ahamoはVoLTEに対応してる?

ahamoはVoLTE対応に対応しています。その理由は、ahamoはドコモのプランだからです。

ahamoのSIMを挿入したVoLTE対応端末とドコモやahamoのVoLTE SIMを挿入したスマホ同士なら、よりクリアな音質で通話することが可能です。

VoLTEとは何?

「VoLTE(ボルテ)」とは、スマートフォンのLTEネットワーク上で音声通話を実現するために標準化団体の3GPP(Third Generation Partnership Project)で制定した標準規格のことです。

LTEはもともと、高速なデータ通信を実現するために誕生しました。このLTE上で音声もやり取りするために、少し遅れて登場したのがVoLTEです。

VoLTEは音声をデジタルデータに変換してLTE回線上でやりとりできます。これで3G回線にわざわざ切り替える必要はなくなりました。

LTE回線は高速データ通信が可能なため、従来よりもクリアな音声での通話や通話相手と画面共有できます。

VoLTEの最大の特徴は、とにかく高音質であることです。相手の声がくっきり明瞭に聞こえて、途切れてしまうことも滅多にありません。

VoLTEは契約不要

ahamoで高音質な通話ができるVoLTEは契約をする必要もなく、携帯で電話を掛ける人なら誰でも無料で使えます。

データ通信量(パケット)は掛かりませんが、通話料は掛かります。

VoLTEはキャリア間で相互接続できる

VoLTEは始まった当初、同一キャリア内でしか使うことができませんでした。

現在は、VoLTEはキャリア間ドコモ・au・ソフトバンク間で相互接続が可能です。ahamoとソフトバンクやahamoとauなどVoLTEでの通話ができます。

双方がVoLTE対応エリア内にいて、VoLTE対応機種を利用していることが条件となります。

SkypeやLINEとは違う?

ahamoのVoLTEは、データ通信で音声通話を実現するという部分では、SkypeやLINEと同じですが、VoLTEでは音声通話用に帯域を保障して、遅延の少ない通話を実現したり、緊急通話(110番や119番)に対応するなど、安定した音声通話に不可欠な機能を実装している点は異なります。

ahamoでVoLTE使う注意点

ahamoの4G LTEの人口カバー率は99%を超えていますが、山間部や県境などでは未だに4G LTEが使えない場所があります。

このような場所では音声通話が利用できません。

VoLTE非対応端末に注意

ahamoは、4Gと5Gのネットワークを使います。3Gのネットワークは使用しません。

VoLTE非対応端末で音声通話を行っている場合は今でも3Gで音声通話を行っているので、ahamoでは音声通話が行えなくなります。

iPhoneは、2014年登場の「iPhone 6」世代以降がVoLTE対応となります。

SIMフリー端末で最近発売されたものでも、TCL「TCL PLEX」や、オッポ「R15 Neo」など海外製端末の場合、VoLTE非対応の端末は存在するので注意です。

ahamoでは動作確認できていないVoLTE非対応端末でも通話以外は使えたりする機種もありますので、VoLTE非対応端末を使う場合は通話に注意しましょう。

圏外表示はVoLTE「オン」にする

ahamoにプラン変更した後に圏外表示となってしまう原因の1つに、端末のVoLTEが「オフ」になっていることが考えられます。

通話モード設定をON(VoLTE利用)に変更後、再起動をお試しください。 最新のiOSにアップデートいただいたうえ、下記設定をご確認ください。

「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「音声通話とデータ」→「VoLTE」をONにして、再起動して下さい。

4G LTE対応エリアでしか使えない

VoLTEは、LTE回線を利用しているため、LTEエリアでしか使えません。ahamoのLTEエリアは人口カバー率は99%となっています。

そのため、ahamoのSIMを挿したスマホを使っていて普段の生活圏内で繋がらないことはほぼなく、安心して使うことができます。

ただし、山間部や県境、地下など、LTE回線が届いていない場所もあります。

そういったところでのVoLTEは利用できません。ahamoでは3G回線が使えないので3Gエリアでは通話ができません。

VoLTEは双方がLTE対応機種を利用していないと使えない

VoLTEは双方がLTE対応機種を利用し、対応エリア内にいることが条件です。

ahamoでVoLTE対応機種を利用していても、相手がVoLTE非対応機種だったり、VoLTE非対応SIMだったりする場合は利用できません。

最近発売されたスマホの多くはVoLTEに対応していますが、古いスマホやガラケーの中にはVoLTE非対応のものも多くあります。

LTEのエリアから外れた場合は通話が途切れる

LTEが圏外になった場合、ahamoでは3Gで接続できませんので通話が途切れます。

NTTドコモが提供する第三世代移動通信サービス「FOMA」(3G)については、2026年3月31日をもってサービスを終了することがドコモから公表されております。