LINEMO系列はワイモバイル・LINEモバイル・ソフトバンク?
ソフトバンク株式会社では、LINEMO・ワイモバイル・LINEモバイル・ソフトバンクと4つの携帯ブランドを運営しています。
ソフトバンクブランドは「大容量」「ビジネス」、Y!mobileブランドは「ライトユーザー」、そしてLINEモバイルは「若い(10代から20代前半の)ユーザー」、LINEMOは「契約をはじめとする各種手続きをオンラインを介して自身でできる人」というふうに、ターゲットユーザーによってブランドを分ける戦略を打ち出しています。
【ソフトバンク株式会社 会社概要】
項目 | 内容 |
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社名(商号) | ソフトバンク株式会社 (英文社名)SoftBank Corp. |
事業内容 | 移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、固定通信サービスの提供、インターネット接続サービスの提供 |
設立年月日 | 1986年(昭和61年)12月9日 |
資本金 | 204,309百万円(2022年3月31日現在) |
従業員数 | 単体:18,929人(2022年3月31日現在) 連結:49,581人(2022年3月31日現在) |
住所 | 〒105-7529 東京都港区海岸一丁目7番1号 |
LINEMO
LINEMOの運営会社は、ソフトバンク株式会社です。
ソフトバンク株式会社は、オンライン専用ブランドの名称を「LINEMO(ラインモ)」として、2021年3月17日にサービスを開始しています。
“ラインモ”は、「タノシイオドロキ。」をキーワードとする、オンライン専用のブランドです。コミュニケーションアプリ「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEギガフリー」を提供する他、サービスの契約など全ての手続きをオンライン上で、簡単な操作で完了することができます。
“ラインモ”は、ソフトバンク株式会社の自社ブランドとして、“ソフトバンク”および“ワイモバイル”と同じネットワーク、同じ品質で各種サービスを利用できます。
ワイモバイル
ワイモバイルの運営会社は、ソフトバンク株式会社です。
ワイモバイルはソフトバンク株式会社が運営する過程で、様々な企業と合併を繰り返してきました。
「ワイモバイル」はソフトバンク株式会社に合併された後に、ソフトバンクのサブブランドとしての位置づけで通信サービスを展開している格安SIM事業者です。
Y!mobileブランドは、ソフトバンク(当時は「ソフトバンクモバイル」)とは“別の”MNOだった「ワイモバイル」がルーツ。
ワイモバイルは「イー・モバイル(EMOBILE)」ブランドでモバイル通信事業を展開していた「イー・アクセス」が、PHS事業者「ウィルコム」を吸収合併して生まれた企業です。
この合併の際、沖縄県においてウィルコムと地元企業が合弁で設立した「ウィルコム沖縄」は存置されてきました。
この経緯から、沖縄県に限ってはY!mobileブランドを“別法人”であるウィルコム沖縄が運営していました。
ソフトバンクは2021年12月22日、同社の子会社であるウィルコム沖縄を2022年4月1日付で吸収合併しました。
これにより、沖縄県内における「Y!mobile(ワイモバイル)」ブランドの通信サービスも他の46都道府県と同様にソフトバンクが提供することになりました。
LINEモバイル
LINEモバイルは、2016年2月にLINEの子会社のLMN株式会社として設立。
2016年6月にLINEモバイル株式会社へ商号変更し、2016年9月よりMVNOとしてLINEモバイルのサービス提供を開始しました。
その後ソフトバンクへとの資本提携を経て、2021年4月9日付でソフトバンクの完全子会社となっています。
もともとLINEモバイル株式会社単体でLINEモバイルを運営していましたが、なぜソフトバンクと一緒にやっていくことになったのかというと、契約者数でいうと、他のMVNOが1年で取っている以上の数は取れている一方で、限界も見えているという状態だったからです。
以下は、LINEモバイルの嘉戸彩乃社長のコメントです。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1804/24/news092.html
ソフトバンク
SoftBank(ソフトバンク)は、ソフトバンクが展開する携帯電話のサービスブランドの一つです。
ソフトバンクは、2006年に孫正義氏率いるソフトバンク(現ソフトバンクグループ)がボーダフォン日本法人を買収し、ソフトバンクモバイルとして携帯電話事業に参入したことから始まります。
「ソフトバンク」に至るまでは、幾度かブランド名が変わってきました。
