ahamo対応バンド(周波数)重要度一覧|プラチナバンドは?

ahamo対応バンド(周波数)

ahamoはドコモの通信回線を利用しているため、ドコモと同じバンドを利用しています。

ahamoは、4Gと5Gの対応周波数帯(バンド)が合っていれば使えます。

バンド(周波数)とは?

スマートフォンにおけるバンドとは、電波の周波数帯のことです。

スマートフォンやルーターなどの通信機器は、インターネットと接続するのに電波を用います。周波数帯は電波(データ)の通り道のような物で、同じバンドを使用している人が多いと、混雑してインターネットが遅くなります。

そのため、総務省がキャリアごとに使用可能なバンド(周波数帯)を割り当てており、キャリアで利用できるバンドのことを対応バンドと呼びます。

バンドはキャリアごとに異なる

自社で回線網を有するソフトバンク、docomo、auなどの事業者(MNO)は、対応バンドがそれぞれ異なります。次の表は、主なMNOの対応バンドをまとめたものになります。

キャリア4G(LTE)通信5G通信
ソフトバンクBand 1
Band 3
Band 8
Band 11
Band 28
Band 41
Band 42
n3
n28
n77
n257
ドコモBand 1
Band 3
Band19/26
Band21
Band28
Band42
n78
n79
n257
auBand 1
Band 3
Band 11
Band18/26
Band 28
Band 41
Band 42
Band 28
Band 41
Band 42
n3
n28
n77
n78
n257

スマートフォンはすべてのバンドに対応しているとは限りません。基本的にキャリアで販売されているスマートフォンは、キャリアで割り振られているバンドに対応しているので、そのまま利用できます。

しかし、キャリアで購入したスマートフォンを別のMNOに乗り換えたら、対応バンドが合わずに利用できなかったというケースがあります。

プラチナバンドに対応

ahamoでは800MHz帯(バンド19)のドコモのプラチナバンドに対応しています。

プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とした電波帯域を指す通称で、ビルなどの障害物があっても回り込んで電波が届きやすいという特徴を持っています。

一度に送れるデータ量は少ないものの、その特性から基地局の少ない地域や地下、屋内、山の陰などでも繋がりやすい周波数帯域であることから、携帯無線通信において最適な周波数帯域とも言われています。

プラチナバンドは障害物を回り込んで電波が届く性質を持つことから、基地局の少ないエリアでも安定した通信を提供しやすいため、契約エリアを拡大する上で非常に重要な存在となっています。

この周波数帯「800MHz帯(バンド19)」は、電波が遠くまで届きやすく、広いエリアをカバーできるという性質があることから、プラチナバンドと呼ばれています。地方や山間部などで展開されているので、こうしたエリアで利用したい場合は、対応する機種を選びましょう。

ahamoの対応バンドはドコモと同じ

ahamoの対応バンドはBand 1、Band 3、Band19/26、Band21、Band28、Band42、n78、n79、n257で、ドコモの対応バンドと同じです。

そのため、ドコモやOCNモバイルONEから乗り換えようとしている方は、同じスマートフォンをそのまま利用できる可能性が高いです。

一方で、ソフトバンクやauから乗り換えようとしている方、あるいはSIMロックを解除したスマートフォンで新規契約をしようとしている方は、上記のバンドに対応している機種を選択しましょう。

その理由は、対応バンドが異なるスマートフォンだと、ahamoを利用できない可能性があるからです。

ahamoの4G/LTE対応周波数帯(バンド)

ahamoのネットワークはバンド1(2GHz)、3、19(800MHz)、21(1.5GHz)で提供されており、1がメインでエリア構築されているが、それだけではエリアも速度も不十分で、山間部や都市部なら19、速度も重視するならば周波数の帯域の広い3や21に対応しているといいと言われています。

このように対応バンドの種類によって「高速で通信が可能」「長距離まで電波が届く」「障害物に強い」など特性も異なっています。

優:NTTドコモの4G周波数帯(B1、B3、B19、B21、B28、B42)すべてに対応しているもの
良:B1、B3、B19すべてに対応しているもの
可:B1、B3、B19のいずれかに対応しているもの
不可:NTTドコモの4Gを利用できないもの

