LINEMOは副回線にできる？主回線との違いは？

LINEMOの副回線とは

デュアルSIMとは、1台のスマートフォンで2つのSIMを利用することができます。異なるキャリア契約の2回線を並行して使えます。

デュアルSIMは、iPhoneでは「主回線」と「副回線」という呼び名で管理されます。

最初に利用していたSIMが「主回線」、追加したSIMが「副回線」という扱いになりますが、副回線が補助的な役割のみというわではなく、設定次第で副回線をメインの利用する回線として使うことも可能です。

デュアルSIMとは？

デュアルSIMとは、1台のスマホに2枚のSIMカードを挿入して、通信の使い分けができる機能です。

2つの電話番号や異なる通信回線が利用できるため、様々な使い方ができます。

電話の着信であれば、どちらの電話番号にかかってきたのかはわかりますし、使いたい通信サービスをそのつど選んで利用できます。

デュアルSIMを使いたい場合は、デュアルSIM対応のスマホが必要になります。

主回線・副回線の意味は？

iPhoneをデュアルSIMにすると、主回線と副回線を選択することができます。

主回線とは、普段のデータ通信で使う回線のことです。

副回線とは、普段はデータ通信しない回線のことです。

設定によっては副回線では一切データ通信させないこともできます。

ドコモを主回線、LINEMOを副回線とした場合、データ通信はドコモで行われてLINEMOでは行われません。

主回線と副回線の分け方

「デュアルSIM」に対応したXS/XS Max/XR以降のiPhoneでは、主回線（物理SIM）と副回線（eSIM）は自由に組み合わせが可能です。

主回線をソフトバンクのSIMカード、副回線をLINEMOのeSIMというように組み合わせができます。

デュアルSIMにできるiPhone

iPhone 13シリーズでは、eSIMを2つ有効もしくは、nano-SIM 1枚と eSIM 1つを組み合わせてデュアルSIMを利用できます。

iOS 12.1 以降を搭載した iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降の機種は、nano-SIM と eSIM を組み合わせたデュアルSIM に対応しています。

LINEMOを副回線にするメリット

仕事とプライベートを1台で分けられる

LINEMOの副回線をプライベートにして、ドコモの主回線を仕事用にするなど、1台のスマホで回線を分けることができます。

スマホを2台持ちする必要がなくなります。これまで仕事用と私用のスマホ2台を持ち歩いていた人は、荷物が軽量化するでしょう。

コスト削減できる

LINEMOを副回線にすることで、スマホ1台で利用できるので、万が一故障や不具合があっても、1台分の修理費用で済みます。

2台持ちの場合、消耗品ですので、いつかは買い替え時が来ます。スマホ2台分を購入するよりも1台だけ購入の方がお金の負担も少なくなります。

1台で2つの回線が使える

デュアルSIMは、電話番号と通信回線が2つ利用できます。

2つの回線を利用すると、主回線のドコモが通信障害や電波が悪いなどで繋がらない場合、副回線のLINEMOでネットを繋げるという使い方ができます。

ドコモ回線とソフトバンク回線でエリアが微妙に異なりますので、山間部や田舎で繋がる繋がらないの差が生じます。

うまく使い分けることで、圏外を回避できます。

料金を安くできる

2枚のSIMカードで異なる料金プランを契約し、使い分けることで通信コストを抑えることができます。

例えば、データ通信をよく使う場合は副回線のeSIMをデータ通信専用にしてデータ通信費用を抑えることが可能です。

また、仕事でよく電話をかけるという場合は、副回線のeSIMを通話し放題のプランにすれば、電話料金を安く抑えられます。