LINEMOなぜ安い?
LINEMOはミニプランとスマホプランの2つのプランがあります。どちらも比較的安い料金で提供しています。
プラン | ミニプラン | スマホプラン |
---|---|---|
データ量 | 3GB | 20GB |
月額基本料 | 月額990円(税込) | 月額 2,728円(税込) |
LINEギガフリー | LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話のデータ消費ゼロ | |
データ量超過後の通信速度 | 300kbps | 1Mbps |
eSIM | 対応 | |
5分かけ放題オプション | 月額550円(税込) | |
24時間かけ放題オプション | 月額1,650円(税込) | |
音声通話 | 国内通話は20円/30秒 | |
ネットワーク | ソフトバンクの4G/5Gネットワーク | |
利用可能データ容量の追加 | 550円/1GB |
LINEMOスマホプランの最大のメリットは、データ通信20GBを超過した場合でも、最大1Mbpsという通信速度で利用可能な点です。
通常のメール送受信やSNS、インターネット閲覧程度であれば、問題なく利用できる。例えば、YouTubeの360p程度の標準画質であれば、もたつきも少なく視聴可能です。
海外でのネット利用やテザリングさえも、追加費用なしに利用できます。
そういう通信環境を、LINEMOは月額3,000円を切る価格で提供しており、大幅な値下げであるから、当然コストを下げる必要があります。
LINEMOが安い料金な理由は以下です。
オンライン専用プラン
ラインモは、「タノシイオドロキ。」をキーワードとする、オンライン専用のブランドです。
「SIM変更」「解約」「故障」などの手続きを全てWeb上で行うオンライン専用のブランドで、店舗や電話窓口でサポートをしてもらうことが出来ません。
その代わりに、従来のスマホ料金と比べ非常に安価で、割引や利用条件のないシンプルで分かりやすい料金体系となっているのが特徴です。
シンプルな料金
LINEMOの強みは、月額990円(税込)で利用できるミニプランと、月額2,728円(税込)で利用できるスマホプランで構成されたシンプルな格安プランです。
価格を抑えての提供となるため、他キャリアサービスで見られる家族割引やデータシェアオプションなどはありません。
LINEMOで契約される際は、ソフトバンクやワイモバイルとのブランドを跨いだ家族割引も対象外になります。
プランが分かりやすく、割引などもないので、料金が非常に分かりやすいです。
割引サービスの撤廃
ソフトバンクのスマホからLINEMOにすると、ソフトバンクの料金プランで適用されていた各種割引サービス「おうち割光セット」「新みんな家族割」は全て対象外になります。
LINEMOでは割引は適用されませんが、LINEMOの月額料金はかなり安いです。各種割引を踏まえても、LINEMOにしたほうが安くなります。
併用できる割引が1つもありません。その代わり最初から低価格での提供となっております。
キャリアメールがない
LINEMO契約者向けにMMS、Eメールのアドレスはご用意していません。キャリアメールの運用コストを削減しています。
2021年12月20日(月)よりソフトバンク/ワイモバイルの回線をご解約後でも、ソフトバンク/ワイモバイルのメールアドレスを引き続きご利用できる「メールアドレス持ち運び」サービスの提供を開始しました。
「メールアドレス持ち運び」サービスの利用でキャリアメール(@i.softbank.jp、@ymobile.ne.jpを含む)は、LINEMOを契約しても継続利用できます。
店舗サポートがない
LINEMOは、ソフトバンクショップで契約したり、サポートを受けたりすることができません。
LINEMOは、Webサイトやアプリ上から契約やサポートをする仕組みであり、店頭でのサポートに係るコストを削ることでこれだけの低価格を実現しています。
オンライン手続きを自分自身で問題なく行えるだけのモバイルリテラシーやネットリテラシーを持った消費者を対象としたプランです。
電話サポートがない
LINEMOでは電話による問い合わせは受付しておりません。
LINEMO契約や契約後の問い合わせで電話での対応ができません。コールセンターの人件費をカットしています。
ただし、端末(SIMカード)の紛失・盗難による利用中断や端末の故障など、緊急の用件に関しては専用の電話窓口でも対応します。
最低限の用件のみは電話にて受付する形です。
デジタルネイティブ世代だけに対象を絞る
LINEMOユーザーは、ソフトバンクが運営する料金プランでありながら、ソフトバンクショップ店頭での契約やサポートは基本的に受けられない。
スマートフォンにとても詳しいデジタルネイティブ世代だけに対象を絞ることで、携帯電話料金の大きなコスト要因の1つである店頭でのサポートをそぎ落として低価格を実現しています。
デジタルネイティブとは、生まれたとき、また物心ついた時からインターネットやパソコンのある環境で育ってきた世代のことです。
LINEMO安いけど通信品質はソフトバンクと変わらない?
LINEMOはソフトバンクのネットワークを、従来と同じ品質で提供するとしています。
LINEMOは、ソフトバンク/ワイモバイルと同じネットワークやエリアを使用しているMNOとなります。
ソフトバンク/Y!mobileの3G/4G/4G LTE/5Gエリアが使えます。メインブランドのソフトバンクと同品質のネットワーク、エリアが利用できます。
「ソフトバンク」「Yモバイル」「LINEMO」の3回線は共通のネットワークとエリアになっています。
LINEMOはソフトバンクと同じ通話・通信品質で格安のため、デメリットがいくつかあります。
- 申し込み・サポートは基本オンライン
- 「おうち割光セット」「新みんな家族割」は全て対象外
- データ容量を繰り越しできない
- ソフトバンクスマホでもSIMロック解除が必要
- 自分名義で契約できるのは18歳以上
- 留守番電話・転送電話サービスが使えない