4G/LTE対応周波数帯(バンド)特徴
Band 1(2.1GHz)人口密度が高い都市部を中心に整備され、今後の主流となる周波数帯です。
Band 3(1.8GHz)東名阪エリア限定で使用される周波数帯。
Band 1よりも高速
Band 19(800MHz)Band 1では足りない場所、広くカバーするために使われているつながりやすい周波数帯のプラチナバンドです。
周波数が低いので、速度は遅いが地下やビルの影でもつながりやすい。
Band 21(1.5GHz)日本独自の周波数帯で補完的に用いられるバンド。そのため対応機種はまだまだ少ない
Band 28(700MHz)広いエリアカバーが可能な周波数帯(いわゆる「プラチナバンド」)の1つである。
Band 42(3.5GHz)バンド42はキャリアアグリエーション対応の端末で使われるバンド。
高周波数で建物がたくさんある場所では恩恵はありません。建物がない広い場所では恩恵があるくらいです。

Band 1(2.1GHz)

最も高い周波数帯であるBand 1(2.1GHz)は日本全国に基地局があり、速度も速く、ドコモ・au・ソフトバンクもLTEとして利用しています。

人口密度が高い都市部を中心に整備され、今後の主流となる周波数帯です。

高周波数帯ほど通信容量が多い特性から、大容量のデータでも高速で通信することができます。電波が届く範囲は短いものの、都市部には基地局も多いため、問題ありません。

電波の相互干渉を防ぐ意味では、むしろ都市部には高周波数帯のほうが適しているともいえます。

さらに海外でも広く使われている周波数帯なので、海外の端末でも対応している製品が多いです。

Band 3(1.8GHz)

東名阪エリア限定で使用される周波数帯。バンド3は東京、名古屋、大阪などの大都市で使用されている周波数帯で、広いエリアをカバーしつつ高速通信が可能です。

2.1GHz帯と併用されることも多く、Band 1よりも高速(最大150Mbps)で、高速通信を担当する。

LTEの高速性を最大限に発揮できる周波数帯ともいえます。

Band 19(800MHz)

ドコモのみ対応しているバンド19、は、「プラチナバンド」と呼ばれるものです。携帯電話の通信に適していると言われており、地下や地方の山間部など、電波がつながりにくいところでもつながりやすいのが魅力です。

地方の山間部や新幹線の中など、電波が繋がりにくいようなところではこれにつながることが多い特徴があります。

Band 21(1.5GHz)

Band 21(1.5GHz)というのは、日本独自の周波数帯。しかも、ドコモ回線独自のものです。

日本独自の周波数帯で補完的に用いられるバンド。そのため対応機種はまだまだ少ないです。

地方都市向けに整備されましたが、日本独自の周波数帯なので、海外製端末は多くが未対応です。

Band 28(700MHz)

新たに携帯電話用として認可された700MHz帯(バンド28)は、主に地方で利用されています。

通信容量や速度は劣りますが、電波の到達範囲が長く、少ない基地局で広大なエリアをカバーすることができます。

地方から山間部でも安心して使えるのは、700MHz帯の基地局網が日本全国に張り巡らされているからです。

電波が障害物を回り込む形でも届きやすいため、あらゆる場所で幅広く利用できる周波数帯だともいえます。

ただ、日本以外ではあまり使われていない周波数帯なので、海外製の端末は未対応な場合も少なくありません。

Band 42(3.5GHz)

キャリアアグリゲーションdocomoはPremium 4Gとよんでいる)で用いる帯域であり、高速通信に用いられます。

キャリアアグリゲーションは、複数の異なる周波数帯の電波を束ねて、1つの通信回線としてデータの送受信を行う技術です。

その速度は驚きの294 Mbpsであり、今後のdocomoの回線の整備を考えると対応していたほうが捗ると思われる。

ahamo5G対応周波数帯(バンド)

NTTドコモでは、5G専用の周波数帯としてn78とn79、n257(ミリ波)という3個の周波数帯を利用している。

優:n78とn79両方に対応しつつ、ミリ波(n257)またはSAモードのいずれかあるいは両方に対応しているもの。
良:n78とn79のいずれにも対応しているもの。
可:n78かn79のいずれかに対応しているもの。
不可:対応する周波数帯がないもの

