IIJmioエリア

IIJmioエリアはau回線とドコモ回線がある

IIJmioは、ドコモとauの大手通信事業者(キャリア)から回線や設備を借り受け、独自のサービスを追加して格安料金で通信サービスを提供しています。

IIJmioには、auの4G LTE を利用した「タイプA」とNTTドコモの4G(LTE)/3G網を利用した「タイプA」があります。

「タイプA」と「タイプD」の2種類から選べます。

スマホをauのサービスエリアで使いたいという人や、すでにauの端末を持っているという人は「タイプA」を選択しましょう。

スマホをドコモのサービスエリアで使いたいという人や、すでにドコモの端末を持っているという人は「タイプD」を選択しましょう。

タイプDのエリア

タイプDはドコモから回線帯域を借りています。

ドコモの3G/4G/5Gエリアが使えます。メインブランドのドコモと同品質のネットワーク、エリアが利用できます。

ドコモ回線は4G LTE回線に加えて、3G回線の接続にも対応しています。

ドコモのエリア

タイプAのエリア

タイプAはauから回線帯域を借りています。

auの4G LTEエリアと5Gが使えます。メインブランドのauと同品質のネットワーク、エリアが利用できます。

ドコモと違い3G回線エリアには対応していません。

IIJmioは2016年からau回線の提供も始めました。現状、ドコモ回線よりも圧倒的にユーザー数が少ないです。

少ない方が、通信の混雑が少なく、快適に通信できるのでおすすめです。

auエリア

5Gエリアが使える

IIJmioのギガプランは、対応エリアで次世代通信の「5G」が無料で使えます。

対応エリアは、タイプDがNTTドコモの5Gエリア、タイプAがauの5Gエリアで利用可能です。

通信できる場所や繋がりやすさは大手キャリアと同じです。

IIJmioタイプDのドコモ回線特徴

山間部や海で強い

ドコモ回線の特徴としては、山や海にも強いことです。au回線やソフトバンク回線よりも強いです。

山へ登山に行ったり、海に行くならドコモ回線を選びましょう。

山などでは高い木々などによって電波が遮られることによって、海では電波が届かないことによって、スマホの繋がりが悪くなりがちですが、ドコモでは専用アンテナや小型基地局を設置し、山でも海でもスマホが使えるようにしています。

「LTE (FDD-LTE)」と「3G (W-CDMA)」という2つの通信規格

ドコモのモバイル通信には「LTE (FDD-LTE)」と「3G (W-CDMA)」という2つの通信規格があります。LTEは「4G」の一種で、3Gの後継として登場した高速な通信規格です。

移動通信では端末の移動にともなって生じるフェージングの影響により、受信電力の強度がはげしく変動します。

周波数スペクトルの拡がりが狭い帯域の場合には平均受信電力の変動が大きいのですが、広帯域になるほどその変動は小さくなります。

これらの特長を利用したものがW-CDMA方式で、高い通信品質を得るだけでなく周波数の利用効率を高めることができます。

また、音声のみならずデータ・画像・動画など、低速から高速までの様々なマルチメディア情報に対応したモバイル通信環境が経済的に実現できるようになります。

ドコモ端末をそのまま利用できる

ドコモ端末をそのまま利用できます。

auやソフトバンク端末からIIJmioを利用したい時は、SIMフリー化する必要がありますがドコモの端末をお持ちの方はその手間が省けます。

IIJmioタイプAのau回線特徴

VoLTE対応SIMのみ

タイプAで提供するSIMはVoLTE対応SIMのみです。

au回線のSIMは、LTE網を利用する高音質通話規格の「VoLTE」をサポートするSIMで、VoLTE対応SIMしか用意されていません。

そのため原則として、VoLTE対応の機種でないと利用することができません。

au VoLTE対応機種同士(auの4G LTEエリア内)の場合、高音質通話となります。その他の場合は、従来の音質相当での通話となります。

従来のスマートフォンの通話より高音域まで対応し、さらにクリアな音声通話を実現しました。

登山道や世界遺産で強い

au回線の特徴は、ドコモ回線・ソフトバンク回線と同様に、登山道での繋がりに注力していることに加えて、キャンプ場や世界遺産での繋がりにも注力をしています。

auでは、全国の世界文化遺産・自然遺産でも4G LTEをご利用いただけるよう電波対策に取り組んでいます。

携帯電話がご利用いただける世界遺産

使っている電波の種類は、CDMA2000

auが使っている電波の種類は、KDDIはCDMA2000という、世界でもあまり使われていない通信規格を採用しました。

そのため今人気を集めているSIMフリースマートフォンであってもその規格に対応している端末が少なく、機種の選択肢が少ないということになります。

CDMA2000は、Wideband cdmaOneとも呼ばれるFDD-CDMA技術を応用した第3世代移動通信システムの通信方式の一つです。

au端末をそのまま利用できる

au端末をそのまま利用できます。

ドコモやソフトバンク端末からIIJmioを利用したい時は、SIMフリー化する必要がありますがauの端末をお持ちの方はその手間が省けます。