auのpovo(ポヴォ)はeSIM対応は?

auのpovo(ポヴォ)はサービス開始直後はeSIMに対応しておりませんが、eSIMに対応する予定となっております。

povoでは最初は物理的なSIMを扱うためeSIM特化型のブランドではありませんが、eSIMの提供も今後検討していくとしています。

povo(ポヴォ)も当初は一般的にSIMカードとなってます。

これは予め電話番号や契約情報等といった「プロファイル」を記録し、通信をするために必要なカードで、スマホ内部にさしてあり、通常は抜き差しできるものを指します。

eSIMは物理的なSIMカードを挿さずに利用可能な電話番号をスマホに登録できる仕組みで、インターネット経由での申込との相性が良いです。

eSIM対応のスマホには、iPhone 8以降のiPhoneや、Google Pixel 5などがあります。

povo(ポヴォ)は物理的なSIMカードでサービス開始となりますので、通信できるようになるまでに以下の手順をたどります。

  • 携帯電話が自分に差し込まれたSIMカードの情報を読み込む
  • そのSIMカードで通信できるpovo(ポヴォ)ネットワークを検索する
  • povo(ポヴォ)ネットワークが見つかったら接続許可を求める
  • povo(ポヴォ)ネットワークがSIMカードに記録された「カードの個体番号(ICCID)」や「契約者の携帯電話番号」などの情報を契約者のデータベースと照合する
  • 「正しいSIMカードである」と判断したら通信を許可する

povo(ポヴォ)SIMカードのサイズは「標準」「micro(マイクロ)」「≪nano(ナノ)?」の3つがあり、自分が使う端末に合わせて選ぶ必要があります。

ただし、いずれのサイズでもモジュールの「中身」は一緒です。

povo(ポヴォ)では、ユーザーが端末に合わせてくりぬくサイズを選べる「マルチサイズSIMカード」1択となります。

auのpovo(ポヴォ)eSIM対応で何が変わる?

従来は、通信キャリアからもらったSIMカードをスマホに装着することで通信できるようになっています。

eSIMは、すでにスマホに組み込まれているSIMに遠隔操作でデータを書き込めるようになっています。

そのため、手軽に開通手続きができるというメリットがあります。

物理SIMを受け取る必要がないため、povo(ポヴォ)オンラインで契約から開通までの作業が完結します。

auのpovo(ポヴォ)eSIMとは?

eSIMはの「e」は「Embedded」の略です。日本語に直訳すると「組み込まれた」という意味です。

eSIMは電子機器に組み込まれた携帯通信デバイス用のSIMということになります。

電子機器に携帯通信デバイスを埋め込む場合、構造によってはスマホのようにSIMカードを入れ替えるのは困難です。そのため、eSIMは遠隔操作で契約情報を書き換えられるようになっています。

eSIMは取り外しはできませんが、契約後、ネットワーク経由で新たにSIMカード情報を書き込むことができるため、 使いたいときに申し込み、すぐに利用できるというメリットを持ちます。

auのpovo(ポヴォ)eSIMはスマホ埋め込み?

auのpovo(ポヴォ)でeSIM対応した場合は、形を持たないバーチャルなSIMとなります。

物理的なSIMカードではありませんので、これまでSIMカードが持っていたデータをスマートフォンの中に直接保存します。

SIMカードをデータ化すると言っても、写真やアプリと一緒の場所に保存するわけではありません。

不正に書き換えたり複製したりできないように厳重に保護された「セキュアエレメント」という専用の保存場所が用意された機種だけで使える機能です。

日本で買える機種では、最新のiPhoneのほか、AndroidならGoogleの「Pixel 4」などで利用できます。