ahamo(アハモ)なぜ安いのか4つの理由!徹底したコスト削減

ahamo(アハモ)は安い?

ahamo(アハモ)は、月額2700円(税込2970円)で20GBの高速データ通信が利用可能で、「5分かけ放題」も含まれています。

この内容での料金でコストパフォーマンスが非常に高いです。

既に安い料金となっていることから、各種割引や期間限定割引はなしと、シンプルな設計となっています。

「ファミリー割」「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」「dカード支払い割」など併用ができなくなっております。

※機種代⾦別途
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
※ahamoでは、キャリアメールなど⼀部ご利⽤できないサービスがあります。

ahamo(アハモ)なぜ安い?

ahamo(アハモ)の料金が安いのには理由があります。ahamo(アハモ)では従来のドコモにあった様々なサービスが削られています。

無駄をカットして浮いたお金で料金を下げているのです。ahamo(アハモ)は徹底したコスト削減をしています。

ahamo安い理由1:店舗サポートがない

ahamo(アハモ)は、ドコモショップで契約したり、サポートを受けたりすることができません。

ahamo(アハモ)は、Webサイトやアプリ上から契約やサポートをする仕組みであり、店頭でのサポートに係るコストを削ることでこれだけの低価格を実現しているのです。

オンライン手続きを自分自身で問題なく行えるだけのモバイルリテラシーやネットリテラシーを持った消費者を対象としたプランであるので、ahamo(アハモ)がいくら安くても契約を躊躇する層は出てくるでしょう。

店舗サポートはなしとしていますが、それでも店舗へ相談に来た場合は無碍に追い返したりはせず一応受け付けることにはなっています。

その場合のサポートは有料となるでしょう。

ahamo安い理由2:ドコモインフォメーションが使えない

ahamo(アハモ)は、ドコモインフォメーションセンター(電話窓口)を利用できません。

ahamo(アハモ)契約や契約後の問い合わせで電話での対応ができません。コールセンターの人件費をカットしています。

ただし、端末(SIMカード)の紛失・盗難による利用中断や端末の故障など、緊急の用件に関しては専用の電話窓口でも対応します。

最低限の用件のみは電話にて受付する形です。

ahamo安い理由3:既存の割引は併用不可

ドコモの料金プランと比べると、ahamoは元々の月額料金を抑えています。そのため以下のドコモ既存プラン向けの割引を併用できません。

  • みんなドコモ割(契約回線数に応じた割引)
  • ドコモ光セット割(「ドコモ光」の契約に伴う割引)
  • dカードお支払割(料金の支払いに「dカード」「dカードゴールド」を指定した場合の割引)
  • ファミリー割引

併用できる割引が1つもありません。その代わり最初から低価格での提供となっております。1年目以降は値上げ等もなく一生涯に渡り月額2700円(税込2970円)での提供となっております。

ahamo安い理由4:キャリアメール提供なし

ahamoではNTTドコモのドメイン(docomo.ne.jp)のメールアドレスの発行が行われません。

更にNTTドコモのメールアドレスを持っていてもahamoへプラン変更をした時点で利用できなくなります。

キャリアメールの持ち運び制度やキャリアメールの運用コストを削減しています。

ahamo(アハモ)安いけど通信品質は大丈夫?

ahamo(アハモ)はNTTドコモのネットワークを、従来と同じ品質で提供するとしています。

エリアや通信速度などが従来のドコモと変わりません。

携帯大手の従来サービスと同じネットワーク品質を、大容量、かつ低価格で利用できますので、通信品質に関しては全く気にする必要がありません。

格安SIMであれば携帯大手の回線を借りてサービスを提供していますので、エリアの広さは携帯大手と同じであっても、ネットワークの太さに違いが生じます。

携帯大手は自社のネットワークを自由に活用できますが、格安SIMはあくまでお金を払って借りた分しか利用できず、大手と比べるとデータが通る道幅が狭い実情にあります。

その狭さが災いして昼休や通勤帰宅ラッシュ時やゴールデンタイムなど混雑する時間帯に通信速度が大幅に落ちるという構造的問題があります。

格安SIMは低価格は魅力的でも大手と通信品質に剥離されていることから敬遠するユーザーも一定数いたのです。

ahamo(アハモ)は、低価格でありながらドコモと全く同じ通信品質であることから、混雑時に通信速度が落ちることはないので安心です。

ahamo(アハモ)安いがゆえの弊害は?

ahamo(アハモ)は、プラン変更も含めた全ての契約や問い合わせは、専用のWEBサイトかアプリからでしかできません。

ドコモショップやインフォメーションセンターでは、一切の対応をしません。

この時点で店舗なり電話などの窓口対応を求めるユーザーは契約を躊躇することになりますのでユーザーは絞られます。

さらに割引サービスと併用できない点もあります。「ドコモ光セット割」「みんなドコモ割」「ファミリー割」などahamoに変えることで携帯料金は安くなっても、家計全体では安くなりません。

これらを踏まえると、ahamoのターゲットは必然的に。家族から独立し、WEBやアプリに抵抗の少ない若年層に絞られます。