Contents
ドコモのネットワーク利用制限とは?
ドコモのネットワーク制限とは、ドコモで購入したスマホの分割払いが滞ったり代金が支払われなかった場合など一定の条件で、ドコモから通信に制限がかけられてしまい一切の通信ができなくなる状態のことを指します。
ネットワーク制限がかかると以下のことができなくなります。
- 音声通話
- ドコモの回線を利用したインターネット
- アプリのダウンロードやデータ通信を行うアプリ
ドコモの通話と通信が使えなくなるので、ドコモのSIMカードが機能しなくなります。
ネットワーク利用制限がかかる事例
ドコモのネットワーク利用制限がかかる原因は以下です。
- 窃盗(盗難)や詐欺などの犯罪行為で不正に取得された場合
- 申込書類に虚偽の申告があり不正な契約により取得された携帯電話機
- 代金債務(分割払いの支払いなど)の履行がなされていない場合
- 分割払いが滞った携帯電話機
- ドコモの補償サービス等で、紛失・盗難・故障等のお申し出により回収、利用できないことになった携帯電話機
主な理由としては、月々の料金が未払いの場合、ネットワーク利用が制限されることが一般的です。
端末を分割購入して残債がある場合、ステータスは「△」になります。この分割代金が未納になると「✕」に変わります。
ネットワーク利用制限のステータス
ネットワーク利用制限のステータスには「〇」「△」「×」「-」があります。
「〇」: ネットワークを問題なく使用可能。
「△」: 現在は制限対象ではないが、将来的に制限対象になる可能性がある。
「×」: ネットワークが使えない状態。
「-」: 製造番号が確認できない、またはネットワーク制限状態ではない。
「〇」である場合は、通話と通信が問題なく利用可能です。
「△」は現時点で通話と通信が利用できますが、「✕」に変化した場合は通話と通信が利用できなくなります。
「-」はネットワーク制限状態ではないので通話と通信が利用できます。
ネットワーク利用制限の調べ方
ネットワーク利用制限を調べるには、本体の製造番号(IMEI)を各販売元ドコモのサイトにてご入力いただくことによって確認できます。
- 端末の製造番号(IMEI)を確認する
- ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイトで製造番号(IMEI)を入力する
- 結果のステータスを確認する
ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト – NTTドコモはこちら
■iOS(iPhoneやiPad)
「設定」 >「一般」>「情報」>「IMEI」
■Android製品の場合
「設定」アプリ >「端末情報」>「端末の状態」
ネットワーク利用制限がかかった場合
ドコモのネットワーク利用制限がかかった場合は、ドコモの通話と通信が利用できなくなります。
つまり、ahamo、eximo、irumo、ドコモ系格安SIMが利用できなくなります。
ソフトバンク、LINEMO、au、UQモバイル、povoなど他社キャリア回線は利用できます。
ドコモの通信が一切利用できなくなるだけです。Wi-Fiも利用可能です。
ドコモのネットワーク利用制限の注意点
ネットワーク利用制限は解除できない
原則、ユーザーからネットワーク利用制限の解除はできません。ただし、機種代金の未払いでかかってしまった場合は、未払い代金全額のお支払いで解除の対象となります。
フリマアプリで購入した端末が「✕」になった場合、不正契約による購入であった場合は一生解除できない恐れがあります。
「△」端末は購入リスクあり
ネットワーク制限「△」のドコモ端末は、「✕」になる可能性があります。
「△」端末は、フリマアプリで販売されてることがありますので、これを購入して3カ月したら「✕」になるケースがあります。
そのため、「〇」端末をおすすめします。
メルカリで購入後にネットワーク制限になった場合
メルカリで購入したドコモ端末がネットワーク利用制限となった場合は、運営に連絡します。
運営が仲介役となり、返品の指示をします。端末を返却することで全額返金となります。
ラクマで購入後にネットワーク制限になった場合
ラクマで購入したドコモ端末がネットワーク制限となった場合は出品者へ入金前なら運営が返金処理してくれますが、出品者に入金されてしまった場合は返金はされません。
出品者との取引メッセージを再開で話し合いにより返品後に返金となります。
返金額は出品者の考え方で決まります。出品者が売値の7割で買い取りますと言われたら、それに従わざるを得ません。
納得できない場合は拒否して良いです。
一応、出品者はアカウント停止により出品ができなくなります。
フリマアプリで購入する際の見極め
フリマアプリではネットワーク制限のかかった機種を販売することは禁止されています。
IMEI番号を開示して出品していますが、なかには「△」の端末もあります。この場合は購入後にネットワーク制限にかかるリスクがあるので購入を避けましょう。
「✕」端末の使い道
もし、フリマアプリで「✕」端末になり全額返金されない場合は、au回線やソフトバンク回線では問題なく使うことができますので、そちらの使い方をご検討下さい。