5Gは、現在普及している電波のほとんどがSub6と呼ばれる「n78」「n79」なので、5G端末でahamoを利用する場合は、「n78」「n79」に対応しているかを確認しておきましょう。

「n257(ミリ波)」は電波の届く範囲が狭く、障害物の影響を受けやいという特徴があり、普及したとしてもイベント会場やスポーツ観戦時に使われる性質の電波であり、環境が整うのに時間がかかるため、現在はそれほど重要ではありません。

5G対応周波数帯(バンド)特徴
n78(3.3~3.8GHz)国際的に主要な5G通信の周波数帯
n79(4.5~4.6GHz)ドコモのみが対応している周波数帯
n257(27.4~27.8GHz)5Gらしい高速通信を実現する周波数帯

n78(3.3~3.8GHz)

Sub-6と呼ばれ、ahamoにおける5Gの主要周波数帯です。端末がn78に対応していれば5Gを利用することができます。

Sub-6はもう1つの5G通信専用利用周波数の「ミリ波」よりも低い周波数帯のため、「ミリ波」に比べて障害物の影響を受けにくく、エリアを広くカバーするのに適しており、5G通信の中核を担っています。

n79(4.5~4.6GHz)

n79は、世界的に採用実績が少ないため、海外メーカーの製品では対応するものは限られる。

n79に対応していない場合、ドコモの5Gネットワークの半分は利用できないことになる。

n257(27.4~27.8GHz)

ミリ波と呼ばれる周波数帯です。

5Gが最終的に目指している「高速で大容量」「低遅延」「多数同時接続」を可能にするために必要な周波数帯です。

ミリ波は低い周波数に見られる電波が回り込むという特性がなく、屋外から屋内などで壁に浸透しない、いわば通り抜けにくい性質があります。

その一方で割り当てられた周波数幅が広いため通信速度の高さを期待できます。

ミリ波のn257はきわめて高速だが、エリアが狭く、遮蔽物や空気中の水分に通信性能が左右されるなど課題があります。

ahamo対応バンド(周波数)の注意点

他社端末は動作保証対象外

ドコモは、SIMフリー端末や他社のソフトバンクやau端末などは、ahamoのSIMカードを挿入して利用される場合について、一切の動作保証を行いません。

ドコモの主要周波数非対応端末の場合、場所によっては電波をつかみにくい場合があります。

また、ahamoのAPN設定を正しく行ったものの、通信利用ができない可能性があります。

そのため、ahamo対応機種ではドコモ端末しか掲載しておりません。

実際は、au端末やソフトバンク端末で利用できる機種もありますが、他社ケータイはドコモの主要周波数非対応となりますので、通信・通話で不具合が生じる可能性がありますので、ドコモ端末を推奨します。

ただし、他社ケータイをirumoで使っていけないということはありません。場所によって電波が掴みにくい等が発生しても自己責任で利用することになります。

自社で回線網を有するソフトバンク、docomo、auなどの事業者(MNO)は、対応バンドがそれぞれ異なります。次の表は、主なMNOの対応バンドをまとめたものになります。

ドコモ端末を推奨

ahamoを利用する際には、端末がドコモの各周波数帯に対応しているかどうかが利便性を左右します。

「ahamoに変えたら速度が低下した」「地方へ行くと電波が入らない」という場合は、端末の対応周波数帯が減り、拾える電波が変わってしまったことに起因しています。

1.8GHz帯(バンド3)にも未対応ですと、2.1GHz帯(バンド1)の大都市圏を離れた場合、いきなり800MHz帯(バンド19)にまで通信速度が低下してしまいます。

さらに800MHz帯にも未対応だと、「地方では使いものにならない」という事態に陥るわけです。

バンド1、バンド3、バンド19の各周波数帯に対応する端末であれば、そうした心配もないはずです。

3G回線は利用不可

ahamoは、国内ではドコモの5GエリアとXi(4G LTE)エリアで利用できます。

ahamoで国内はFOMA(3G)エリアは利用できません。端末が3G回線に対応していても、3Gエリアは利用できません。

NTTドコモは、2026年3月31日に3G回線のサービス「FOMA」と「iモード」を終了する予定となっています。

周波数帯ごとに役割がある

周波数帯には、それぞれ得意分野と苦手分野があります。

高い周波数帯であるほど速度は速くなり、低い周波数ほど電波が届きやすくなります。