。

LINEギガフリーが使えない

LINEMOでは、LINEアプリでのデータ消費が使い放題になる「LINEギガフリー」が標準でつ付いています。

LINEMOの通信会社はLINEであり、LINEMOを利用することでさまざまな特典が受けられます。

LINEMOならLINEギガフリーによって通信容量が節約できるため、3GBプランでもゆったりと使うことができるようになります。

irumoでは、LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費されるので、と同じようにLINEを利用すると、速度制限がかかる可能性があります。

平均Ping値はirumoよりLINEMOの方が速い

Ping値とは、インターネット回線の「応答速度」を示す値のことです。端的に言うと、「データが送信元から目的地まで往復する速さ」を示します。

Ping値が高いということは通信遅延が発生しやすい状況であることを意味し、リアルタイムで情報がやり取りされるオンラインゲームやビデオ会議などで支障をきたしやすいです。

irumoの平均Ping値は「46.44ms」、LINEMOの平均Ping値は「41.89ms」です。

回線の送受信にかかる応答速度を示す平均ping値では、irumoの方が若干遅くなっています。

平均ping値は、オンラインゲームや動画視聴での使い勝手につながるため、利用することの多い場合は注意しましょう。

ソフトバンクまとめて支払いが使えなくなる

「ソフトバンクまとめて支払い」は、スマホで購入したコンテンツやショッピングの代金を、スマホ代と一緒に支払えるサービスです。

irumoでは、「ソフトバンクまとめて支払い」は利用できません。

その代わり、irumoはキャリア決済に対応しています。

irumoのキャリア決済は、「d払い」「ドコモ払い」に加えて「spモードコンテンツ決済サービス」の一部だったiPhoneのアプリ購入などに使える「コンテンツ決済サービス(iTunes)」と、Androidのアプリ購入などに使える「コンテンツ決済サービス(Google Play)」を利用できます。

パケ詰まりで電波が悪くなる

ドコモ回線にて「パケ詰まり」と呼ばれる通信品質の低下が顕著になっています。

LINEMOからirumoに乗り換えで「インターネットが遅い」、「メールが送受信できない」、「通話が途切れる」などのことが起こる可能性があります。

現在、ソフトバンクがドコモよりもネットワーク品質に優れている主な大きな理由は下記5点となります。

  • 4Gと5Gのミックス
  • 基地局の多さ
  • Massive MIMO
  • ビッグデータの活用
  • ユーザーの体感重視

かけ放題の料金が高くなる

1回あたり5分以内の国内通話が無料になる「5分かけ放題」は、LINEMOが月額550円に対して、irumoは月額880円です。

通話時間・回数ともに無制限で、国内通話がかけ放題になる「24時間かけ放題」は、LINEMOが月額1650円に対して、irumoは月額1980円です。

かけ放題の料金はirumoよりもLINEMOの方が安いです。そのため、現在LINEMOでかけ放題を利用しており、irumoでもかけ放題を利用する方は料金が高くなります。