1999年(平成11年)、「デジタルホン」と「デジタルツーカー」が「J-フォン」ブランドに統合。
2001年(平成13年)には英ボーダフォン傘下となり、2003年(平成15年)には日本でのブランド名も「ボーダフォン」に。そして、2006年(平成18年)に「ソフトバンクモバイル」、2015年(平成27年)に「ソフトバンク」となりました。
【softbankの歴史】
年表 | 歴史 |
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1981年(昭和56年) | (株)日本ソフトバンクとして設立 され、パソコン用市販ソフトウェアの流通を主な事業として開始。 |
1990年(平成2年) | 「ソフトバンク(株)に社名」を変更。 |
1996年(平成8年) | 「日本法人ヤフー(株)」を米国Yahoo Inc.との共同出資で設立 |
2001年(平成13年) | ブロードバンドサービス「Yahoo! BB」のサービスを始めました。 |
2004年(平成16年) | イギリスの通信会社ボーダフォングループの傘下に入った日本テレコムをソフトバンクが買収。 |
2006年(平成18年) | かねてから携帯電話事業への進出を計画していたソフトバンクグループが ボーダフォン日本法人を買収し「ソフトバンクテレコム」に。 |
2015年(平成27年) | 「ソフトバンク株式会社」に名称を変更しました。 |
2007年(平成19年) | 携帯電話サービスの新料金を採用したプラン「ホワイトプラン」の提供を開始。 |
2005年(平成17年) | 「(株)福岡ダイエーホークス(現 福岡ソフトバンクホークス(株))」を子会社化 |
2012年(平成24年) | 「米国Sprint Nextel Corporation(現 Sprint Corporation)」を買収。 |
LINEMO系列間同士の乗り換え特徴
特典適用外
LINEMOへ他社から乗り換えで貰えるPayPayポイント還元キャンペーンは、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外となります。
同じソフトバンク株式会社同士での乗り換えは運営にとって顧客数のプラスにはならないので、特典を提供しておりません。
MNP予約番号取得が不要
MNP予約番号を取得しなくても「ソフトバンク(SoftBank)」「Y!mobile(ワイモバイル)」「LINEMO(ラインモ)」3ブランド間の移行を行えます。
合わせて、同一名義であることを前提に契約者情報や請求先情報も引き継げるようになるため、ブランド間の移行手続きが簡素化されます。
ソフトバンク/ワイモバイルのご契約内容のご確認、ネットワーク暗証番号(4桁)の入力がありますので、事前にご確認が必要です。
LINEモバイルは、2021/3/31(水)11:00に、格安SIM(MVNO)「LINEモバイル」のウェブでの新規申し込みを停止しています。そのため、LINEMOからLINEモバイルへ乗り換えはできません。
LINEモバイルからLINEMOへ乗り換えの場合はMNP予約番号の発行が必要です。
SIMロックの自動解除
3ブランド間の移行をする際に、ソフトバンク/Y!mobileブランドでSIMロックの掛かった端末を利用している場合、移行時にSIMロック解除手続きが自動的に行われます。
ただし、以下のいずれかに当てはまる端末については、手続きが自動で行われない。
・直近の購入機種以外の端末(My SoftBankやショップでの手続きは可能)
・「ネットワーク利用制限中」の端末
・レンタル契約で利用している端末
・法人契約で利用している端末の一部
各種手数料
“ソフトバンク”と“ワイモバイル”および“LINEMO(ラインモ)”のブランド間ののりかえの場合、契約解除料(9,500円)と店頭で手続きする際の契約事務手数料(3,000円)をキャンペーンにより無料にします。
これにより、ブランド間ののりかえ時にかかる手数料などがウェブ・店舗ともに全て無料となります。
項目 | 内容 |
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解約手数料 | 0円 |
乗り換え手数料 | 0円 |
新規契約事務手数料 | 0円 |
SIMロック解除手数料 ソフトバンク/ワイモバイルショップで解除 | 3,300円 |
SIMロック解除手数料 ソフトバンク/ワイモバイルショップ以外で解除 | 0円 |
乗り換えではなく、電話番号を一旦解約し、LINEMOにて新規電話番号でご契約を行った場合、通常の解約手数料が発生します。
電話番号は変更したいが、解約手数料が発生してしまうことにお悩みのかたは、電話番号を変更してから乗り換えすることをおすすめします。