irumo
irumo混雑時の通信制御は優先的に遅くなる?
irumoはNTTドコモ設備内でネットワークの混雑時に「eximo」「ahamo」等の他の料金プランよりも先に通信速度の制限(通信制御)を実施します。
そのため、通信速度が遅くなる場合(例えば動画視聴ではご利用の通信環境により画質が低下する場合)があります。
ドコモのプラン中での序列は低い
irumoは、ドコモの現在契約できるプラン「eximo」「ahamo」よりも序列が低くなっており、ドコモで混雑した時には真っ先にirumoが通信速度制限がかかります。
混雑時でも安定した通信速度を保ちたい方は、「eximo」「ahamo」をおすすめします。
0.5GBプランは影響なし
irumoの0.5GBプランの場合、通信速度が最大3Mbpsとなります。そもそもの通信速度が遅いので混雑時の通信速度制御の影響はありません。
混雑時の通信速度制御の影響を受けるのは、irumoの「3GB」「6GB」「9GB」プランです。
また、0.5GBプランの待ち受け画面では5Gの表示となることがございますが、5G通信は行っておりません。通信はエリアに関わらず4G(LTE)ネットワークでのご利用となります。
速度制限が掛かる条件
irumoの混雑時の通信速度制御が掛かる条件は明言していません。
一般的に以下のような場合に通信制御がかかります。
- 夜間や休日
- イベント会場(音楽フェスやお祭り)
- 昼休み
- 人が多く集まる駅
- 混雑場所(繁華街、大規模な会場)
- 災害時(地震発生時など)
多くの人が利用する20時〜深夜2時頃は通信速度が大幅に遅くなることがあります。
また、人が多く集まるような場所では通信速度制限がかかる場合があります。
おすすめできない方
irumoは、他のドコモのプラン「eximo」「ahamo」よりも混雑時の通信速度が不遇となっていますので、以下の様な方はおすすめできません。
- 休日に大規模イベントによく行く
- 使いたい時に速度が遅くなるは困る
- 大都市のターミナル駅をよく利用する
- ライブ会場によく行く
混雑時の通信制御を行う理由
irumoはドコモの通信が混雑した場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、速度を制御しています。
これは、ドコモ回線全体の品質を保つために行われるもので、混雑がなくなると緩和されるような仕組みになっています。
ネットワークの通信容量には限りがあり複数のユーザーが限度を超えた通信をすると、回線全体の通信速度に影響を与えます。そのためNTTドコモが利用者全員に、平等に通信サービスを提供するために速度制限が設けられています。
逆に言えば、混雑が解消されない限りは通信制御が解除されません。
通信制限がかかったまま使える?
irumoは混雑時は通信制限がかかった状態(通信速度が低い状態)となりますがデータを使用し続けて問題はありません。
追加で費用が発生することはなく、通信制限がかかった状態でもずっとデータは使用できます。
通信の切断はある?
irumoは混雑時に速度が遅くなるにとどまります。従って、通信の切断は行いません。
通信が著しく遅くなりご不便をおかけしますが、通信が完全に使えなくなるということはありません。
irumo混雑時以外で通信制御がかかる事例
一定期間に大量の通信を使った時
irumoでは、毎月のデータ量の上限を超えたときの制限のほかに、一定期間に大量の通信を使用した際の速度制限もあります。
こちらは、通信品質およびネットワーク利用の公平性確保を目的とするものです。
一定期間に大量の通信を利用したユーザーに対しては、データ上限を超えていない場合でも、速度制限が実施される場合があります。
【大量のデータ通信事例】
- 高画質の動画視聴
- WEB会議
- 大容量ファイルのアップロード・ダウンロード
データ量の大きい通信を行うことが一般的になっています。
インターネット回線は予め決められたデータ量(帯域幅)しか同時に通信することができないため、こうした大容量の通信を行うことで上限値に達してしまい、通信データの交通渋滞が発生し通信速度が低下する場合があります。
月間データ容量の上限を超えるデータ容量を使った際
irumoの契約プラン毎に決められた月間データ容量の上限を超えるデータ容量を使った際に、通信速度が低速に制限されます。
irumoで当月のご利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps、「3GB」「6GB」「9GB」の場合は送受信時最大300kbpsとなります。
利用しているプランで決められたデータ容量を超過して通信を続けると、インターネットの通信速度が普段より低下します。
速度制限にかかった場合、Webサイトの閲覧、動画の再生の読み込みなどに影響が出ます。