UQモバイル対応バンドプラチナバンド

UQモバイルの対応バンド特徴|4G(LTE)通信

UQモバイルの対応バンドは次のとおりです。

キャリア4G(LTE)通信5G通信
UQモバイルBand 1
Band 3
Band 11
Band18/26
Band 28
Band 41
Band 42
n3
n28
n77
n78
n257

同一端末でも異なる周波数に注意です。同じGalaxyでも、ドコモで買ったらKDDIで利用できるエリアが狭くなってしまうことがあります。

キャリア版の端末は他社の周波数に対応していないために起こることで、端末そのままで回線だけを他社に切り替えたい際のハードルになります。

そのため、他社からUQモバイルに乗り換える際は対応バンドをよく確認します。

auと同じバンドを利用している

UQモバイルはauの通信回線を利用しているため、auと同じバンドを利用しています。

キャリア4G(LTE)通信5G通信
UQモバイルBand 1
Band 3
Band 11
Band18/26
Band 28
Band 41
Band 42
n3
n28
n77
n78
n257
auBand 1
Band 3
Band 11
Band18/26
Band 28
Band 41
Band 42
n3
n28
n77
n78
n257

UQモバイルは、大手キャリアサービスであるauと同一ネットワークを利用しているため、通信速度の安定性や回線品質も評価されています。

通信に何かしらの問題が生じた際も、いち早く連携し対応できる状態が整っているので安心です。

重要なバンド

UQモバイルでは、メインバンドがプラチナバンドの18(バンド26)となっており、バンド1は補完的バンドです。

どちらも全国区をカバーしているバンドで、この2つが対応していない端末はUQモバイルの回線網を利用したSIMで利用に適しておりません。

Band1は、UQモバイルの主要周波数帯の1つでカバーするエリアも広く、Band1のみでも使えるかどうかなら使える周波数帯です。

Band18は、UQモバイルのプラチナバンド、これがないと、郊外や山間部、ビル、地下、都市部でも電波が廻り込まないと届かないエリアで快適に使えない可能性が出て来ます。

Band 1

UQモバイルの主要周波数帯の1つでカバーするエリアも広く、Band1のみでも使えるかどうかなら使える周波数帯。

Band 3

東京、名古屋、大阪など都市部中心の周波数帯。広いエリアをカバーしつつ高速通信が可能です。

Band 11

補完的な周波数帯。使用頻度は低いです。対応していない場合でも何も問題がない重要度が低いバンドです。

Band18/26

UQモバイルのプラチナバンドは他の周波数帯よりも周波数が低いため、障害物があっても回り込みやすくなっています。

山やビルなどの影にあたる場所、また屋内や地下でも、他の周波数帯より電波が入りやすくなっています。

都市部では室内やビルの谷間、地下街などで通話・通信する機会もよくありますが、このような場所でも電波が届きやすいことはプラチナバンドの大きな強みです。

Band 28

700MHz帯(バンド28)は、広いエリアカバーが可能な周波数帯(いわゆる「プラチナバンド」)の1つです。

同じプラチナバンドの優先度はBand 18よりも低めです。

プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とした電波帯域を指す通称で、ビルなどの障害物があっても回り込んで電波が届きやすいという特徴を持っています。

Band 41、Band42

4G通信の初期を担っていた周波数帯で、Band1やBand8などの低い周波数と比較して直進性が強く、障害物に弱いという特性があります。そのため、起伏の多い場所のエリア化には不向きな周波数と言われています。

一方、高い周波数は帯域を広く確保しやすいため1回で送れる情報量が多く、ユーザーにより近い位置にきめ細かく基地局を配置することで、通信速度が求められる場所や人やデバイスが密集しやすい場所のキャパシティ対策に用いられることが多いです。

UQモバイルの対応バンド特徴|5G通信

UQモバイルの5G対応バンドは主要な周波数帯の「n77,n78」に加えて、ミリ波の「n257」に対応しています。

5Gには、「Sub6」と「ミリ波」の2種類があります。

Sub6とは?

Sub6は、6GHz未満の周波数帯の総称として使われています。

日本では、3.7GHz帯と4.5GHzが広いエリアで利用されていますが、ミリ波に比べると低速です。しかし、4Gと比べれば周波数帯が高いため、高速な通信が期待できます。

ミリ波とは?

ミリ波は、30~300GHzの総称で、電波は1~10mmの波長を持っています。日本では現在、28GHz帯が利用されています。

狭いエリアではありますが、高速通信が利用できます。また、5Gの特徴として知られている情報の多くは、「ミリ波」の特徴を表すものがほとんどです。

n3、n28

エリアは広いが通信性能は4Gと変わらない4Gからの転用周波数帯としてn3、n28に対応しています。

n77、n78

UQモバイルは、エリアは狭いが高速な5G専用周波数帯としてn77とn78に対応しています。

n77とn78は、いずれも世界的に広く使われているグローバルバンドなので、一般流通向けスマートフォンの多くが両方に対応しています。

こうした技術的な背景があるのでUQモバイルの5Gとの相性は一般にかなり良好です。

キャリアの中で唯一「n77」と「n78」の両方に対応しているのが特徴です。

n257

きわめて高速だがエリアが極端に狭いミリ波のn257という5周波数帯を利用しています。

n257は技術的な課題や端末のコストといった課題があるので、当面はn3、n28、n77、n78の4周波数帯が主役です。

UQモバイルはプラチナバンドに対応

UQモバイルの「プラチナバンド」とは、700MHz〜900MHzの周波数帯を指すものです。

低周波数の帯域で電波の波長が長いため、ビルなどの壁を透過しやすく、障害物を回り込みやすいことが特長です。ほかの周波数帯の電波と比較して、都市部や山間部、建物内など、さまざまな地域で安定して通信できます。

いわゆる「繋がりやすい電波」でもあり、周波数帯としても希少価値が高いと言われています。

4G回線の対応バンドの中では「Band 18」「Band 26」が該当します。

プラチナバンド未対応機種はどうなる?

プラチナバンドの対応がとれてない機種をUQモバイルネットワークで使った場合、圏外(またはアンテナマークが透明)が出ることや、アンテナマークは立っているものの通信が安定しないことがよくあります。

プラチナバンドを欠いた機種は「つながりが悪い」「通信速度が遅い」といった事態が起こります。

プラチナバンドの特徴は?

周波数帯の狭さと貴重さからプラチナにたとえられるプラチナバンドは、今まで携帯電話の電波が届きにくかった場所にも届くメリットがあります。

多数の基地局が設置しにくく地形が複雑な山間部や、入り組んだビルの谷間でも電波が入りやすいのも、プラチナバンドのメリットといえるでしょう。

プラチナバンドの特徴

  • 屋内や地下でも電波が届きやすい
  • ビルなどの壁や障害物を透過して回り込む
  • 送受信できる情報量は他の周波数帯よりも少ない
  • 空気中の水分によるおとろえが少ない
  • コンクリート壁などを透過する力が強い
  • 少ない基地局でもエリアをカバーできる

プラチナバンドのメリット

プラチナバンドのメリット
  • 都市部や屋内でも快適に利用できる
  • 電波が遠くまで届くため、都市部以外のエリアでも高品質な通信が可能
  • エレベーターなど周りが障害物に囲まれていても電波がつながりやすい
  • より広い地域・エリアでつながりやすくなる