LINEMOはソフトバンク回線

LINEMOはソフトバンク株式会社が運営するソフトバンク回線です。

LINEMOはソフトバンクの自社回線を使っているので、ソフトバンクと同じ通信速度で快適にインターネットが楽しめます。

LINEMOはMNO

ソフトバンクの新ブランド「LINEMO」は、ソフトバンクの新しいMNOプランです。

「MNO（エムエヌオー）」は「Mobile Network Operator」の略で、自社で携帯電話通信網を設置し、運用している通信事業者のことです。

日本における大手キャリアといえば、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」などの通信事業者を指します。

2021年3月にソフトバンクから新しいオンライン専用のMNOブランド『LINEMO』が誕生しました。

LINEMOというと格安SIMにみえますが、実際はソフトバンクのプランに過ぎません。

ドコモ回線・au回線は？

LINEMOは運営元がソフトバンク株式会社となりますので、他社のドコモ回線・au回線を導入しません。

LINEモバイルは、au回線、ドコモ回線、ソフトバンク回線のトリプルキャリア対応の格安SIMでした。

これは、元々はLINEモバイル株式会社が運営していたからです。

LINEMOは自社回線となりますので、今後、ドコモ回線・au回線を導入する予定はありません。

ソフトバンクのエリアで対応

LINEMOの対応エリアはソフトバンクとまったく同じです。ソフトバンク回線に接続できるところなら、LINEMOでもつながります。

LINEMOは、ソフトバンク・ワイモバイルと同じネットワークやエリアを使用しているMNOなので、現在ソフトバンク・ワイモバイルが問題なく使えている人は、繋がり具合の心配はありません。

ソフトバンクの5Gに対応

LINEMOではソフトバンクと同じキャリア品質の高速通信が使えて、5Gにも対応しています。

5G通信はLINEMOとソフトバンクの間に、エリア・速度における品質の違いはありません。

5Gサービスエリアは当初限定的であるため、お客さまによっては4Gでのご利用が中心となります。

5Gサービスの利用には、5G対応端末が必要です。5G通信をご利用になる場合、5G対応端末をお客様自身にてご準備いただく必要がございます。

ソフトバンクの4G回線が利用可能

LINEMOではソフトバンクと同じキャリア品質の高速通信が使えて、4Gにも対応しています。

ソフトバンクの4G LTE回線は人口カバー率が99％なので、繋がらないエリアは殆どありません。

全国ほとんどの地域で4G回線を受信することが可能ですが、まだ全ての地域をカバーできているわけではありません。

4G回線を受信できない可能性が高い場所は、山奥や建物の地下です。

地下やトンネルの中でもつながりやすくなっていますが、場所や状況によっては、通信速度の遅い3G回線へ切り替わってしまったり、圏外になります。

ソフトバンクの3G回線が利用可能

LINEMOではソフトバンクと同じキャリア品質の高速通信が使えて、3Gにも対応しています。

VoLTEに対応していない端末及び3G専用端末については、LINEMO通信サービスをご利用いただけません。

4Gエリア内であっても電波環境により3Gでの通信となる場合があります。

ガラケーやガラホには、3G通信にしか対応していません、最新の音声通話規格「VoLTE」に非対応だったりする機種も多く存在します。

3G通信のみに対応・VoLTE非対応のガラケー・ガラホ端末はLINEMOで使えません。

LINEMOで動作確認されていないガラケー・ガラホを使う場合は、ソフトバンク回線の4Gと、VoLTEに対応している機種である必要があります。

LINEMOのソフトバンク回線と他社のドコモ回線・au回線を比較

ソフトバンクの新ブランド「LINEMO（ラインモ）」は、MVNOのLINEモバイルと違い、ソフトバンクの新しいMNOプランです。

LINEMOがソフトバンクのプランとなってしまった以上、ドコモ回線・au回線を導入することはありません。

LINEMOのソフトバンク回線と他社のドコモ回線・au回線の違いについて解説していきます。

ソフトバンク回線

ソフトバンク回線を選ぶべき人は、以下です。

  • SIMロック解除されたソフトバンク機種をお持ちの方
  • SIMロック解除が廃止された2021年10月1日以降のソフトバンク機種をお持ちの方
  • ソフトバンクの通信エリアでないと繋がらない方

    • ソフトバンクで実施したのは、より遠くに、より効率よく電波を送る高利得・狭角アンテナを用いた登山道の電波強化、および2.1GHz帯と900MHz帯の二つの電波を使ったキャリアアグリゲーションによるさらなる速度の向上を実施しています。

    ソフトバンク回線は登山道での繋がりに注力していますので、登山道の電波が強い方が良い方は向いています。

    ドコモ回線

    ドコモ回線を選ぶべき人は、以下です。

    • SIMロック解除されたドコモ機種をお持ちの方
    • SIMロック解除が廃止された2021年10月1日以降のドコモ機種をお持ちの方
    • ドコモの通信エリアでないと繋がらない方

      • ドコモ回線の特徴は、山や海にも強い点です。

      山などでは高い木々などによって電波が遮られることによって、海では電波が届かないことによって、スマホの繋がりが悪くなりがちですが、ドコモでは専用アンテナや小型基地局を設置し、山でも海でもスマホが使えるようにしています。

      山の天気を調べたり、家族や友人に登頂や下山を知らせたり。登山中は、携帯電話を利用するシーンが多くあります。そこで、登山道でも「つながる」をめざして、ドコモが取組んでいる対策内容は、以下4つです。

      • 登山道対策専用アンテナを追加
      • 小型基地局を設置
      • ブースタ基地局を設置
      • 登山シーズン限定基地局を設置

      フェリーでの移動中や船釣り中でも、携帯電話が「つながる」をめざして、ドコモが取組んでいる対策内容は「海上対策専用アンテナを追加」「沿岸にある基地局の電波を発射する方向を調整」などです。

      au回線

      au回線を選ぶべき人は、以下です。

      • SIMロック解除されたau機種をお持ちの方
      • SIMロック解除が廃止された2021年10月1日以降のau機種をお持ちの方
      • auの通信エリアでないと繋がらない方

        • au回線の特徴は、キャンプ場や世界遺産での繋がりに注力をしている点です。

        KDDIはキャンプ場や世界遺産の電波対策を強化していますので、休日にそれらの場所に行く機会が多い方が向いています。

        auは4G LTE 800MHzで人口カバー率99.9％※のサービスエリアを提供しています。登山道や世界遺産、キャンプ場など様々な場所で快適にご利用いただけます。