ワイモバイルからahamo乗り換えのポイント
キャリアメールが使えなくなる
ワイモバイルで取得できる「@yahoo.ne.jp」と「@ymobile.ne.jp」は、ワイモバイルを解約した後は利用できなくなります。
どちらもワイモバイルが提供するメールサービスですので解約後に使えなくなります。
それまでワイモバイルのアドレスとひもづけていたログインサービスもそのままのアカウントでは利用できなくなります。
ただし、Yahoo!のメールボックスについては古いアドレスでログインすることで閲覧することができます。
6カ月以上メールボックスの利用実績がなければボックスが自動的に閉鎖されます。
自動付帯のプレミアムサービスは継続される
ワイモバイルの端末契約と「Yahoo!Japan」の会員限定サービスは独立しています。
ワイモバイルを解約してもYahoo!のプレミアムサービスが自動解約されることはありません。
ワイモバイルでは「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」という特典がついてきます。この特典は、なんと月額550円(税込)のYahooプレミアム会員費が無料になります。
解約後はYahoo!のプレミアムサービスは月額550円(税込)支払いとなります。
SIMロックがかかっている
ワイモバイルで契約した端末にはSIMロックがかけられています。
ワイモバイル端末のすべてがSIMロックがかけられているわけではありません。SIMフリー機種も販売されています。
ワイモバイルの端末は、2015年5月以降に発売された端末がSIMロック解除に対応しています。
2015年5月よりも前に発売された機種は、SIMロックを解除できません。
ワイモバイルで購入した端末は、「一括払い」もしくは「クレジットカードでの分割払い」ならいつでもSIMロックを解除できます。
口座振替で機種代金の分割払いをしている場合は、以下のいずれかの条件を満たしている人がSIMロックを解除できます。
- 端末の購入日から101日目以降
- 2017年12月1日以降にSIMロックを解除したことがあり、前回のSIMロック解除受付から101日目以降(前回買った機種は2015年5月以降の発売)
ワイモバイルは、端末を購入してから101日後にSIMロックが解除できるようになり、「My Y!mobile」から解除を申し込めば解除手数料が一切かかりません。
解約後にSIMロックを解除する場合には90日以内という制限がつけられており、そのうえ、ワイモバイルショップでなければ解除手続きを行うことができなくなってしまいます。
また、ワイモバイルショップでSIMロックを解除すると3,300円(税込)の手数料が発生します。
違約金が発生
2019年10月1日以降にワイモバイルの料金プランを契約した方は、違約金がかかりません。
シンプルプランやスマホベーシックプラン、データベーシックプランは、どのタイミングで解約しても違約金が無料です。
2019年9月30日以前に提供されていたスマホプランやデータプランを契約中の方は、契約更新月以外の期間に解約すると10,450円(税込)の違約金が発生します。
MNP転出手数料
MNP予約番号を転出して乗り換えすると、今までは3,300円(税込)のMNP転出手数料が発生していました。
2021年3月17日よりMNP転出手数料が廃止されたので、どのタイミングで乗り換えても無料で手続きが可能です。
MNP予約番号を発行する3つの方法
ワイモバイルから他社へMNP転出をする場合、3つのいずれかの方法でMNP予約番号を発行することができます。
・ワイモバイルカスタマーセンターへ電話で発行
・ワイモバイルショップで発行
・My Y!mobileで発行
下記の電話番号(カスタマーセンター)へ電話をすることでMNP予約番号を発行できます。
受付時間は9:00~20:00です。
ワイモバイルの電話から 116(無料)
他社の携帯電話、固定電話などから 0120-921-156(無料)
ワイモバイルショップの場合、店員さんからのMNP転出に伴う手数料について説明を受けて、本人確認書類として運転免許証を見せて、署名をして終了です。
SMSでMNP予約番号が通知され、書面でも渡されます。
MNP予約番号発行には暗証番号が必要
MNP予約番号発行には契約時に決めた暗証番号が必要です。
契約時に決めた暗証番号(4桁)が分からない場合の対処方法はWEBで確認できます。
参考:https://www.ymobile.jp/support/faq/view/21805
引き止め特典がある
ワイモバイルを解約する場合、電話にてMNP転出するとオペレーターから引き止め案として特別割引を提示されることがあります。
これは、【ワイモバイルの月額料金から毎月1,000円割引(1年間)】という内容です。
年間で12,000円の割引です。ただし、オペレーターからこのような提示をされるのはごく一部の人だけです。
引き止めはワイモバイルショップではありませんので電話のが可能性があります。
ワイモバイルからahamo乗り換えの注意点
端末残債がある場合
残債がある場合、一括払いへ変更するか分割払いを継続するか選択できます。
分割払いの端末残債がある場合は、解約後も月々の支払いがつづくことになります。
端末を一括払いで購入した場合、契約プランによっては「一括購入割引」が適用されている場合があります。
一括払いで購入した場合、契約から2年以内に解約すると一定の解除手数料が発生します。
解約月が日割りかはプランにより異なる
ワイモバイルを解約する際は、一部プランを除いて料金は日割りされません。月途中の解約の場合、基本使用料が満額請求されます。
■満額請求されるプラン
スマホプラン
スマホベーシックプラン
シンプルS/M/L
ケータイプラン
ケータイプランSS
データプランS
データプランL
ケータイベーシックプランSS
データベーシックプランS/L
■日割り請求されるプラン
LTEプラン
データプラン
スーパーライトデータプラン
バリューデータプラン
ギガデータプラン
データプランB
EMOBILE G4 データプラン
EMOBILE G4 スーパーライトデータプラン
EMOBILE G4 バリューデータプラン
EMOBILE G4 ギガデータプラン
EMOBILE G4 データプランB
SIMカード返却は必須
ワイモバイルでは、SIMカード利用時のご注意に以下となります。
・解約などの際は、当社にご返却ください。
・SIMカードの所有権は当社に帰属します。
・お客様からご返却いただいたSIMカードは、環境保全のためリサイクルされます。
SIMカードの所有権は、ワイモバイルに帰属し、返却しない・紛失した場合など別途料金を請求される可能性もあります。
ただ、罰金規定は公に公表されておりません。
SIMカードには個人情報も含まれているため、自分で処理するよりも返却し処理してもらうほうが安心です。
参考:SIM返却|公式見解
MNP予約番号の有効期限
MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、ahamoへ乗り換える際は有効期限が10日以上残っている必要があります。
10日を下回った場合は乗り換えられないため、MNP予約番号の再取得が必要です。