LINEMOでガラケーは使える?

LINEMOの動作確認端末一覧では、スマートフォンとタブレットのみとなっており、ガラケーの動作確認はありません。

従ってガラケーは利用ができません。

動作未確認でもガラケーが使えるケースは?

LINEMOではガラケーが動作未確認というだけで、中には使えるガラケーも存在します。ただし、使う場合は自己責任となります。

携帯会社の公式に動作未確認機種が使えるか問い合わせると以下の様な回答をするケースがあります。

「ご検討いただいております機種は、弊社で動作確認が取れていない端末でございます。動作未確認の端末は、弊社のSIMカードがご利用になれない可能性がございます。お客様のご判断においてご利用をお願いいたします」

もしガラケーで使える機種があっても動作を保証・サポートするものではありません。格安SIMである以上、自己責任で使用しなければならない点には注意が必要です。

3G通信のみガラケーは使える?

LINEMOは基本的にソフトバンクの4G・5G通信が使えます。それでも3G通信が使えないわけではありません。

4Gエリア内であっても電波環境により3Gでの通信となる場合があります。5Gエリア内であっても電波環境により4Gまたは3Gでの通信となる場合があります。

3G通信のみのガラケーは3G通信が使えるエリアにおいては使えます。ただし、VoLTEに対応の端末でLINEMOで動作する端末に限ります。

VoLTEに非対応のガラケーは使えない

LINEMOでは、VoLTEに非対応のガラケーは利用できません。VoLTE対応の端末が必要となります。

比較的新しいガラケーであればほとんどは問題なくVoLTEに対応していますが、かなり古いガラケーとなるとVoLTE非対応のガラケーも多くなります。

VoLTEは、Voice over LTE(=Voice over Long Term Evolution)の略です。音声データをデジタルデータに変換し、LTEの回線上でやり取りすることで、高音質な音声通話を可能にしています。

少し前までは3Gのネットワークを利用した通話が主流でしたが、現在ではこのVoLTEによる通話が主流となっています。

ドコモ・auのガラケーは使える?

LINEMOはソフトバンク回線です。ドコモ・auのガラケーは周波数がソフトバンクとは異なりますので、電波を掴めないエリアが出てきやすいです。

周波数帯はキャリアごとに違います。周波数帯は、総務省からキャリアごとにそれぞれ割り当てられています。

周波数が合っていないガラケーにSIMを装着して使おうと思っても、まったく通信できないわけではないのですが、一部にしか対応していないので、きちんとした通信ができないということが起きてしまいます。

ガラケーはSIMロック解除が必要

LINEMOで使うソフトバンクのガラケーはSIMロック解除が必要です。2015年5月以降に発売されている機種はSIMロック解除が可能です。

■SIMロック解除機能が搭載されている機種

DIGNO® ケータイ3
DIGNO® ケータイ3 for Biz
かんたん携帯10
AQUOS ケータイ3
DIGNO® ケータイ2 for Biz
DIGNO® ケータイ2
Simply B
AQUOS ケータイ2
DIGNO® ケータイ for Biz
DIGNO® ケータイ
かんたん携帯9
AQUOS ケータイ
かんたん携帯8
COLOR LIFE 5 WATERPROOF

シンプルスマホ・らくらくスマートフォンはLINEMOで使える

LINEMOではソフトバンクのシンプルスマホ・らくらくスマートフォンが一部機種使えます。

■LINEMOで動作するシンプルスマホ・らくらくスマートフォン

シンプルスマホ3
シンプルスマホ4
シンプルスマホ5
シンプルスマホ6
らくらくスマートフォン(F-52B)

シンプルスマホとは、文字通りには「シンプルなつくりのスマートフォン」といった意味です。

シンプルスマホ、らくらくスマートフォンはシニア向けスマートフォンです。

操作の分かりやすさや画面の見やすさを重視したシニア向け端末は、フィーチャーフォン(ガラケー)の後継と言えます。

ガラケーよりもシンプルスマホのほうが画面サイズが大きく、結果としてスマホのほうが画面が見やすいです。

更に、シニア向けスマホの場合は最初から大きめな文字に設定されていることが多く、調べ事なら文字の拡大・縮小もページによっては可能です。

現在ではスマートフォンの普及に伴って、より高速で高品質な4Gや5Gサービスが普及したことから、各キャリアの3Gのガラケーは2026年までに順次終了予定となっています。

今後はガラケーではなくシンプルスマホを使うようにしましょう。