ahamoのSIMサイズ
ahamoで提供されているSIMカードのサイズは「nano SIM」です。
「通常サイズ」または「micro SIM」に対応するスマホではahamoが利用できません。
SIMサイズの選択は?
SIMカードにはナノSIM・マイクロSIM・標準SIMの3種類の大きさがあり、それぞれのサイズで対応機種が決まっています。
ahamoではSIMサイズの選択ができません。nanoSIMサイズと決まっています。
nanoSIMカードとは
nanoSIMカードは12.3mm×8.8mm、厚さ0.67mmのSIMカードです。
カードの縁にあるプラスチック部分が非常に狭く、ほぼICチップのみのサイズであるため、いまの形態のSIMカードとしては、これ以上小さい規格は登場しないでしょう。
対応機種
ahamoで対応する機種は全てnanoSIMサイズに限ります。
マイクロSIM・標準SIM対応機種はahamoでは利用できません。
名称 | サイズ(縦×横) | 使用する機種例 |
---|---|---|
nano SIM | 12.3㎜×8.8㎜ | iPhone5以降のiPhone近年発売したほとんどのAndroidスマホ |
標準 SIM | 25㎜×15㎜ | ガラケー |
Micro SIM | 15㎜×12㎜ | 上記以外のスマホ |
iPhone5以降の機種は全てnanoSIMになっているので、現在発売されている機種の殆どはnanoSIMとなるので問題ないでしょう。
ドコモからahamoに変更でもSIMカードはそのまま利用可能
ドコモでご利用されているスマートフォンをそのままご利用される場合、SIMカードの再発行は原則不要です。
ahamoへの変更と同時にahamo端末をご購入される場合、新たなSIMカードをお送りしますので、再発行されたSIMカードをご利用ください。
ドコモユーザーでもVer.3以下のSIMをお持ちの場合はSIMの交換が必要となります。
ahamoでSIMカード交換必要なのは「Ver.3」「Ver.2」「Ver.1」です。
ahamoは4Gと5Gの通信方式のみに対応するため、Ver.3以下(3G対応)のSIMカードは非対応となります。
Ver.3以下のSIMカードを利用している場合は、対応するSIMカードとの交換が必要になります。
バージョン(カラー) | Ver.3 (ホワイト) | |||
製造元(略称) | カードボディ | IC(金属部) | ||
使用素材 | 表面処理 | 使用素材 | 表面処理 | |
アクサルト/ ジェムアルト(AX) | ABS樹脂 | ー | 銅 | 金メッキ |
PET樹脂 +PET-G樹脂 | ー | 銅 | 金メッキ | |
大日本印刷(DN) | PET-G樹脂 +ポリカーボネイト樹脂 | ー | 銅 | 金メッキ |
ジェムプラス(GE) | PET樹脂 | バーニッシュ加工 | 銅 | 金メッキ |
バージョン(カラー) | Ver.2 (グリーン) | |||
製造元(略称) | カードボディ | IC(金属部) | ||
使用素材 | 表面処理 | 使用素材 | 表面処理 | |
アクサルト(AX) | PET樹脂 +PET-G樹脂 | PET-G樹脂 オーバーレイ | 銅 | 金メッキ |
PET樹脂 +PET-G樹脂 | バーニッシュ加工 | 銅 | 金メッキ | |
大日本印刷(DN) | PET-G樹脂 +ポリカーボネイト樹脂 | アクリル系樹脂 熱硬化処理 | 銅 | 金メッキ |
ジェムプラス(GE) | PET樹脂 | PET-G樹脂 オーバーレイ | 銅 | 金メッキ |
バージョン(カラー) | Ver.1 (ブルー) | |||
製造元(略称) | カードボディ | IC(金属部) | ||
大日本印刷(DN) | PET-G樹脂 +ポリカーボネイト樹脂 | アクリル系樹脂 熱硬化処理 | 銅 | 金メッキ |
ジェムプラス(GE) | PET樹脂 | PET-G樹脂 オーバーレイ | 銅 | 金メッキ |
ahamoでnanoSIMとeSIMどちらが良い?
新しいSIM規格として「eSIM」というものもあります。
eSIMとは、スマートフォンなどの端末自体にあらかじめ内蔵されたSIMです。従来のSIMカードと同様に小さなチップなのですが、端末から抜き差しすることなく使用します。
インターネットで購入したSIMカードが届くのを待つことや、小さいチップを抜き差しする必要がありません。
ドコモが提供するWebサイトからプロファイルという設定ファイルをダウンロードすることで、インターネット通信などが利用できるようになります。
開通時間
nanoSIMカードの場合、開通までに最短2日を要しますが、eSIMなら最短1時間で開通します。 (数時間かかる場合もあります。)eSIMはすべてオンラインで完結します。
nanoSIMはSIMカードが到着するまで待つ必要がありますが、eSIMはSIMカードの到着を待つ必要なく、ご自宅にいながら簡単に開通することが可能です。
SIMカードの入れ替え
nanoSIMはSIMカードの差し替えが必要です。nanoSIMカードは、通話やインターネットなどの通信をするために必要なICカードです。
eSIMはSIMカードの差し替えが不要です。eSIMとはスマホの機種内にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMです。
発行手数料
新規ご契約などで新規発行が必要な際は手数料は0円です。
【SIMカード】
ドコモオンラインショップでの再発行手数料は1,100円(税込)(チャットでの発行は2,200円(税込))が別途かかります。ただし、故障による再発行は無料です。
【eSIM】
2021年9月時点ではキャンペーン中のため無料(チャットでの問い合わせ含む)です。
ドコモショップでお手続きされる場合には手数料2,200円(税込)が必要です。ただし、メンテナンス中は無料です。
対応機種
ahamoのeSIM対応のAndroid機種は、「AQUOS R7 SH-52C」「Xperia 1 IV SO-51C」の2機種だけで非常に少ないです。
ahamoのeSIM対応のiPhoneシリーズは、(XR/XS以降の全モデル)です。
Androidに関しては、nanoSIMならドコモ端末ならほぼすべての機種が利用可能です。その証拠に、iPhoneでは「iPhone 6」以降、Androidも「Google」「Samsung」「OPPO」「SONY」「SHARP」など、多くのスマホが対象端末となっています。
Androidを使うならnanoSIMの方が有利です。