ahamoは2年3年縛りはある？
ahamoは契約期間の縛りはなく、いつ解約しても違約金がありません。
2年縛りとは、2年間の契約期間内で中途解約する(更新期間を除く)と、9500円の違約金が発生し、他社へ乗り替えづらくなる仕組みのことです。
2年単位での契約を行うことで、毎月の月額料金が割引され、おトクに利用することができるというメリットがあります。
2年縛りは廃止
ドコモでは2021年10月1日に定期契約の途中でやめた際にかかっていた、解約金がすべて廃止となりました。
2019年9月末以前の料金プランは10,450円の解約金がかかっていましたが、総務省により2019年10月からは解約金が1,100円以下と定められました。
そして解約金が1,100円になりましたが、2021年10月1日より旧プラン含めて解約金が0円になりました。
現在では、ドコモでは2年縛りが廃止されています。
解約金の留保もなし
契約更新月以外の月に定期契約プランから解約金なしの新料金プランに変更した際に、契約満了月まで解約金が留保される「解約金留保」の制度も2021年10月1日に廃止されています。
2021年9月30日に2年定期契約プランの新規受付を終了しており、今後は2年縛り契約や違約金自体がないので解約金留保の制度自体も不要となっています。
解約金撤廃の理由
現在、ahamoやドコモに限らず、ソフトバンクやauなどどこの携帯会社も違約金や縛りを廃止しています。
携帯回線の解約金を巡っては2019年、総務省が携帯事業者に値下げや廃止を求めていました。
かつて、携帯電話各社の料金プランの多くは、２年以内の解約で高額な違約金が発生するなど、携帯ブランドやプランの乗換えを妨げるような条件で提供されるものが多くありました。
2019年10月にルールの見直しが行われ、主要携帯各社やその関係会社がそれ以降に提供する料金プランについては、違約金の額など、解約の妨げとなる条件に一定の制限が設けられています。
料金の割引なし
2年縛りは契約期間を拘束する代わりとして料金割引するものです。
ahamoでは2年縛りはありませんので、月額2700円（税込2970円）から割引されることはありません。
料金割引がない代わり、いつ解約しても違約金はありません。
更新月はなし
ドコモの旧プランである「定期契約あり」のプランを解約するとき、更新月以外で解約すると解約金が発生してしました。
解約金を発生させないためには、更新月の間に乗り換える必要があります。
ドコモの更新月は、定期契約を満了する月の当月と、翌月、翌々月の3ヵ月間と定められていました。
現在では、ドコモに定期契約プランはありませんので更新月はありません。
また、ahamoも定期契約プランはありませんので更新月はありません。
ahamoとドコモ間のプラン変更は無料
ahamoとドコモのプランは契約縛りや違約金はありません。「ahamoからドコモ」「ドコモからahamo」へのプラン変更時の手数料は無料で違約金もありません。
ahamoとドコモの間で何度でもプラン変更が可能です。
ドコモ旧プランからahamoへの変更でも違約金なし
ドコモでは2021年10月からプランの解約金・違約金は廃止されています。
2021年10月以降は、新旧プラン関係なく解約金・違約金がかからずにドコモを解約できるようになりました。
ドコモ旧プランからahamoへプラン変更しても違約金はかかりません。
ahamo2年縛りなしでも注意する点
ahamoは定期契約プランではないので、いつでも気軽に解約できますが、解約にあたって注意することがあります。
短期解約はブラックリスト
ahamoは最低利用期間がないからといって、短期解約して良いわけではありません。短期解約をするとブラックリストに入り、ドコモの契約ができなくなります。
ahamoの短期解約の目安は最低でも90日で、一般的には180日です。明確な基準は公開されておりません。
もっとも安全なのは2年間の継続利用をしてから解約することです。
ドコモとahamo間3回のプラン変更で二重請求がある
契約期間中ドコモのプランとahamo間で3回目以降のプラン変更の場合、変更月は変更前後それぞれの料金プランの月額料金がかかります。
ドコモとahamo間で2回目までは、同月内で高い方の料金が適用されますが、3回目のプラン変更では、変更前・変更後、それぞれの料金が二重でかかります。