ソフトバンクからirumo乗り換えデメリット

ソフトバンクからirumo乗り換え前の準備

dアカウントのログインIDとパスワードを確認する

irumoの契約にはdアカウントが必要です。

dアカウントを持っていない場合は、irumoに申し込みと同時に作成できます。

1つのdアカウントでご契約いただけるirumo回線は1つまでとなります。

お申込み時のメールアドレス登録/お持ちのdアカウントにご登録のメールアドレスがキャリアメールの場合、irumoにお申込みができません。

毎月のデータ通信量を確認する

毎月のデータ通信量を確認します。

ソフトバンクには無制限のプランがありますが、irumoでは高速通信は3GB・6GB・9GBのどちらかしかデータ容量を選べません。

ソフトバンクで9GB以上利用していた場合はirumoが向かないでahamoやeximoを検討することになります。

5G通信が利用できなくても問題ないか確認する

ソフトバンクとirumoは、利用している回線が異なります。今までの使用環境では5Gが利用できない可能性があります。

今まで5Gエリアで快適だったのに、ドコモ回線になったら5G通信が使えないエリアがあって困るという方は、よく使うエリアを確認しておきましょう。

また、4Gエリアについても若干の違いがあります。5Gほど利用できないといったことはありませんが、こちらもエリアを確認しておきましょう。

ソフトバンクからirumoに乗り換えるデメリット

PayPayポイントがたまらなくなる

ソフトバンクからirumoへ乗り換えると、PayPayポイントがたまらなくなります。

ソフトバンクの契約者は、以下のサービスを利用するとPayPayポイントが貯まるようになっています。

• スーパーPayPayクーポンが使える
• LYPプレミアム限定クーポンがもらえる
• ソフトバンクまとめて支払い
• 携帯料金をPayPay残高で支払い
• 毎年誕生日に「長期継続特典」としてPayPayポイントが1,000ポイント
• 子育て応援クラブ
• LINE MUSIC
• ebookjapan
• Yahoo!ショッピング

Yahoo!プレミアム（LYPプレミアム）が有料になる

LYPプレミアムは、ソフトバンク契約時は無料で使えますが、irumoへ乗り換えると月額508円の利用料が必要になります。

LYPプレミアムは、LINE・Yahoo!・PayPayが共同で提供するサービスです。代表的な特典は以下です。

• 1,200万種類以上の対象スタンプが使い放題
• Yahoo!ショッピングが+2%還元
• ebookjapanの電子書籍購入で最大25%還元
• ヤフオク！のシステム利用料が無料

新みんな家族割は割引額の変動がある

ソフトバンクの新みんな家族割は、対象プランの月額料金が割引になるサービスです。

家族割引グループの回線数に応じて割引額が異なるため、irumoへ乗り換える場合は割引額の減額に注意です。

3人以上で1,210円割引のプランの場合は、1人抜けると660円に割引額が減額されます。

ソフトバンクのキャリアメールアドレス継続は有料

ソフトバンクからirumoに乗り換える後、ソフトバンクのキャリアメールアドレスを使い続ける場合は「メールアドレス持ち運び」に申し込みします。

「メールアドレス持ち運び」は月額なら330円（税込）、年額なら3,300円（税込）となります。

irumoでも月額330円でドコモのキャリアメールアドレスがあります。キャリアメールアドレスを変更しても良い場合は、ドコモメールをご利用下さい。

乗り換え前には、フリーメールアドレスへの移行が必要となります。メールアドレスを頻繁に使う人は注意しましょう。

なおソフトバンクでは「メールアドレス持ち運び」を用意しています。有料とはなりますが、申し込めばahamoでもソフトバンクのキャリアメールアドレスが使用可能です。

月額なら330円（税込）、年額なら3,300円（税込）となります。

海外ではデータ通信が有料

irumoはahamoと違い海外データ通信が有料です。

irumoを海外で通信（ネット）利用する場合、ドコモの海外ローミングサービス「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」どちらかを利用することになります。

データ通信を無制限に使えない

irumoにはソフトバンクのようなデータ通信が無制限のプランがありません。

毎月のデータ利用量が多い場合は、最大9GBのirumoでは物足りない可能性があります。

irumoには大盛りオプションもありませんので、irumo契約後にデータ容量が足りなくて困る場合はeximoかahamoへプラン変更することになります。

ソフトバンク回線が使えなくなる

ソフトバンクの回線が使えなくなるので、場所によってはこれまで問題無く電波が繋がっていたのに繋がりにくい、或いは繋がらない可能性があります。

特に屋内や地下などは差が生じやすいです。ソフトバンク回線とドコモ回線はサービス提供エリアが異なるので、不便を感じる場合があります。

自宅や職場など自分の生活エリアがirumoのサービス提供エリアに入っているか確認します。

もしエリア外だった場合は、同じソフトバンク回線の電波を利用している「LINEMO」もあります。

ソフトバンクからirumoに乗り換えるメリット

田舎や山間部でもしっかり繋がる

irumoの通信エリアはドコモと同じです。田舎、山間部まで、全国どこでも5G/4G（LTE）の通信ができます。

山で繋がる携帯会社といえば間違いなくdocomoです。地方に住んでいたり、山間部に行く機会がある方は繋がりやすいことを実感できます。

速度制限が若干早くなる

ソフトバンクは、速度制限がかかると128kbpsまで速度が低下します。

ただし、ソフトバンクの速度制限はミニフィットプラン＋の場合のみです。メリハリ無制限の場合は制限にかかる心配はほぼありません。

通信速度が128kbpsに制限されると、動画やWebページの読み込みが遅くなりますが、メールやLINEなどのテキストメッセージの送受信はいつもどおり行えます。

irumoで当月のご利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が「0.5GB」の場合は送受信時最大128kbps、「3GB」「6GB」「9GB」の場合は送受信時最大300kbpsとなります。

300kbpsでは動画ストリーミングを最低画質（240p程）ならぎりぎり視聴可能、その他大抵の事はストレスなく使える速度です。

料金体系がシンプルになる

ソフトバンクの現行プランは6種類もあり、割引の適用状況によって料金体系が複雑になっています。

irumoの料金体系は至ってシンプルで、0.5GB、3GB、6GB、9GBという4つのデータ容量を用意しており、月額料金は0.5GBが550円、3GBが2167円、6GBが2827円、9GBが3377円。

dポイントがたまりやすくなる

irumoは利用状況に応じてdポイントがたまりやすくなっています。

irumoは、毎月の利用料金1,000円（税別）につきdポイントが付与されます。

dポイント還元率は支払いのクレジットカードにより異なります。

ソフトバンクからirumoへ乗り換える最適なタイミング

月末が最善

ソフトバンクからirumoへ乗り換えるタイミングとして、月末が最善です。

月末に乗り換えることで、irumoは日割り計算となり、ソフトバンクは解約時は満額請求となるので二重での請求がほとんどなく、料金負担を減らすことができます。

dポイント特典がお得な条件である時

irumoは乗り換え契約者向けにdポイント還元キャンペーンを実施しています。

キャンペーン内容は毎月異なります。ドコモ光セット条件の時もあれば、irumo単体契約での条件の時もあります。

また、dポイント還元額も異なります。

ソフトバンク光を解約した時

ソフトバンク光を解約すると、スマホとのセット割が適用できなるので、ソフトバンクの料金が高くなります。

そのタイミングで、通信費を抑えるためにirumoへ乗り換えるのは最適です。

ソフトバンクのスマホセット割は、1台につき550～1,100円の割引が適用されます。この割引がなくなると、通信費の負担は大きくなります。