目次
テザリングとは?
テザリングとは、スマートフォンのデータ通信を利用して、パソコンやタブレット端末、ゲーム機器などをインターネットに接続することです。
テザリングでは、通信機能を持つスマートフォンをアクセスポイント(親機)として利用することで、パソコンでインターネットを利用できるようにします。
簡単に言えばスマートフォンを外付けモデムのように使ってインターネットに接続する、というイメージです。
Wi-Fiがない場所でも通信できるスマホが一台あれば、そのスマートフォンがWi-Fiルーターの代わりとなり、パソコンなど他の機器でもインターネットができます。
テザリングすることで外出先でもパソコンでインタネットが利用できるようになります。
OCNモバイルONEではテザリングが使える
OCNモバイルONEではテザリングが使えます。
料金は無料となっており、申し込みは不要です。
ただし、一部の機種を除きテザリングをご利用いただけます。テザリングが可能な製品では、追加のオプション申込手続きや料金は不要です。
OCNモバイルONEでテザリングするのに必要なもの
OCNモバイルONEのテザリング機能を搭載したスマートフォンを中継機器代わりとして使います。
あとは、無線LANクライアント機能が搭載されたパソコンやタブレットなどの接続機器が必要です。
主にスマホとパソコン2つだけでテザリングはできてしまいます。
OCNモバイルONEで動作する端末で、テザリング対応に〇がついているものが使えます。一部テザリング未対応機種も存在します。
ドコモ端末のSIMロック解除機種もテザリング可能ですが、一部端末はテザリング不可となっております。
iPhoneは最新機種はテザリング対応していますが、「iPhone 5s 」「iPhone 5c」など古い機種はテザリングに対応しておりません。
au端末、ソフトバンク端末も動作する端末は少ないですが、すべてテザリング対応しております。
動作確認端末一覧に掲載されていない端末でもテザリングが使えたりしますが、これは公式で保証はされておりません。
OCNモバイルONEテザリングの種類
WiFiテザリング
スマートフォンとパソコンをWiFiで接続して行うテザリングです。
Wi-Fiを利用しているため、複数の端末を同時にテザリングすることもできます。
消費電力が多いため、充電切れしやすいです。セキュリティーを確保するために、Wi-Fiにはパスワード設定しておきましょう。
メリットは、通信速度が早く、Wi-Fi対応機器も多く、複数台接続ができるため、実用性が高いことです。
Bluetoothテザリング
Bluetoothにより親機と子機をペアリングしてテザリングを行います。
複数端末との同時接続ができます。
Wi-Fiテザリングより消費電力が少なくなりますので、バッテリー消費は遅くなります。
しかし、通信距離は短く、速度が最も遅いテザリング方法です。接続側もBluetooth対応機器であることが前提となりますので実用性が低いです。
USBテザリング
USBケーブルで親機と子機をつないでテザリングします。
USB端子のない機器では使えません。更にUSBケーブルは2つの端末しか繋げませんので複数を同時に接続することはできません。
親機をパソコンにつないだ場合は充電も同時にできるため、バッテリー消費がありませんので長時間の接続を実現します。
直接ケーブルでつなぐため、通信速度が早く、安定性があります。
OCNモバイルONEテザリングの設定
WiFiテザリング(android)
- スマホの設定をタップ
- その他のワイヤレス接続
- Wi-Fiテザリング
- Wi-FiテザリングをON
- パスワード(セキュリティキー)の入力(半角英数字8桁以上)
- パソコンの右下Wi-Fiボタンでスマホの機種名を選択
- 先ほど設定したネットワークセキュリティキーを入力
- テザリング接続完了
デスクトップ右下に表示されているWi-Fiアイコンをクリックしましょう。開くと、ルーターの一覧に、Wi-Fiテザリングをオンにしたスマホの機種名が表示されているので、クリックして接続を選択してください。
なお、表示されるまで数分がかかることもあります。少し待っても表示されないときは、スマホテザリング画面のWi-Fiを一旦オフにします。
ネットワークセキュリティキーを入力して、次へをクリックしてください。セキュリティキーはスマホのWi-Fiテザリング設定画面から確認することができます。
接続が完了すると機種名の下に「接続済み」と表示されます。
WiFiテザリング(iPhone)
- ホーム画面から「設定」をタップ
- 「インターネット共有」をタップ
- 「Wi-Fiのパスワード」をタップ
- パスワードを設定し、「完了」をタップ
- 「ほかの人の接続を許可」を (オン)に切り替え、設定完了
- 「ネットワーク名」と「パスワード」を確認し、子機を接続
パスワードは半角英数字で8文字以上入力してください。
Bluetoothテザリング(android)
- スマホの設定
- 接続
- Bluetoothテザリングをオンに設定
- パソコンでBluetoothを検出
- パソコンで検出されたスマホ選択
- 接続完了
パソコンで機器を検出します。「設定」画面で、デバイスをクリックします。Bluetoothとその他のデバイスからBluetoothをオンにし、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」の+ボタンをクリック
「デバイスを追加する」画面のBluetoothをクリックすると、テザリングするスマホを検出してくれます。検出されたスマホをクリックします。
パソコンとスマホの画面に、ペアであることを表すコード番号が表示されるので、一致していることを確認して接続します。
Bluetoothテザリング(iPhone)
- インターネット共有を提供するほうのデバイスで、「設定」>「インターネット共有」の順に選択し、「ほかの人の接続を許可」がオンになっていることを確認します。
- 「設定」 > 「Bluetooth」の順に選択し、「Bluetooth」がオンになっていることを確認します。
- Windows パソコンでは、通知領域の Bluetooth アイコンをクリックし、Bluetooth が有効になっていることを確認します。「Bluetooth デバイスの追加」を選択し、画面上の案内にそって操作します。
- Windows パソコンでは、通知領域の Bluetooth アイコン をクリックして、「パーソナル エリア ネットワークへ参加」を選択します。デバイスを右クリックして、「接続方法」の上にポインタを置き、「アクセスポイント」を選択します。
USBテザリング(android)
- 端末とパソコンをUSBケーブルでつなぐ
- スマホの設定
- 接続
- USBテザリングをタップしてON
- これだけでインターネットへの接続が完了
接続されているかどうか、設定から確認する方法は以下の通りです。
- Windows 10 の設定アプリから「ネットワークとインターネット」をクリック
- 「ネットワークと共有センター」をクリック
- 「アダプターの設定の変更」をクリック
- 「イーサネット」というネットワークアダプタが表示されていればUSBテザリングが出来ているという証拠になります。
USBテザリング(iPhone)
- 最新バージョンの iTunes にアップデートします。
- USB ケーブルを使って、インターネット共有を提供する iPhone または iPad に Mac を接続します。デバイスを信頼するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、信頼します。
- iTunes や Finder で iPhone または iPad を探して表示できるか確認します。Mac でデバイスが認識されない場合は、別の USB ケーブルで試してください。
- 「システム環境設定」>「ネットワーク」の順に選択し、「iPhone USB」を選択します。このアダプタが表示されない場合は、プラスアイコン をクリックして追加してください。
- 設定マークをクリックし、「サービスを無効にする」を選択してから「適用」をクリックします。
- 設定マークをクリックし、「サービスを有効にする」を選択してから「適用」をクリックします。すでに別のネットワークに接続されている場合は、「必要ない場合は無効にする」チェックボックスの選択を解除してから「適用」をクリックしない限り、インターネット共有接続が有効にならない場合があります。